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(ファーブラ・フィクタイズム2)【オープス・パルマーレ】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編010/【上抜 吟芯(うえぬき ぎんしん)】サイト0/【クアンニュア】の特性の調査

 【吟芯】は、【クアンニュア】と比較対象とするために、【クアンシリーズ】レベル1である【クアンティア】の情報を調べる事にした。

 【クアンティア】・・・【宇宙世界レベル】の【クアンシリーズ】。

 その容姿は独特である。

 【クアンスティータ】の外見的特徴と言えば、

 背中にある正六角形を中心として六方向に同じ六角形がある7つで構成される花は、【背花変(はいかへん)】と呼ばれる万能細胞の塊、腰から生える無数のしっぽは相手の最も弱い時代にタイムスリップして攻撃するなど無数の効果が実装されている【千角尾(せんかくび)】と言った特徴が本体にはあった。

 側体には、【背花変】は正五角形を中心に五方向に同じ五角形がある状態、偽クアンスティータと呼ばれる存在の【背花変】は正三角形を中心に三方向に同じ三角形がある状態(ただし中央の正三角形は万能細胞としての力を発揮しない)と言う特徴があった。

 【クアンティア】の外見的特徴は、

 一つ目の特徴が、【背花変】と同じ正六角形を中心に六方向に同じ六角形がくっついている7つのハニカム構造のものが腰から浮いている状態で見られる。

 これを、【腰蜂巣(ようほうす)】と呼び、【背花変】を更に進化させた、【万能空間】となっている。

 その7つ全てから翼や人型の上半身など色んなものが出現したりする事が出来る。

 二つ目の特徴が、背中に列を作って浮いている24個の球体で、【背列球(はいれつきゅう)】と呼ばれるものとなり、その球体1つ1つに様々な力などが入っている。

 また、万能細胞の要素もあるので球体から様々な形や質に変わる事が出来るとされている。

 三つ目の特徴が、頭上にあるサイコロ状の物体で、天使の輪の様に常に、【クアンティア】の頭上にあり、六面全てが圧縮された【曼荼羅(まんだら)】になっており、その曼荼羅1面1面から特殊な兵を召喚出来るとされている。

 これを【六面頭曼荼羅(ろくめんずまんだら)】と呼称している。

 四つ目の特徴が、【クアンティア】の両腕の二の腕の所に巻き付いている生き物?の様なもので、【双巻種(そうかんしゅ)】と言い、主である【クアンティア】を守るために、変幻自在に形を変えて守護する存在である。

 【クアンティア】の髪型だが、彼女は【複合多重生命体?】と言う複数の身体を持っているため、分裂するとそれぞれ異なるのだが、全ての身体が1つに集まっている状態だと、透き通った薄い水色【淡青色(たんせいしょく)】に光沢を与えた様な色であり、いわゆる【クアンスティータ型】と呼ばれるこめかみの部分で外はねをしている髪型となる。

 また、無数の人形やぬいぐるみと共に眠りについていたと言う情報もあった。

 これは、最強の【クアンシリーズ】である【クアンフェヴァ】と【クアンフェヴァ】が所有する更に恐ろしい【何か?】のコスプレだと言う。

 以上が【クアンティア】の特徴となる。

 これに対して、【クアンニュア】の特徴。

 まずは、人形やぬいぐるみに囲まれているのではなく、【クアンニュア】は、様々な【動物】や【キャラクター】などの着ぐるみを着ているとされているらしい。

 【クアンスティータ】の後継として受け継いでいる外見的特徴は、4つあり、

 一つ目の特徴が、背中の部分に浮いている異空間とつながる菱形の9つの引き出しで、上から1つ、2つ、3つ、2つ、1つと並んでいる【九稀引出(くきひきで)】。

 二つ目の特徴が、両肩の部分に浮いているそれぞれ三面鏡の様になっていて、【クアンニュア】を様々な姿にドレスチェンジ(様々な服や鎧、着ぐるみなどにチェンジ出来る)させる力がある【六面装鏡(りくめんそうきょう)】。

 三つ目の特徴が、腰から生えていて、【クアンスティータ】の【千角尾(せんかくび)】同様に出し入れ可能で、先端が【化獣】に変わる13本のしっぽである【十三化尾(じゅうさんけび)】。

 四つ目の特徴が、【クアンニュア】の身体を自由に移動可能で、肉体の様々な部位からまるで植物が生える様に出てくる寄生型の24体の【果女(かじょ)】と呼ばれる存在の上半身である【二四果女(ふしかじょ)】。

 以上が【クアンニュア】の特徴と言われているものである。

 つまり、同じ、【クアンシリーズ】でも【クアンティア】と【クアンニュア】では全く特徴が異なるのだ。

 恐らく、他の【クアンシリーズ】も【クアンティア】や【クアンニュア】と異なる特徴を持つのだろうが、それは、【吟芯】の領分ではない。

 とりあえず、この情報があれば、【4代目カリティクル】もそれなりに満足するのでは無いかと彼は考えた。

 ここで疑問が1つ。

 【吟芯】は、どうやって、【クアンニュア】の情報を得たのか?

 それは、【世界他外】にコンタクトを取ったからである。

 【クアンニュア】は、実在と虚構が曖昧な存在?であり、【世界他外】においては【キャラクター化】されているのである。

 つまり、【キャラクターグッズ】も売っているのである。

 【世界他外】では、【クアンニュア】は人気ナンバーワンコンテンツでもあるのだ。

 だから知ることが出来たのだが、【クアンスティータ】が13の本体、24の側体を持っている事、【クアンティア】が7つの【真本体(しんほんたい)】、4つの【側分体(そくぶんたい)】、【様稀24宇宙世界】の【レベル下】の【宇宙世界】の存在?の依代となる17の【他別体(たべつたい)】、【様稀24宇宙世界】の【レベル中】と【レベル上】の【宇宙世界】の存在?の依代となる13の【様違体(よういたい)】の合計41体の身体(普段は41の身体では無く1つの身体になるが最大41体に分裂する)を持ち、更に進化する名前として進銘(しんめい)があり、第1進銘【クアンティアラ】、第2進銘【クアンフィーナ】、第3(最終)進銘【クアンフェニーナ】がある様に、【クアンニュア】も何らかの複数の身体を持っているはずだが、それはまだ判明していない。

 あくまでも現在、【世界他外】で発売されている、【基本形態】の姿のみ、確認出来ると言う事になる。

 だが、【基本形態】を知るためのグッズを取りそろえるだけで、【吟芯】はかなりの資金を投入した。

 【吟芯】は、

『情報を得るだけで高くつい・・・いや、高くはないか。

 これだけ可愛いらしい子(【クアンニュア】)のグッズを揃えられたんだ。

 ♪これはもう、ボクチンの物。

 コレクションとして加えよう。

 何か逆に得した気分だな~♪』

 と途中から即興の歌にしていた。

 彼にとって、気に入った物を集めるのに、金に糸目は付けない。

 全財産をはたいたとしても後悔はないのだ。

 無くなったらまた稼げば良い。

 そう、思っているのだった。

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