人物紹介 39話終了時点
39話終了時点の人物紹介です。
ネタバレ要素も含まれるかもしれないので、見たくない方は見ない方がいいかもしれません。
コドク
この作品の主人公。
前世の暗い過去のせいで、色々と感情が欠けている。
主に、大きな鳥の姿をとっているが、他にも色々とある模様。
更に、死んでも、核を変えて身体を再構築する事により、甦る事ができるというチートっぷり。
色々と規格外なのだが、手札を見せない為に、少しだけ自重している。……自重になっているかどうかは別として。
ロリコンでは無いが、ユーナにロリコン扱いされている。何故にロリコン。
身内には優しいのだが、他人や敵には容赦がない。自分を蔑ろにする癖がある。
自分が異常なのを自覚しつつも、本当は普通になりたいという悲しい願望を持っている。
カナン
実はユエイブワル帝国のお姫様。
父親が大嫌いで、実の父にも関わらず、「あいつ」と呼んでいる。
一度家族に捨てられたせいか、「家族」という形に固執するような節もある。
ユーナの事は、親友とも思っているし、大切な家族とも思っているようだ。
慣れない相手や、興味のない相手には、無口になる。コドク相手にも、最初の頃はそうだった。
コドクに、昔の優しかった頃の兄の姿を重ねて見ている。
コドクの毛並みに埋もれて眠るのがお気に入り。お布団。
子供が大好き。
ユーナ
カナンの兄によって、精霊界から落とされた、小鳥の姿の火の精霊。
自分に力がないせいで、色々と嫌な目に合い、自分の力の無さをコンプレックスに思うようになった。
カナンとは親友だが、コドクには素直になれない。コドクのばーか。
何故か、カナンよりも常識的で、規格外なコドクにツッコミを入れるのも彼女が多い。
自分の弱さを直視したくなくて、人間に当たっていたが、コドクに指摘され、自分の弱さを受け入れる気になった。
コドクの前世の妹である、美輝の事が大嫌い。
ツンデレっぽい所あり。
プルプル
コドクの手によって、魔改造されてしまったスライム型の魔物。
ポナムの眷属であり、保護者でもある。
スライム特有の能力である、ものを融解させたり、吸収したりする力は無くなってしまったが、代わりに植物を操る魔術が使えるようになった。
コドクの事をお父さんと呼び、また、コドクもプルプルを自分の子と認めている。
ただいま町を魔改造中。さすがはコドクの子。
ポナム
プルプルの主。プルプルの名前の由来は、単にぷるぷるしていたから。
コドクのふわふわの羽根が好き。まっくろしゃん。
主と眷属という、契約に似た繋がりがある為、プルプルと意思疎通が可能である。
コドクの話など、半分も分かってはいなかったが、自分を気遣ってくれていた事だけは理解していた。
なお、コドクから羽根を貰った後、無事に母親と合流し、更に一度も魔物とも会わなかった模様。コドクの軽い魔術を見くびってはいけない。あいつの魔術は十分チートである。
この世界での、始めて魔物の眷属を持った人間でもある。
星花
元々は、優しかった一匹の影鼠。なのに何故、こうなった……。
新たな名前と使命と共に、『影の死者』の力を受け継いだ、コドクに忠実な眷属。
忠誠心という名の鼻血を出す、ストーカー&変態。コドクも、妹で慣れていたせいで拒否しないが為に、その変態度は悪化の一途を辿っているようだ。
変態ではあるが、コドクの身を案じる、優しい心も持っている。
プルプルとは仲がいいらしい。
影の死者
コドクの羽根から作られた、コドクの分身。『影の死者』の『死者』は、コドクから貴族への『使者』とも掛けている。
寿命の短い身体と、作り物の魂を持った、もう一人のコドク。
自分に名を付けた辺りから、『コドク』ではない自我を持ち始めた。
歪とはいえ、人間に近い身体を持つ為か、コドクよりも人間味がある。
「誰からも拒否された上、世界に消される」という事に納得がいっておらず、せめて自分はきちんと死にたい、という思いを持っていた。
コドクに、自分の死とそれを悲しむ者を見せ、「自分の大切さ」を伝えようとした。
死してなお、何かを遺したが……それを受け取った星花は変態になるし、プルプルは町を囲む壁を目玉だらけにするという、結果的になんとも喜べないものを遺して逝ってしまった。…解せぬ。
メノゥ&レジャン
ぶっちゃけて言うと、都合のいいモブ。
多分、もう出てこない(笑)
なお、本来だったら、プルプルもこっち側だったのだが、それを聞いた作者の妹が、
「プルプルをこれから出さないなんて、とんでもない!」
と激高した為、これからも出る事になった。
ここからは、閑話を3話程度挟んでから、本編に戻る予定です。
暇があれば、また2~3話連続投稿するかもしれません。




