16話 重複
まず、多対一で大事なのは分断。
でも前みたいに土の壁だけだと一瞬で破壊されて分断なんかできっこない。
なら、、、
俺は先頭を走っている二匹ハイゴブリンと後ろにいるハイゴブリンとオークを火の壁を作り出し分断した。
まぁ、土よりはマシだろ。
俺は脚と眼を強化し、距離を詰めていく。
一匹が飛び出し、右の大振りを繰り出す。
それを掴み、手だけに集中させ強化し脚を折る。
「グギァァァァ!」
その叫び声と同時に俺はそいつを壁に向かってぶん投げる。
その瞬間もう一匹の鋭い爪の突きで頬から耳にかけて切られる。
手を掴むと同時に腹に蹴りを入れ、ナイフを排出しその首をナイフで捉えた瞬間火の壁が土の壁にすり替わった。
瞬間オークが壁を砕き、その棍棒を振り下ろす。
クソッ、、、
俺はナイフを収納しハイゴブリンを足場に後ろへ飛びその攻撃を避け、棍棒をつたって上へ駆け上がる。
ナイフ出して、刃を強化する隙は無いか、、、
俺は部位強化で手を強化し、そのオークに向かって渾身の一撃を見舞う。
オークはよろけ後ずさる。
その瞬間さっき腕を折り蹴飛ばしたハイゴブリンがすごい勢いで近づいてきて、俺の腹に1発見舞う。
バキッと肋が折れる。
「イテェけどよ、興奮しすぎだ」
俺はナイフを排出し、その首に刃を入れる。
引き裂こうとした瞬間、部位硬化と治癒を使い刃を止められる。
そして、残りの三匹は火球を生成し放つ。
その火球は爆ぜ、その爆風は空気を震わせた。
煙が立ち、ハイゴブリンはそいつの死体を確認しようと一歩でた。
今だ!
その瞬間俺は土操作で足場を作りそいつの頭をナイフで貫く。
近づいてきた一匹のハイゴブリンの攻撃によって俺は壁まで吹っ飛ばされた。
ふぅ、と俺は一息ついた。
火球が着弾するその前咄嗟に水生成して威力を弱めた。
まぁ少しは火傷したけど。
だが、やっぱりあいつあのクソオークと同種なだけある。
威力を殺しきれなかった。
俺の右半身はあいつの火球によって焼け爛れていた。
俺は部位治癒で腹の傷と火傷を治す。
完治ってわけでも無いが、まぁマシになった。
だけどあのオーク多分まだ身体強化使ってないな。
使ってくるならそろそろ、その前に残り一匹を片付ける。
ならばどうするか、、、
俺は脚を強化する。
互いの緊張が最高に達した瞬間。
そして、、、、
俺は全力で逃げた。
流石にこのままじゃやばいから戦略的撤退、距離とって一匹一匹ゆっくり潰していく!
俺もダンジョンに来てから結構経つから道は大体覚えてる。
俺はダンジョン内を飛び回り、全力で距離を取る。
一旦亜空間収納の中からポーションを取り出し傷をある程度治した。
そして俺がその曲がり角を曲がろうとした瞬間、、
ーー目の前にハイゴブリンが現れた。
なんで!
俺はそいつの攻撃を空中で身を翻して避けとりあえず反撃しようとした瞬間、その棍棒が俺を襲う。
、、、しまった!
