プロローグ編022/【陰陽 瞳態(おんみょう どうたい)】サイト0/結局、全員話に乗った
【瞳態】は、自分と同格の【男性ラスボス】/【フォヲン】の元を訪れていた。
【フォヲン】は、
『何の用だ【瞳態】?
こっちはお前なんぞと話す事は無いぞ』
と言った。
【瞳態】は、
『まぁ、聞け。
【フォヲン】、お前は今のままで満足なのか?
どうなんだ?』
と聞いた。
【フォヲン】は、
『どういう意味だ?
俺は【ラスボス】としてそれなりにやっている。
不満など特に無い』
と言った。
【フォヲン】とは、どういった【ラスボス】なのか?
それは、【勇者】と【勇者】が大切にしている【女性】を賭けた勝負をする事に特化した【ラスボス】であると言える。
【勇者】は【フォヲン】に勝つと名誉と財を得る。
その代わりに負けたら【勇者】が大切にしている【女性】の【心】を奪い、その【女性】は、【フォヲン】の【虜】になり、彼のハーレム要員の1人になってしまうと言う。
それを承知で挑む者だけに挑戦権が与えられる。
好きでもない【女性】を大切な女性だと偽って挑めば【死】が与えられる。
そう言う試練を与えるタイプの【ラスボス】である。
無類の女好きである【フォヲン】にとっては他者の女を奪えると言う事に至上の喜びを見いだしており、不満は無い。
そう言う事である。
【瞳態】は、
『てめぇは良い女が欲しいのだろう?
なら良い話がある。
【世界他外】は知ってるな?』
と言った。
【フォヲン】は、
『あそこは不可侵領域だ。
俺達が挑むべき場所ではない。
俺はあくまでも【宇宙世界】レベルでの【ラスボス】だ。
それ以上でもそれ以下でもない。
俺は、【宇宙世界】の中で初めて万能で居られる。
それ以上の【世界】へ挑戦するつもりはない。
上には上が居る。
敵わない相手に挑むほど俺は愚かではない。
それくらいはわきまえている。
聞いて居るぞ。
お前はそこに挑戦して、しっぽを巻いて逃げて来たと。
馬鹿な奴だ。
お前の様な愚か者と俺が同列に扱われているのは俺としては不満だ。
お前の馬鹿な挑戦に付き合うつもりはない。
わかったら帰れ。
お前と話す事は無い』
と突っぱねた。
【瞳態】はかなりカチンと来たが、気持ちを抑えて、
『【吟芯】の奴が、面白い技術を持っているのがわかった。
残念ながら、そいつを味わうことは出来なかったが、それの劣化版なら体験する事が出来る。
俺はその契約をしてきた。
どうだ?
てめぇも一口乗らねぇか?
【宇宙世界】に居ながら、【世界他外】の超絶戦闘を操れるって話だ。
お前も男なら・・・』
と言った。
【フォヲン】は、
『男とか女とか関係ない。
だが、ちょっと興味あるな。
試しに話してみろ?
もう、少しだけなら話を聞いてやっても良い』
と言った。
上から目線が気に入らない。
話すのを止めてやろうかとも思ったが、ライバルとして認めているのは【フォヲン】では無く、【吟芯】だ。
【吟芯】に勝つためならと怒りを堪えて話を続けた。
話を聞いた【フォヲン】は、
『ふぅん・・・
まぁ、参加してやらなくも無いな・・・』
とつぶやいた。
【瞳態】はこの屈辱を後、6回繰り返さないと行けないのかと思うと怒りでどうにかなりそうだった。
この怒りの鬱憤は、誘った7名を【絶会】でボコボコにして晴らそうと思うのだった。
中継としては同じような事を6回繰り返すので割愛させてもらう。
追加情報としては、6回を繰り返している内に、【女性】の同格である、
(08)【ジャンヴォ】/【女性】、
(09)【ファトゥアル】/【女性】、
(10)【キュレウィ】/【女性】、
も話を聞きつけ結局乗ったと言う事である。
8名しか選べないのに参加者が11名居る。
つまり、3名は【キャラクター】を選べないと言う事を意味していた。
はてさて、どうなる事か?




