第1章 学院編 剣を求めて
投稿少し遅れました!本日2話目です
ルミナス先生がとある部屋の前に止まる。
「ここが支給できる武器がある所。誰かしら先生が居ないと入れないから注意してね。」
そう言ってドアノブのない扉にルミナス先生が手をかざす。すると一瞬魔法陣が浮かび上がりガチャっと鍵の開く音が聞こえ扉が開き中へ入る。
「私はここで待ってるから自分に合う物を探しておいで、そんなに急がなくてもいいから、基本ここの卒業生や先生が作った物しかないからそんなに良いのは無いけどね」
僕は剣のあるコーナーへ、セレスティア第三王女は魔本がある方へ歩みを進める。
様々な形の剣があり、長剣から短剣、サーベルの様な物まである。どれも明らかに僕の使っている物より良質な剣ばっかだった。
1つ気になった剣があった。普通の剣と刀身の長さは変わらないが幅が少し細い。鍔は無く、柄頭、柄もシンプル。装飾など一切無い、他の剣と見比べても質素に感じるが何故かこの剣に目を奪われた。
実際に手に取ってみた。
細さの割にいつもの剣より少し重い。しかし握りやすく手に良く馴染む。自分の腕が剣になったかの様な馴染み具合があった。
僕はこの剣に決めた。ルミナス先生のところに戻る。
「いいのは見つかった?」
「はい、これにします」
「へぇ…その剣ね。その剣はね8年前にSクラスの剣士が使ってた物なの、しかもその子はレイマだったのよ…なにか惹かれ合うものでもあったのかしら?ちなみにその剣の名前は『無銘』使ってた本人はこいつを必要とするレイマが居れば譲ってやって欲しい。と言ってこの学校に寄付した剣ね」
「そんなことが…」
過去にレイマでSクラス、しかも同じ剣士。何か運命的な物を感じ取った。
セレスティア第三王女も戻ってきた。
「これに決めました…」
魔法のことは基礎程度しか知らないのでなんの話かさっぱりだった。僕たちは部屋を出る。
「ルミナス先生今日も修練場は使っても良いんですかね?」
「早速試したくなった?全然いいわよ〜、ただしあんまりあのカカシ壊さないでね」
「うっ、素振りだけにしてカカシに向かってやる時は木剣にします…」
「私も修練場行ってみようかしら。シレン君良かったら案内して貰ってもいいですか?」
「は、はい、大丈夫ですよ」
そうして2人は修練場に向かう。
修練場に着くとまだ誰も居なかった、意外とあまり使われてないらしい。それもそのはず。シレンはこの時知らなかったが、修練場とは別にシミュレーションルームなる物がある。幻惑魔法の一種でモンスターと戦える修練場もあるのだ。
僕が早速無銘を振るうため離れようとすると、
「カカシを破壊って先生が言ってたけど本当ですか?」
「え、あぁいや…」「シレンはカカシを両断した」
後ろなら声が聞こえ、そこにはエマがいた。
「シレン君の知り合いですか?」
「うん、と言っても最近知り合った」
「そうなのですね、ちなみに両断したのですか?」
「うん、一太刀でスパッと切ってた。」
僕は気まずくなりササッと離れ無銘を握り素振りをしてみる。
やはり初めから体の1部だったかのように扱いやすい。
氣を流してみても大丈夫そうだ
その後は木剣に変えカカシを使って鍛錬をする
途中でエマの八重醒の様子を見に行ったりして過ごしていると、寮へ帰る鐘がなる。
寮へ戻り風呂に入って、八重醒の鍛錬を行い就寝するのだった。
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