俺は地面に思い切り叩きつけられ、吐血し息が詰まる。
その隙を見逃さずオークは全力でスイングする。
なんとか硬化が間に合ったが、その衝撃で俺は壁に吹っ飛ばされる。
俺はなんとか体制を立て直し、そいつらと向かい合う。
なんでだなんでだ、、、
なんで気づかれた、しかも回り込んでくるなんて俺の位置を常に把握してなきゃ考えられねぇ。
仕切り直しか、、、
まぁ時間は稼いでいい方法も思いついたしいいか。
知能があるならそれを利用させてもらおう。
俺はナイフを排出しそいつらに見せびらかすように持つ。
その後俺は床を殴りつけ土埃を立たせる。
俺の姿があいつらに見えなくなった瞬間、俺はナイフを強化させ貫通力を高める。
土埃の隙間からハイゴブリンの姿を捉え、指先だけを強化しハイゴブリンにぶん投げた。
ハイゴブリンは右手を部位硬化し、弾こうとしたがナイフも強化しておいたためそのナイフはそいつの手を貫く。
だが、ハイゴブリンは俺めがけて突っ込んできた。
まぁそりゃそうだよな今の俺はナイフを弾かれ獲物がない。
その隙にハイゴブリンは俺を貫こうと突きを俺めがけてうってきた。
血が滴り落ちる音が響く。
その爪は"ハイゴブリン"の体を貫いていた、、、
あいつが勝利を確信した瞬間俺は死体を排出しそいつの爪で喉を刺し貫いた。
俺はその二匹を収納する。
とりあえずさっきの三匹を殺した時レベルアップしたのでステータスを割り振る。
「さてと、もうお前一匹になったな、オーク」
たがそいつはニヤリと笑う。
その笑みはとても不気味に見えた。
その瞬間オークの筋肉が盛り上がる。
恐らく、身体強化を使ったのだろう。
「ここからが本番ってことか、、、
いいぜ、やってーーー」
瞬間そいつは俺との距離を一瞬で詰めその棍棒で振り下ろす。
避けるのは無理か、、、!
俺は全力で渾身の力でその攻撃を受け止める。
衝撃で地面はひび割れそれは骨にまで響き渡る。
このままじゃヤバイ。
俺は土と水を操作し、地面を泥にしその隙にそこから抜け出す。
その棍棒は地面に振り下ろされ、泥と石が周囲に飛び散る。
このままじゃやばい!
やっぱりオーク筋力では圧倒的に負けてる。
無い物ねだりしても仕方がねぇ、今あるものでできることを考えろ!
俺はオークの攻撃を捌きつつステータスを開きどうにかできないか模索する。
【 名 前 】 伊藤慎二
【 レベル 】 230
【 H P 】 13500/23900
【 M P 】 800/2390
【 S P 】 60/200
【 魔 力 】 0/0
【 筋 力 】 499 +62
【 脚 力 】 499 +63
【 抵 抗 】 113
【 感 覚 】 114
【 スキル 】 身体強化《小》身体強化《中》治癒《小》隠密 火操作 水操作 風操作 土操作
【固有スキル】 亜空間収納
【ステータスポイント】 0
あれ、、、?
なんでこれーーー
油断していた隙に俺はオークに吹っ飛ばされ、オークの追撃が来る。
オークの攻撃が俺を捉えその棍棒が俺に振り下ろされた。
しょうがねぇ、こうなったらもうなんでもやってやる、、、
棍棒が床にあたった衝撃で土埃が舞う。
ーー次の瞬間オークは後ろに吹っ飛ばされていた。
「、、上手くいったな」
ーー重複強化《小中》
「悪りぃけどまだ死ぬわけにはいかねぇんだ。
少しだけだ。
少しだけ俺はお前を越えてやる」
新しく手に入れた重複強化で俺はこいつをぶっ倒す。
俺はそう思い走り出すのだった。
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【 名 前 】 伊藤慎二
【 レベル 】 230
【 H P 】 13500/23900
【 M P 】 800/2390
【 S P 】 60/200
【 魔 力 】 0/0
【 筋 力 】 499 +62
【 脚 力 】 499 +63
【 抵 抗 】 113
【 感 覚 】 114
【 スキル 】 身体強化《小》身体強化《中》治癒《中》隠密 火操作 水操作 風操作 土操作
【固有スキル】 亜空間収納
【ステータスポイント】 0




