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(ファーブラ・フィクタイズム2)【オープス・パルマーレ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編049/【芦原 涼天(あしはら りょうてん)】サイト0/【黒闇の存在】と【黒闇のゲーム】2

 邪魔者も消えたと言う事で、【涼天】は、【使い魔】/【デュウェヴィル】に【黒闇の存在】を【召喚】する【ルーレット】を出してもらった。

 【デュウェヴィル】は、

『けひひひひ・・・

 良いことを教えてやろう。

 お前の今の【ライフ・ポイント】は【86】だ。

 今まで、コツコツ1つずつ86まで溜めたのは見事だよ。

 そこで朗報だ。

 今までは、【ライフ・ポイント】1つに対して、【ゲーム】も1つだった。

 お前にとっては1つずつ減らして行かなければならず、モヤモヤしていたんじゃないか?

 だが、【ライフ・ポイント】が【100】に達したら、【ライフ・ポイント】の10分の1まで賭けられると言う事にしてやるよ。

 後、14回、【召喚】して勝てば、【100】になるだろ?

 【100】になった時の特典としてつけてやるよ。

 つまり、【左薬様】は現在、【10種類】の【ゲーム】を保有していらっしゃるから最短で、1度の【召喚】で【左薬様】を【人間】に戻せるかも知れないぞ。

 まぁ、その時の【ゲーム】で10連勝しないと意味が無いがな。

 それに、【100】になる頃には【左薬様】の【保有ゲーム数】も増えているかも知れないから、1回で終わるとは限らないしな。

 だが、それでも、いつ【召喚】出来るかわからない状況を何度も繰り返すよりは、ずっと良いだろ?』

 と言った。

 【涼天】は、

「あぁ・・・

 その事には感謝する」

 と言った。

 【デュウェヴィル】は、

『けっ・・・

 つまんねぇリアクションだな。

 もっと喜べよ。

 サービスしてやった甲斐がねえじゃねぇかよ』

 と文句を言った。

「済まないが、リアクションは苦手なんだ。

 俺はこういう性分なんだ。

 理解してくれ」

『けっ・・・

 わかったよ。

 ったく、反応が鈍いと、こっちは面白くねぇんだよ。

 もう少し、リアクション取れる様になれよな』

「だから、すまないと・・・」

『わかったよ。

 じゃあ、【ルーレット】回すぜ。

 いつもの様にボタンを押せ。

 良いな』

「あぁ、頼む」

 と言って、回った【ルーレット】のボタンを押す。

 ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピピ・・・ピピピ・・・ピピピ・・・ピピ・・・ピピ・・・ピ・・・とだんだん遅くなり、止まる。

 止まった場所は、【右中】。

 【涼天】にとってはハズレだ。

 そうそう、都合良く、【左薬】の所に止まる事はない。

 【デュウェヴィル】は、

『けひひひひ・・・

 よし・・・

 止まったな。

 じゃあ、【右中様】だな。

 【右中様】を呼び出すぜ。

 【右中様】の現在の【保有ゲーム数】は、【56】だ。

 その中でお前でも勝てる【ゲーム】に当たれば良いな。

 俺の目的はお前の魂を奪う事だが、1回くらい【100】まで到達させて、ゲームをスリリングに持っていきたいからな。

 伸るか反るかの展開。

 そうじゃなきゃ、【ゲーム】は面白くねぇからな』

 と言った。

「ご託は良い。

 早く呼び出してくれ」

『ちっ・・・

 お前が無口だから、代わりに俺がしゃべってやってんだよ。

 少しくらい話をさせろよな。

 まぁ、良い。

 呼び出すぜ・・・

 ・・・我は【召喚】を司る【黒闇の存在】の【使い魔】なり。

 我呼びかけに応じて、【顕現】されたし。

 【右中様】、【招来】』

 と唱えたかと思うと、辺りが急に暗くなる。

 元々、暗い場所だったが、更に【闇】が深くまる。

 その【闇】からじわっと何かがにじみ出てきた。

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