プロローグ編053/【芦原 涼天(あしはら りょうてん)】サイト0/【黒闇の存在】と【黒闇のゲーム】6
「ありがとう。
これで、私達は友達だね。
だったら、一緒のグループを組んでも全く問題ないよね?
だって、友達だもん。
赤の他人じゃないもん。
友達なら同じグループでも良いでしょ?」
と他の子供達に言った。
他の子達は、
「・・・仕方ないなぁ・・・」
「【香秋ちゃん】には負けたよ【間違い10箇所目/【香秋ちゃん】には負けたよじゃなくて・・・ったく【香秋ちゃん】には勝てないよなぁ】」
「じゃあ、私達も一緒にグループを組みたい。
一緒で良いでしょ?」
「友達の友達は、友達だって事だな。
仕方ない。
入れてやるよ、そいつも」
「嫌いって言った事は忘れてよ。
仲良くやろ」
と言って、グループを組んだ。
以上である。
数えたが、【10箇所】しかない。
【3箇所】足りない。
何かが足りない。
何が抜けている?
何を間違えている。
再び考える。
もう一度、整理する。
以降、再度、間違いの指摘のシーン
クラスの【担任教師】は、
「はい、みんなぁ~。
仲の良いお友達で5人か6人かでグループを作ってねぇ。
遠足の班を作るよぉ。
仲間はずれが出ない様に、余っている子は仲間に入れてあげてねぇ~
はい、グループを作って。
先生はちょっと席を外します【間違い1箇所目/席を外しますじゃなくて職員室に行ってきます/間違っていない】。
30分後に【間違い2箇所目/30分後にでは無く、30分くらいで/間違っていない】戻ってくるからグループを作っておいてね」
と言って、教室を出て行った。
子供達は、
「おい、どうする?【間違い3箇所目/どうする?じゃなくてどうすんだ?でもなくてどうすっか?/訂正】」
「あいつ(【涼天】)を仲間にしてもつまんないよなぁ」
「俺、あいつと同じグループになりたくないよ」
「あ、私もぉ~」
「適当にグループに入れちゃえば良いんじゃない。
後は無視してれば良いよ」
「俺、あいつ嫌ぁい」
「僕も」
「あいつ、遠足休んでくれないかな?
だとしたら仲間に入れなくて良いんだけどな」
「そうそう。
風邪とかでさぁ【間違い4箇所目/風邪とかでさぁではなくて風邪で休んでもらおうよ/間違っていない】・・・」
などと残酷な事を言う。
【涼天】は、
「・・・」
と無反応だ。
中略・・・
子供達は、
「えぇ~、【香秋ちゃん】、あいつと一緒のグループになるのぉ~」
「私やだよぉ~」
「あいつと組むなら私は他の子とグループに入るよ」
「そうだよ。
【香秋ちゃん】、優しすぎるんだよ【間違い5箇所目/優しすぎるんだよじゃなくて優しすぎるって/間違っていない】。
あんな無愛想な奴、ほっときゃ良いんだよ」
などと言う。
【香秋】は、
「そんな事言うから、【涼天くん】が孤立しちゃうんだよ【間違い6箇所目/そんな事言うから、【涼天くん】が孤立しちゃうんだよじゃなくてそんな事言うのは良くないよでもなくてそんな事言うの良くないって/訂正】。
良いよ別に・・・
誰も組むつもりが無いなら、私と【涼天くん】がグループを組むよ【間違い7箇所目/誰も組むつもりが無いなら、私と【涼天くん】がグループを組むよじゃなくて私、【涼天くん】とチームになるよ/間違っていない】。
2人だけで、グループ組めるかどうか先生に聞いてみるから良いもん【間違い8箇所目/良いもんとは言っていない/間違っていない】」
と言った。
子供達は、
「えぇ~?
何でよぉ~」
「【河本】、【芦原】の事、好きなのぉ~?」
「夫婦だ、夫婦」
「エッチだ。
何かエッチだ」
「ひゅー、ひゅう」
「夫婦、夫婦、夫婦」
などとからかう。
【香秋】は、
「良いねぇ~。
じゃあ、いっその事、本当に結婚する?
今は無理でも将来、結婚する?
フィアンセって事にしちゃおっか。
許婚ってやつだね。
よろしくね、ダーリン」
と子供達のからかいに対抗して、【夫婦】と言う事を肯定する。
だが、この頃の【涼天】は素直になれず、
「別に・・・
1人でも良いし・・・」
と強がった。
そんな【涼天】の弱さも感じ取っていた、【香秋】は、
「ありゃりゃ・・・
フラれちゃったかなぁ~。
私、君となら、一緒になっても良かったんだけどなぁ。
残念。
じゃあ、夫婦は駄目なら、恋人って事で妥協しておく?【間違い9箇所目/妥協しておく?じゃなくて妥協しちゃおっか/間違っていない】
私達、お互いを知らないからね。
そりゃ、知らない者同士じゃ夫婦にはなれないか。
じゃあ、お互いを知るために恋人って事で・・・
駄目かな?
よろしくお願いします。
駄目?」
と再度、アタックしてきた。
だが、【涼天】は、
「・・・」
と無言で返した。
そこで、【香秋】は、
「これも駄目?
じゃあ、お友達からって事で・・・
よろしくお願いします」
と言って手を差し伸べた。
流石の【涼天】もこのままじゃ不味いと思ったのか、
「・・・ん・・・」
と言って、彼女の手のひらに、指先をちょこんと置いて見せた。
これが当時の彼にとって勇気を振り絞った行動だった。
【香秋】は、
「これは、お友達になってくれるって事で良いのかな?
お友達・・・になったんだよね?」
と尋ねた。
それを上目遣いで、言われて【涼天】は耳まで真っ赤になって、
「・・・ん・・・
よ、よろしく・・・」
と答えた。




