第1章 学院編 入学試験#1
第1章開幕!
目の前にそびえ立つのは細かい装飾のされた綺麗な門。整備された通りの先に冒険者ギルドよりも大きなお城に見えないこともない豪華な建物があった。
「す、すごい…」
「まぁミスフォートの学院はこの国の3本の指入るぐらい名門中の名門だからね、それ相応の見た目さ。じゃあ僕たちはここまで、シレン頑張ってね、また会った時は冒険にでも行こう」
「はい!ありがとうございました!!」
僕はフリークさん達と別れ、学院の門に近づいていく。
名門なだけあって入学希望者も多い、貴族のような人から、僕と同じような村出身のような人までいる。
貴族以外お断りという訳ではなく実力さえあれば合格できるらしい。
通りを進んでいると臨時で建てられたであろうテントに受験生はこちら!の看板がある。受験料は5000Lcだそうだ。僕はその並びの最後尾に並んだ。
しばらく待つと僕の番がやってきた。
「こんにちは!こちらのシートに名前、性別、年齢!それとメインで扱う武器の記入をお願いします!」
僕は言われた通りシートに記入していく。
「へぇ…扱う武器は剣と…魔剣士か何かを目指してるのかな?」
「は、はい。そんなところです…」
「魔剣士と魔拳士は今は珍しいからね、あ、剣と拳ね名前一緒だと困るよねぇ…あ!ここに受験料の5000Lcをお願いします!」
受験料を渡すと数字の書いた名札のようなものを渡された。
「こちら受験番号の扱いとなる名札です!君はG51番!もうちょっと先に詳細の書いたボードがあるから、それを確認してね!頑張ってね〜」
ここの学生であろう受付の人に指を刺された場所に移動する。
そこにはAからGまで各日程が書いてあった。
Gの番号は明日の正午の鐘がなる刻に指定の広場に居る事、受験用の武器は学院が用意する為手ぶらでも良いと書いてあった。
(明日の正午か…とりあえず安い宿で明日に備えようかな)
僕は踵を返し学院を出ようとした時背後にいた人に気づかずぶつかってしまった。
「す、すみません!」相手もフードで顔を隠していたが、目が合った。一瞬だったが僕と同じレイマに見えた。
「…邪魔。」
「ご、ごめんなさい!」僕は足早にその場を移動した。
(レイマのように見えたけど気のせいかな…?)
僕は同族が受験生にいるかもしれないとワクワクしながら宿を探しに学院を出た。
門を出て宿を探そうと思ったが場所がわからない…キョロキョロしてると門番の人に話しかけられた。
「君も宿探しかい?」
「あ、はい!そうです!でも宿街がどこにあるか分からなくて…」
「遠くから来た子達はみんなそんな反応するからわかったよ、宿街は…」
門番の人にルートを教えてもらいお辞儀をしてその通りに移動する。10分ほど歩くと宿街が見えてきた。看板を見ながら歩き安い宿を探す。すると"学院受験生のみ1泊500Lc!"と書かれた看板を見つけた、しっかりした宿なのにいちばん安い。
僕はその宿"星屑の炉亭"ドアを潜った。
「いらっしゃい!ようこそ星屑の炉亭へ!」
受付の女性にこっちこっちとジェスチャーをされ向かう。
「こんにちは〜今日は宿泊希望で良かったかな?」
「はい、受験生500Lcを見て」
「受験生ね〜一応受験番号の書かれた名札を見せてもらってもいいかな?」
僕は受験番号の名札を見せた。
「ありがとう〜何泊にする??」
試験日と合格発表の日を加味して僕は3泊でお願いします。と言った。
「はいはーい3泊ね、1500Lcになります!朝と晩に簡単なご飯付きで浴場も1階にあるよ」
正直ご飯浴場付きで1泊500Lcは破格だ。
「部屋の鍵渡すね〜部屋は302号、正面の階段で3階に行ってもらって左側を進むとあるよ!」
「ありがとうございます、お世話になります」
僕は部屋に向かった、部屋にの雰囲気は暗色でか部屋天井にキラキラした物が付いている夜空をイメージしているのだろう。僕は1人用のソファに腰かけゆっくりした後、浴場に向かい体を綺麗にし晩御飯を頂いて明日に備えよ早めに眠る事にした。
次回は入学試験!
シレンは合格できるのでしょうか…
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