私の記録⑧
更新遅れて申し訳ありません。
今週中完成予定です。
よければお付き合いください。
その後は一晩考えても答えはでなかった。
寝不足の目をこすりながらはやめに玄関から愛美の家から出て行く。
メモも残したので大丈夫だと思うけれど。
とりあえず制服を取りにいかないとね。
自分の今住んでいる家に向かって歩き始めて少ししたときに、私は立ち止まった。
家の近くに見覚えのある人が立っていた。
なんで?
自分自身ここからどうすればいいのかわからなくて、その場でその人を見つめていると、逆に相手が気がついた。
こっちにゆっくりと歩いてくるその人を見て、私は逃げ出すようにその場から離れた。
何をやってるんだろう。
せっかく昨日言われたのに……
今日しかないって……
それがどういう意味なのか正直なところまだわからないけれど、だけどその勇気が私にはまだなかった。
どうしていいかわからない。
そう思い立ち止まる。
そして近くのガードレールに腰を預けた。
時間がたつのをばんやりと待っていると、目の前を一台の車が通り過ぎたところですぐに停まった。
どうしたんだろう?
そう思った時には遅かった。
車から降りてきたのはあの人で、それを見た私は今度こそ逃げたくなくて硬直した。
「美佳ー」
それも私の名前を呼んでいるので、余計に体が硬直する。
えっと、どうしたらいいのかな?
こんにちは?
おはよう?
なんて言えばいいの?
私はどう話せばいいんだろう。
そう頭の中で考えているとあの人が抱きしめてくれた。
え……
「ごめんなさいごめんなさい……」
何度も耳元で謝られて、さらにどうしていいかわからない。
私はどうすればいいの?
何か言えばいいのかな?
お母さんって呼んでいいのかな?
私は……
「急にごめんね、とりあえずここじゃあれだから車に行こっか」
だけど私が考えるよりも先にお母さんが包容から解放すると、そう言って手をひいてくれる。
私はただなされるがままに車に入った。
そしてお母さんはおもむろに車を発進させた。
どこに向かうのかも言われない。
どういうことなんだろう。
私に会いに来たの?
それとも本当のお別れを言いにきたの?
お別れ……
だったらいいのにな……
私はネガティブなことを考え始めていた。




