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(ファーブラ・フィクタイズム2)【オープス・パルマーレ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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55/68

プロローグ編055/【芦原 涼天(あしはら りょうてん)】サイト0/【黒闇の存在】と【黒闇のゲーム】8

 【右中】は【黒闇】に戻って言った。

 【デュウェヴィル】は、

『けひひひひ・・・

 勝利、おめでとう。

 これで、【右中様】の保有【ゲーム数】は、【55】。

 お前の【ライフ・ポイント】は、【87】になった訳だ。

 後、13回だ。

 次の現場で待ってるぜ。

 じゃあな・・・』

 と言って消えようとした。

 その時、

「待て・・・

 その・・・

 彼女は・・・元気でやっているのか?」

 と聞いた。

 【涼天】である。

 【涼天】は、【左薬】となってしまった【香秋】の安否が気になっているのだ。

 辛い思いをしていないか?

 人間で無くなってしまったが、ショックを受けていないか?

 【涼天】は彼女に尋ねたい。

 だが、【香秋/左薬】はまだ、一度も【涼天】の前に現れていない。

 10名の【黒闇の存在】の内、【涼天】の前に現れた【回数】/【ゲームの回数】と現在保有している【ゲーム数】は以下の様になっている。


 【右親(うしん)】/【右手の親指】、

 【ゲームの回数】/【8回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【67種類】


 【右差(うさ)】/【右手の人差し指】、

 【ゲームの回数】/【9回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【54種類】


 【右中(うちゅう)】/【右手の中指】、

 【ゲームの回数】/【11回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【55種類】


 【右薬(うやく)】/【右手の薬指】、

 【ゲームの回数】/【10回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【38種類】


 【右小(うしょう)】/【右手の小指】、

 【ゲームの回数】/【10回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【42種類】


 【左親(さしん)】/【左手の親指】、

 【ゲームの回数】/【12回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【64種類】


 【左差(ささ)】/【左手の人差し指】、

 【ゲームの回数】/【10回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【57種類】


 【左中(さちゅう)】/【左手の中指】、

 【ゲームの回数】/【11回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【46種類】


 【左薬(さやく)】/【左手の薬指】、

 【ゲームの回数】/【0回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【10種類】


 【左小(さしょう)】/【左手の小指】、

 【ゲームの回数】/【0回】、

 【現在の保有ゲーム数】/【18種類】


 以上である。

 ちなみに数が合わないと思われるかも知れないが、【涼天】の最初の【ライフ・ポイント】は、【6つ】からスタートしていると言うのを付け加えて置く。

 見ての通り、

 【黒闇の存在】になりたての【差薬】/【香秋】と【左小】の2名は、【保有ゲーム数】の数も少なく、【涼天】の前にはまだ一度も現れていない。

 【涼天】はひょっとしたら存在していないのか?と不安に思っている。

 だから、【デュウェヴィル】に思わず尋ねてしまったのだ。

 【デュウェヴィル】はそれを知って知らずか、

『けひひひひ・・・

 どうだろうなぁ・・・

 気になるのかぁ?』

 とからかってきた。

 【涼天】は、

「あぁ・・・

 気になる・・・」

 と答えた。

 小学生時代とは違う。

 今なら、自分の気持ちに正直になれる・・・とは言わないまでもある程度は自分の気持ちを素直に言える様になっている。

 【デュウェヴィル】は、

『ばぁ~か・・・

 教えねぇよ。

 じゃあ、またなっ』

 と言って消えたのだった。

 後に残された【涼天】は、

「・・・」

 沈黙と言う反応だった。

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