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猫柳の少女
猫柳の下で座っている女の子の赤色混じりの白銀の髪が風になびく。
辺りを見渡してみたが、周りに柳はいないようだ。
とりあえず、女の子に声をかけようと、猫柳の木に近づいた。
見たこともない大きさの猫柳だ。普通の猫柳の5倍はあるかもしれない。
俺は猫柳に触れた、何ていえばいいのだろう。
神秘的?
安心感?
違う、既視感だ。
俺は、この木が懐かしい。
こんな大きな猫柳は見たら覚えていると思うのだが、
思い出せない…
それよりあの子だ。柳の居場所を知っているかもしれない。
女の子の近くまで近づき、声をかける。
「君、ここで何し…」
言葉は途中で途切れた。
この女寝てる、ぐっすりと、とても気持ち良さそうに。
重要なのはそこじゃない!
こいつは…




