59.5-4話 情状酌量 〜 命名者:じょーじょーしゃくりょーじょーじーしょくりゃーげおるぐしょくしゅー! ふう、かんだぜ! 〜
やべえ話がまったく動いてない!
まいねーみーずはーくん! あいむはーくん!
アイサツは大事だよ? 大事なことだから二回いったよ!
あらすじ
・成長する炭焼き、増え続ける産廃。
・『黒曜炭』は『太陽炭』も相乗する!
・おめでとう、火刑は炎獄に進化した!
炎獄に収納されたエルフさん達に容赦なく熱波がおそいかかり、それを浴びたエルフさん達は絶叫を上げて身悶えするがオレによって梱包されたせいで身をよじることしかできない。
そんな彼らをみながら、いっしょに炎獄に収納っていたオレは努めて やさしい笑みをうかべて話しかけた。
そんなオレの顔をみて、エルフさん達が動きを止めて沈黙した、こころなしか顔が青ざめているような?
それがどういうことなのか、はーくをはよくわからなかったらしいけど、話しを続けることにしたらしいよ?
キミタチはワルいコたちだ、ワルいコトをした。だからバツゲームをうけなくてはいけない。それはけっしてフカノーなことではない。この中で10分たえきればいい、カンタンだ。とてもカンタンなことだ。それでゆるされる、キミタチは。
──なんて感じで説明した。なぜか再翻訳みたいなカタコトになってしまった。
それを聞いた瞬間二人が燃え尽きた──いや精神が折れたと緊急脱出しようだ。
……あれぇ?
世界樹炎獄、およびその前段階の火刑の熱線は、人が身につけているものは燃やさない。しかし、その人が精神折られて燃え尽きる時、身につけていたものは本当に大事なもの以外はいっしょに燃え尽きてしまう。
世界樹の炎に比べ『太陽炭』の遠赤外線は遠くまで届くようになったが、その熱線は炎に比べると精神や魂魄への影響に比重が傾いており、意外と周囲への影響は少ない。魂の宿らない物にはほとんど影響せず、土に根を張った植物にも同様。簡単に調べた結果、自我や精神がハッキリしているほど熱く感じるようだ。
緊急脱出はギリギリまで発動しないように調整してあるためか本当にギリギリに発動する。
その為身につけていたもののうち本当に大事なもの以外はだいたい燃え尽きてしまう。ゆえに緊急脱出して外に出た場合はきまって真裸の全裸への変身を遂げてしまう。
緊急脱出は精神が折れた状態で放りだされる、だからそのまま一人では動かないことをかんがえて人通りの多いところに排出るように調整した。
え、さらし者にされる? 生きてたらいくらでも取り戻せるよ?
うん? 公衆の面前で全裸とか社会的に死ぬ?
その前に自分から出ないのがいけないんだよ! 自己責任だよ!
自分から火刑入って放りだされたのは自己管理ができない、って笑われてもしかないとおもうよ?
あ、でも今回の二人は逃げられる状態じゃなかったし情状酌量の余地があるから、みんなに説明してこよう。
それにしても情状酌量って舌をかみそうだよね?
で、説明にいくと件の二人はなんか仲直りしたのか、仲良くなってた。
それを見て善哉善哉と思いながら声をかけた。すると、なぜかビクリとしておそろしいものに向ける視線を受けたが、なんでだろうと疑問に思いつつも流して簡単に二人の事情を説明した。
うん、森でケンカしてたからとりあえず両成敗した。あと世界樹火刑よりもっとすごい、世界樹炎獄が近日オープンする、と宣伝もしておいた。
周囲の人からなにやら絶望したような気配を感じたが、さもありなん、と華麗に流した。
説明責任を果たしたオレはさらなる犠牲者──実験台をさがして森をさまようのだった。
そして、例によってケンカをしてるエルフさん達がいた。しかもいたるところでそれがおきていた。
よその村のエルフさんの抗争でもしてるのかな? と思ったけど、質問するなら精神を折ってからでもいいよね? とそういう事にして、見つけ次第捕獲していき、やっているうちに楽しくなってどんどんペースを上げていき、最終的に森ならエルフさんがいなくなってしまった。
あ、無実のエルフさんを一緒くたにしちゃったかも。
当時のはーくんの作り笑顔はクオリティーが低く悪鬼笑顔になってた模様。




