プロローグ編071/【上抜 吟芯(うえぬき ぎんしん)】サイト0/二次創作クリエイター募集3
突然のご本人登場に【ファン】達は歓喜に震えた。
サインを求めて大騒ぎになったのをスタッフが制止する。
スタッフに控え室に案内される【にゃにゅにょ】に向かって、【吟芯】は、
『あの・・・
【にゃにゅにょ先生】、済みません。
その格好・・・
ひょっとして、【最強のクアンシリーズ】のコスプレですか?
【最強の何か?】の【コスプレ】は大きく分けると7つに分類されると聞きます。
1番上が、【銘公式】、
2番目が【最公式】、
3番目が【特公式】、
4番目が【上公式】、
5番目が【(中)公式】、
6番目が【下公式】、
7番目が【非公式】、
となっているそうです。
【最強の何か?】からの直接の加護が付くのは、
【銘公式】、
【最公式】、
の2つのみ、
間接的に付くのが
【特公式】、
【上公式】、
のみ、
【最強の何か?】とは直接関係ない応援している何かからの加護が付いているのが
【(中)公式】、
【下公式】、
のみだとされているそうです。
【非公式】、
は文字通り公式では無いため、ただのコスプレだそうです。
【非公式】の中でも細かくランク分けなどがされている様ですが、【非公式】は【非公式】であるとも言われて居るそうです。
先生はどこかに属していらっしゃるのですか?』
と思わず聞いてしまった。
ぶしつけな質問だと思って1瞬、後悔していたが、【にゃにゅにょ】は、
『私は、【下公式】。
下から二番目です。
でも少しばかり加護を得られているので、私の様な若輩者でも【創作】の技術のサポートをいただいております』
と答えてくれた。
【吟芯】は、
『ありがとうございます。
後、こっちに居るのはボクチンの後輩になる、【クアンニュアちゃん】です。
生まれて間もないので会員番号は、ここに参加している先生の【ファン】の中では一番番号が多いと思いますが、熱意では負けてないと思っています。
どうかよろしくお願いします』
と言った。
【先輩】として、【後輩】の【クアンニュア】の事をアピールするのを忘れていない。
一番、新米のファンだからと思って発言などを遠慮していた【クアンニュア】は、
『先輩・・・感謝するにゅあ。
ボキュは【クアンニュア】にゅあ。
先生のファンにゅあ。
どうかよろしくにゅあ』
と言って頭を下げた。
【ラスボス】が頭を下げるなど前代未聞である。
【にゃにゅにょ】は、
『そう。
よろしくね【クアンニュアちゃん】。
名前、覚えたよ』
と言って控え室に向かった。
【クアンニュア】は、
『はわぁぁぁぁぁぁっ。
先生が名前を覚えてくれたにゅあ。
嬉しいにゅあぁぁぁぁっ』
と叫んだ。
それは小さな子が憧れていた存在にあってよくして貰った事を喜ぶ姿に見える。
とてもそれが、【異能】を喰らう、この世界最強の【ラスボス】だとは思えない光景だった。
【吟芯】は、
『良かったね、【クアンニュアちゃん】』
と言った。
【クアンニュア】は、
『先輩にもホントに感謝にゅあ。
何処までも着いて行くにゅあ。
これからもご指導ご鞭撻、よろしくにゅあ』
と無邪気に喜んだ。
【吟芯】は、
『だが、忘れて貰っては困るな。
ここはたった7席しか提示されていない先生の作品の【セカンド・フェイバリット・クリエイト・ユーザー】の権利を賭けた戦場だ。
【クアンニュアちゃん】ともここでは敵同士。
お互い、正々堂々と戦おうじゃないか』
と言って握手を求めて来た。
【クアンニュア】も、
『もちろんにゅあ。
先輩と言えども負ける訳には行かないにゅあ。
でも、どっちも権利を貰えると良いにゅあね?』
と握手に答えた。
【吟芯】は、
『全く同感だ。
ライバルであると言う事もあるが、席は7席ある。
つまり、ボクチンと【クアンニュアちゃん】が両方選ばれると言う未来もあるんだ。
出来ればそうなると良いな』
と答えたのだった。




