プロローグ編021/【陰陽 瞳態(おんみょう どうたい)】サイト0/同格を誘う
【瞳態】は、
『ふざけんな・・・』
と不満を口にした。
彼が不機嫌なのはいつもの事だが、今回には理由がある。
それは、元8無の【アン・カリティクル】達で【瞳態】に名づけられた
【一葉】、
【二音】、
【三菜】、
【四真】、
【五良】、
【六月】、
【七瀬】、
【八重】、
の8名に【絶会】への【ライセンス】の契約のキスを受けたが、1名が操れるのは【1キャラ】のみになっていたという。
つまり、たった8キャラのトーナメント戦しか開けないと言う事になる。
しかも、【1キャラ】に対して、【プレイヤー側】は、1名にしか対応していない。
要するに、8名の【トーナメント戦】を行うにも【プレイヤー側】も8名用意するしかないと言う事だ。
1キャラは、【瞳態】が操るとして、他の7キャラは別に【プレイヤー】を7名用意するしかないのだ。
対して【吟芯】が用意出来る【絶会】は、小規模のものでも【32キャラ】は登場出来るし、その全てを【吟芯】が操る事が可能である。
と言う事はどう考えても【吟芯】が主催出来る【絶会】よりかなりの劣化版だと言うのは否めない。
【吟芯】にライバル心を持っている【瞳態】にとっては納得が出来ないものだ。
しかも他のプレイヤー7名を見つけて来なくてはならない。
【瞳態】(と【吟芯】と【禁偽】)達の居る【物語】(【宇宙世界】プラス【世界他外】)として、彼等と同格とされているものは、他に、10名ほど居るとされているが、その中から7名をプレイヤーとしてスカウトして来なくてはならない。
基本的に一匹狼である【瞳態】にとって、仲間を誘うと言うのは苦手分野でもある。
だが、それでも誘わないと【プレイ】する事さえ叶わない。
だから不満だったのだ。
【瞳態】は、
『俺に仲間を誘えと言うのか?
仲間なんぞ居るか。
ふざけるのも大概にしろよ』
と怒鳴った。
【二音】は、
「だったら、【上抜 吟芯】を誘うのね。
彼なら、他の7キャラを全て操る事も可能よ」
と言った。
【瞳態】は、
『奴に頭を下げろってのか?
出来るか、そんな真似が。
この俺のプライドが許さん』
と言った。
【吟芯】に対抗しようと思っているのに【吟芯】の手を借りるのでは本末転倒だ。
【禁偽】に対しても同様だ。
【吟芯】を巡ってのライバルなので手を借りたくない。
なので消去法として、それ以外の10名の同格の【ラスボス】達の手を借りるしか無いと言う判断になった。
10名の同格、それは・・・
【男性】7名、
【女性】3名、
と言う割り振りになっている。
女性を誘うのは苦手な【瞳態】は必然的に【プレイヤー】7名は【男性】7名の同格を誘う事になる。
1名でも断られたら、【女性】の同格【プレイヤー】を誘わねばならないので、【瞳態】にとってはかなりのプレッシャーだった。
だが、やるしかない。
【吟芯】のものと比べてレベルは低くてもまずは、基礎を学ばなければ先へ進めない。
背に腹は代えられないとして、【瞳態】は【男性】7名の同格の存在を誘う事にしたのだった。
ちなみに、誘わない予定の【女性】達も含めて、【瞳態】達と同格の10名の名前だが、
(01)【フォヲン】/【男性】、
(02)【マクェズグィライ】/【男性】、
(03)【ツグァイ】/【男性】、
(04)【ウィチヴァン】/【男性】、
(05)【クァイヴツ】/【男性】、
(06)【トゥワヲス】/【男性】、
(07)【スィルヴェ】/【男性】、
(08)【ジャンヴォ】/【女性】、
(09)【ファトゥアル】/【女性】、
(10)【キュレウィ】/【女性】、
となっている。
全員、【和名】では無い。
【瞳態】、
【禁偽】、
【吟芯】、
が、【和名】の様になっているのは元の名を捨てて名乗っている特殊な例である。
【瞳態】は、
(01)【フォヲン】/【男性】、
(02)【マクェズグィライ】/【男性】、
(03)【ツグァイ】/【男性】、
(04)【ウィチヴァン】/【男性】、
(05)【クァイヴツ】/【男性】、
(06)【トゥワヲス】/【男性】、
(07)【スィルヴェ】/【男性】、
の順番に会って話をする事にした。




