59.5-7話 没問題 〜 命名者:いやあ、 世界樹炎獄は強敵だったね。 〜
没問題:無問題とだいたい同じ意味。
こんとんはー! はーくんだよっ!
あらすじ
・なにかエルフさんたちが重要そうなことをはなしてるぞ?
・急に霧がでてきた? でもランタンがあるからダイジョーブ!
・森の先にエルフさんの村が!
炭火はそんなにあかるくないとどこかからツッコミが!?
なんて天の声がきこえて、なんか心配なのでランタンについて補足説明。
このランタンだけど……実は中の炭火をもらすようなつくりになっておらずランタン型の鉄箱といった様相なんだ。
これは『黒曜鋼』ができたときに工具類といっしょに作ったんだけど、おもいつきでつくったから、その時はガラスなどの透明な覆いを用意できなかったんだ。そのうち『黒曜炭』を圧縮して燃えない金剛石とかつくってやる!
──ガラスの部分には仕方なく鉄板を嵌めていたんだけど。
覆いで中の光が漏れないのなら、覆いを光らせればいいじゃない? とMさんの囁きがおりてきたので急遽開発したのが、この特殊な『黒曜鋼』だ。
『黒曜鋼』は世界樹炎獄における『黒曜炭』と同様に『太陽炭』の発した熱を吸収し、上限までため込むと、やはりそれ同様に増幅して熱を放出するんだけど……。
この特殊『黒曜鋼』は一味違う!
『太陽炭』の熱を溜め込んで増幅して放出するまではいっしょなんだけど、放出する際に増幅した熱の大部分を光に変換し放出する。これけっこーまぶしいよ!
もちろん光変換した分熱くなくなるけど、灯りにつかうので当然、没問題!
なお、灯り部分の特殊『黒曜鋼』以外はふつうの『黒曜鋼』だからそっちはちゃんとあっつい! だから事故防止のために緊急脱出機能を施してある。スペースがないので簡易版、だからかなりあまめの判定で発動する。精神をへしおれない、くやしい!
胸やけがしそうな甘ったるいかおりを漂わせた霧の中をすすみ村へと凸る──もとい突撃する。
そこではーくん特派員 がみたものとは────!
焦点のあわない目で口を半びらきにして、うわごとのようなうめき声を発して徘徊するエルフの子供たちの姿だった。
このランタンが発する熱はいくらか弱くはあるものの世界樹炎獄と同等のものであるけど……。
それをうけて、多少ひるむくらいで、それ以外にろくに反応を示さない彼ら彼女らはいったいどうしたというのか?
そう意識のかたすみでかんがえながらも子供を収納っていき炎獄へとばしていく。あ、炎獄といっても『叫喚』だし、緊急脱出の設定も子供たちように甘めにしているので発動しても身につけたものが燃える前に外にだされるようになっている、幼いときに心の傷ができるといけないからね。
そんな風にテキパキと子供たちを誘か──保護していると、子供たちよりはいくらか上の少女たちも見かけるようになったが、その少女たちの症状は子供たちよりは少しだけマシといった程度なので子供たちいっしょに収納するだけだった。
目についた子供たち少女たちはどんどん収納っていき、あらかたかたづいたかな? と気配をさぐる。
するとかくれていたのかちらほらと気配をかんじるのでそちらを回収にむかう。
外で徘徊せず家のなかでおとなしくしている子供たちがいた、でも目が虚ろなのであの子たちと同じところは送ってやる。
気配を追って子供たちを地獄送りにしていると、他に比べてしっかりとして豪華な家々が……。(子供たちは長屋のようなところにいた)
気にすることなく押し入り気配の元へ近づいた。
大人のエルフだった、『無間』に飛ばす。
ほかの家もしらべるもやはり大人エルフたちだった、まとめて『無間』行き!
10分生き残れればいいね、と炎獄の緊急脱出機能を改造した時間脱出機能をした。
それを設定しておけば放置してもいいよね?
念入りに気配を探り、人の気配がなくなったことを確認して己を収納して炎獄経由ですでに『叫喚』炎獄から外に出された子供エルフさんたちのもとへいく。
なぜか? 入れたのは『叫喚』だったので、子供たちの回復ぐあいが不安だったのでフォローにいく。
子供たちのもとについた。
村にいた時よりはよくなっているけど、健常者にはまったくたりない。
だからオレは子供たち(と女児も男児も少女たちも)、片っ端からキスの嵐にまきこむのだった。
うん、例によってオレの血をのませるためだよ?
え、大人エルフさん? 自己責任 でおねがいします。
炭火は灯りにならないらしいので急遽軌道修正! ……できてるといいな?




