集まり始める面々
語彙力が、なさ過ぎです!(元々ですが……)
申し訳ないです。
「あれがリユート村ですか」
「ええ、なんでも新しい保存食や建材に、白炭という有用な炭を発明した村です」
(なるほど、ここに転生者が居るんですね。 どんな方でしょうね)
私の名は『木村稔』。 約一年ほど前に、この世界に転生してきた、日本人である。
年末の仕事をなんとか乗り切り、やっと家族と再会できると地元に帰ってきたのだが、駅の改札口に向かう途中、階段に足をとられ、気付いた時には変な空間に佇んでいました。
「はあ、やっと誰かに会える機会が来ましたか……」
「えっ? なにか、おっしゃいました?」
ガタゴトとなる馬車の中から、草原に続く道のさきを眺め、呟いた言葉は期待に満ちていた。
「いえ、ただの独り言ですよ。 ははは」
(現代知識の再現で、けっこう儲けてるらしいですが、どんな方でしょうか)
私だけしか居なかったあの地から、だいぶ遠くまで来ましたね。 複数の方が居るといいんですがね。 どうなんでしょう……
出来れば、あの人が居てくれることを願いましょう。
◇◆◇
ここはこの大陸の北、人が暮らすには難しく、厳しい辺境の地にある『リユート村』だ。
そして、ここ最近あちこちの町や村で、話題にのぼる村だ。
俺が今いる場所は、この村唯一の宿屋『森兎のねぐら』の食堂内である。
そして、いま俺の目の前には、何時ぶりかは忘れたが懐かしの料理たちが、テーブルの上にところ狭しと並んでいる。
唐揚げ、豚カツ、焼き肉、肉じゃが、どれもこれも懐かしい料理だ。
俺は『いただきます!』と、手を合わせてから、料理を堪能する。
だが、そんな食事を前にして、俺の連れは浮かない顔で、料理をフォークで突付いている。
「んー、うまい! やっぱ食事は大事だよな、理恵」
「うん、そうね……」
俺は『田上徹』年齢は16歳、高校…… いや、ここ異世界に転生し、英雄を目指す元高校生だ。
そして俺の言葉に、どこか上の空な返事をしたのは、俺の妹『田上理恵』である。
「なんだよ、浮かない顔して…… せっかく、美味い飯にありつけたんだ、もっと喜べよ」
「ん〜、でもさあ、これを発明した人に会えなかったんだよ。 ちょっと、ショック……」
まあ、分からんでもないな。
せっかく異世界転生なのに、この世界はめっちゃ田舎だもんな。
大きな街も大したことない造りだったし、トイレとか和式どころか穴だけだし、風呂も水浴びみたいのしか無いしな。
「ふぅ…… しょうがないよ、魔の森に出掛けてるって言ってたし、俺ら二人じゃ危険なんだと止められたらさ、待つしかないじゃん。 マリー商会だっけ? あの、お姉さん」
「うん、マリアンヌさんね。 はあ、会いたかったな〜」
でも、魔の森とかヤバそうだが、どうなんだ、実際…… 生きて会えんのか?
「まあ、食え。 何日か様子見ようぜ」
「タツヤさんか…… どんな人だろうね。 この村の英雄とか、すごいよね」
ふっ、どんな奴かなんて、俺たちに掛かれば、大したことないって。 見てろよぉ、俺らだって負けてらんねぇぜ!
「その英雄さんのご帰還までによ、ひと稼ぎしとこうぜ。 そうすりゃあさあ、俺らも英雄の仲間入りだぜぇ」
「ええー、やだー! あたし休みたいんだけどぉ。 お兄ちゃん、一人でいいじゃんさぁ……」
可愛く頬を膨らましたって、どうせ一人になると不安がるんだろ。 みっちり扱いて、レベルアップさせてやんぜ! はっはっはー!
◇◆◇
ダンジョン前の出来事を報告した翌朝、リユート村の様子を見にいくケントさんたちを見送り、俺は空を見上げていた。
たしか、この世界に来たときも、こんな感じに薄ら寒い風が吹いていたっけ……
「うーん、もう一年が過ぎたんだよな…… ぶえっ、クッション!! おお……」
「おお、大丈夫か、あんちゃん」
感慨にふけっていたら、急にくしゃみがでて、思いっきり鼻水が垂れてしまった。
俺は懐からハンカチを出して、鼻の周りを拭く。
「ああ、すびばせん…… はい、大丈夫ですよ」
「はっはは、大事にしろよ。 あんちゃんが寝込むとか、一大事になんぜ。 マリーがすっ飛んでくんぞ」
「「「ちげぇねぇ」」」
ドワイトさんの心配の言に『そんなことは』という言葉をもらすも、その場にいた皆に笑われてしまい、俺の言葉は掻き消されてしまった。
その日の活動は、ドワイトさん達とダンジョン前のことを話し合い、武器の手入れや回復アイテムを補充したりと、やるべきことの準備に追われ、一日を過ごすこととなった。
そんな感じに過ごすベースキャンプの面々もやる事は多く、明日から始まる工事に向けて、その下準備を進めていく。
いまリユート村には、異世界からの客人が少しずつ集まりだしているという事実は、まだ俺のもとには伝わらず、その事を知るのは、もう少し先のこととなる。
「では明日から、よろしくお願いしますね」
「おう、任せとけ! あんちゃんの道をつくんのは、オレらの仕事だかんな!」
「「「がんばりやす!!」」」
ベースキャンプとダンジョン迄の通り道をつくる事となり、ドワイトさん達から威勢のよい声があがり、夕闇がせまる森に響き渡った。
すっごく、雑な感じになった感がひどいかも……
読みづらかったら、すみません。頭が働かないです。
こんな感じに、今後も進むと思いますが、よろしくお願い致します。




