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日付不明
日記の…
あれから数日が経った。僕はスバルと一緒にとある男子寮の一室に匿って貰っている。
世界は混乱していた。超能力者と非超能力者で争いが起きていた。超能力者は皆楽しみの為に能力を開花させたので戦闘イメージが全く無く、非超能力者と相性が悪くて一方的に狩られているみたいだ。
何とか日記も今まで書いているが……こんな生活いつまで続くのか。感情に訴える泣き落としはもちろん、罠とか盗んだ武器とかを用いて不意打ちで殺している光景を見ると、あいつら本当に人間の心が無いのかと疑いたくなる光景だ。
「奥村の一件憶えてるか?」
そんな時、唐突にスバルが尋ねてきた。良く憶えている。いきなり体育倉庫の掃除をさせられた話だ。確かスバルが残骸の一部を持ち帰っていたっけ……?
「あの時破片をサイコメトリーで調べたんだが……あれは奥村と女子生徒が全部壊した物だったよ」
「え? 何でそんな事……?」
「嫌がらせの為だ。自分達が超能力が使えない腹いせにな。だからこの結果は予想通りだよ」
まぁ生き残ってからだなとスバル。そうだよ。何とか手を打たないと僕らは危険だ。スバルもちょっとだけは力が戻っているから……僕が何とか頑張らないとね。
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