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(ファーブラ・フィクタイズム2)【オープス・パルマーレ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編054/【芦原 涼天(あしはら りょうてん)】サイト0/【黒闇の存在】と【黒闇のゲーム】7

「ありがとう。

 これで、私達は友達だね。

 だったら、一緒のグループを組んでも全く問題ないよね?

 だって、友達だもん【間違い10箇所目/友達だもんじゃなくて友達でしょ?】。

 赤の他人じゃないもん。

 友達なら同じグループでも良いでしょ?」

 と他の子供達に言った。

 他の子達は、

「・・・仕方ないなぁ・・・」

「【香秋ちゃん】には負けたよ【間違い10箇所目改め間違い11箇所目/【香秋ちゃん】には負けたよじゃなくて・・・ったく【香秋ちゃん】には勝てないよなぁ】」

「じゃあ、私達も一緒にグループを組みたい。

 一緒で良いでしょ?」

「友達の友達は、友達だって事だな。

 仕方ない。

 入れてやるよ、そいつも」

「嫌いって言った事は忘れてよ。

 仲良くやろ」

 と言って、グループを組んだ。


 以上である。

 【1箇所】増えたのと間違いの指摘を間違えていた場所を【2箇所】見つける事に成功したが、まだ、【11箇所】である。

 後、【2箇所】足りない。

 何かが抜けている。

 更にまた考えたが、今度は何も間違いを見つける事が出来なかった。

 【涼天】は、

(これで完璧なはずだ。

 俺は記憶を絞り出したはず。

 抜けは無いはずだ。

 これ以上は間違いは無い・・・はず・・・

 いや・・・記憶違いなのか?

 何か思い違いをしているのか?

 わからない・・・

 どういう事だ?

 このままだと【ライフ・ポイント】が減ってしまう・・・

 どうしたら・・・

 何が間違っている?

 何が・・・

 何・・・

 ・・・はっ・・・

 顔だ。

 顔が間違っている。

 正直、俺は辛い時期だったから、覚えて無かったが、【担任の教師】は【双子の姉妹】だったはずだ。

 俺には判断つかなかったが、【双子の妹】が近くの【学校】に勤めているとクラスの奴が言っていたのが聞こえた事がある。

 だから、たぶん、【担任の教師の顔】が違うんだ。

 だとすればこれで【12】だ。

 後、1つ・・・後、1つだ・・・

 何がある・・・

 記憶をたどれ・・・

 何がおかしい・・・

 ・・・はっ・・・

 時計だ。

 時計がおかしい。

 時計の文字盤が、逆向きになっていた。

 何だかおかしいと思った違和感はそれだ。

 そうに違いない。

 これで【13】だ)

 と思うに至り、【涼天】は、

「・・・13箇所、見つけたぞ。

 【間違い1箇所目/席を外しますじゃなくて職員室に行ってきます】、

 【間違い2箇所目/30分後にでは無く、30分くらいで】、

 【間違い3箇所目/どうする?じゃなくてどうすっか?】、

 【間違い4箇所目/風邪とかでさぁではなくて風邪で休んでもらおうよ】、

 【間違い5箇所目/優しすぎるんだよじゃなくて優しすぎるって】、

 【間違い6箇所目/そんな事言うから、【涼天くん】が孤立しちゃうんだよじゃなくてそんな事言うの良くないって】、

 【間違い7箇所目/誰も組むつもりが無いなら、私と【涼天くん】がグループを組むよじゃなくて私、【涼天くん】とチームになるよ】、

 【間違い8箇所目/2人だけで、グループ組めるかどうか先生に聞いてみるから良いもんじゃなくて2人だけで、グループ組めるかどうか先生に聞いてみるから・・・】、

 【間違い9箇所目/妥協しておく?じゃなくて妥協しちゃおっか】、

 【間違い10箇所目/友達だもんじゃなくて友達でしょ?】、

 【間違い11箇所目/【香秋ちゃん】には負けたよじゃなくて・・・ったく【香秋ちゃん】には勝てないよなぁ】、

 【間違い12箇所目/担任の教師の顔が双子の姉から妹に変わっている】、

 【間違い13箇所目/時計の文字盤が逆向きになっている】、

 ・・・だ。

 この13箇所が間違えている」

 と答えた。

 【右中】は、

『それは【ファイナル・アンサー】か?』

 と聞いた。

 【涼天】は、

「【ファイナル・アンサー】・・・確定だ」

 と答えた。

『・・・ちっ・・・

 命拾いしたな・・・

 次は負けない・・・』

 と言って闇に飲まれてフッと消えた。

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