表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
28/169

学園27

教官の号令には従わないといけないのだが、まだ、髪の直っていないリナを放置する訳にもいかず、戸惑っていると、



「ミィオ気を付け」



リナは、そう優しく微笑みながら言うと、何事も無かったかの様にリムルから視線を外して、教官の方を向く。



「ごめんッス……」



教官の方を向いったきり自分の方を見ないリナに、か細い声で謝罪をしてから教官の方を向いた。



教官は、上級生と下級生が自分の方に目が向いている事を確認すると、



「上級生は分かっているだろうが、これより説明する」



声を張り上げて全員に聞こえるように声を出すのだが、



「これより、シミュレータを使った一対一の模擬戦を行う。ミュレータは五番と六番を使う。順番は若い番号からだ」



説明は一瞬で終わった。



その短い説明に困惑する下級生とは裏腹に上級生は不敵に笑う。



そして、上級生の列から一番端にいた生徒が抜け出すと、



「そっちも来な」



手招きをしながら下級生を呼び出す。



一番若い番号の下級生は慌てて列から出ると、シミュレータの前まで行き、上級生はシミュレータの前まで来た下級生の前でパイロットカードを出し、



「良いか、お前もパイロットカード出すんだ」



下級生にも、自分と同じようにするよう促していく。



下級生は上級生に言われるがままに、あたふたしながらもパイロットカードを取り出すと、上級生は下級生の手にしているパイロットカードを指で指し、



「そのパイロットカードをシミュレータの横にある差込口に入れるんだ」



そのまま指をずらした先には、シミュレータの横にある細長い差込口がある。



下級生は言われた通りに、自分のパイロットカードをシミュレータに挿し込むと、



『ピポンッ!!』



軽やかな電子音がなって、シミュレータのドアがゆっくり開かれる。



「それでシミュレータに入れるようになったから、シミュレータを無意味に使用されないようにする為と、健康管理、使用服歴とかの為に、パイロットカードが無いと中には入れないから覚えておきな」



そう言って上級生はシミュレータのドアを開けると、下級生を連れてシミュレータの中に入っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