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掲示板‐一日目

1.完璧瀟洒なメイドさん

 

  こんばんわ。勇者が召喚されたのでさっそく報告です。

  勇者様(笑)スペック

  黒髪サラサラヘアー

  超(←ここ重要)美形(マジパナイですよ。キラキラが幻視できるレベル)

  筋肉はそんなに無さそう

  天然(?)で侍女を中心に犠牲者(ハーレム候補)多数

  あと、ついでに魔術適正は光特化

  

  とりあえず、朽ち果てればいいと思います

 

2.戦場のお弁当屋さん

 

  お邪魔します。

  あの、ないとは思うのですが、魅了持ちというのはありませんよね?

  またあのクズがちょっかいかけてきたなら大問題ですし。


3.合法ロリな王女さん

  

  現地より妾参上じゃ。

  久しいの、弁当屋の。

  魅了などの洗脳系チートを持っていない事は妾とメイドが保証しよう。

  性質の悪いことに、あれは天然物だ。

  少なくとも、恋人持ちや既婚者、すでに好いたおのこがいる者には全く影響がない。

  騒いでいる者たちも、美男子にクラッとする程度のもので済んでおる。

 

4.神奉らない巫女さん

  

  禊中にやってきました。

  天然物(笑)

  これはメイドさんの動画うぷが楽しみだなぁ。

  養殖はすごくイラッと来る連中だったけど、天然物はどうなのかな?

  

5.潜伏中の革命家さん

  

  よっす。久々に来たぜ。

  っつか、巫女はちゃんと禊くらいしろ。それが仕事だろうが。

  それにしても、勇者は美形しかなれない法則でもあるのかね。美形だから魔王を殺せる訳でも無いだろうに。

  どうせ勇者補正やらなんやらがあるんだろうが、ヒョロイイケメンが出てきたら、普通は不安になるものだろう。

  使い物にならなかったらどうするんだ?


6.合法ロリな王女さん

  

  それはまあ、他の者達はいなかった事にして、新たに召喚するか代役を立てようとするな。

  妾達としては、勤まらぬようならば早々に元の世界に帰還させて、人形師にでも身代わりの人形を作らせるのが最善かと思っておる。

  無論、その場合は我々で魔王を倒す必要があるが、そちらはそこまで手間でもあるまい。

  

7.完璧瀟洒なメイドさん

  

  盛り上がっているところ申し訳ありませんが、そういった話は明日以降勇者の訓練を見てからにいたしましょう。

  それよりも、こちらのスペックをご覧ください。

  

  茶髪(髪質普通)

  そこそこ美形(並よりは上という感じ)

  細マッチョ(傷跡多数)

  城内の人間のほぼ全てから忘れられている(明らかに意図的な結果)

  そして魔術適正が闇特化(ここ重要!)

  

  正直、勇者よりもこっちの方が面白そうだと思いませんか?


8.戦場のお弁当屋さん

  

  えっと、どこの歴戦の勇士ですか?

  闇属性とか、この世界に数人いるかどうかですよね。その中に茶髪はいなかったと記憶しているのですが。

  勇者さんよりよっぽど頼りになりそうなスペックですね。

  

9.神奉らない巫女さん

  

  闇特化となると、状況や場所によっては迫害の対象になるわね。

  うちにも迫害されてたところを拾ったちっこい女の子がいるけど、それでも特化なんて程遠いくらいなのに、一体どれだけ酷い経験をしてきたのかしら。

  適正は天性のものでも、特化なんて言えるほどだと、世界を呪うレベルの負の感情でもないとありえない話よ?

  

10.完璧瀟洒なメイドさん

  

  勇者の幼馴染らしいですからね。相応の闇を抱えているのではありませんか?

  胴体には銃弾が貫通した痕もありますから、武力抗争とかにも巻き込まれていそうですね。

  何か写真の入っているらしいロケットを持っていますから、親しい人を世界を呪いたくなるような失い方をしたのかもしれません。

  何にせよ、そこは本人が話してくださるまで待つしかないでしょう。

  ただ、だからこそ表面に全くそんな素振(そぶ)りがでないのは面白いですよね。

  

11.潜伏中の革命家さん

  

  悪趣味だなぁ、おい。

  人の事を言えた話じゃあ、ないが、自分の後暗い過去を面白おかしく弄られるのが最悪な事だって事は全員身を持って知ってんだろうが。

  あのカスと同レベルに落ちるつもりか?

  

12.完璧瀟洒なメイドさん

  

  いいえ。詮索なんて決してしませんよ。

  単純に勇者よりも興味を惹かれるものを見付けたから、私はそちらに付きますという事後報告になります。後暗い事を面白おかしく話すような趣味はありません。

  そういう訳ですので、一応、子供達を勇者に付けていますが、どなたか勇者の方に付いて行って実況してくださる方はいらっしゃいませんか?

  推薦でも構いませんよ。

  例えば、王女様とか王女様とか王女様とか。

  よほど無理でなければ私が押し通しますから問題も障害もありません。

  

13.合法ロリな王女さん

  

  ちょ、なんで妾一択!?

  放浪者とか傭兵王とかヒーローとか適任は他にいるであろう!

  

14.完璧瀟洒なメイドさん

  

  近いですから。あまり遠いと連れてくるのが大変ですので、手近なところで済ませるのが最善でしょう。

  そもそも、放浪者さんは見つけるだけで一苦労ですし、傭兵王は高額な金銭を要求してきますので却下で、ヒーローは暑苦しくて勇者様のキャラを食いかねません。

  手近でそこそこキャラが立っていて、なおかつ今回の趣旨に沿う中では第一候補は王女様でしょう。

  そもそも、同じ城内にいるのですから、接触も同行も理由付けが容易に行えますから。

  

15.戦場のお弁当屋さん

  

  王女さん、ご愁傷様です。

  でも同行させるなら、騎士さんとか軍人さんの方がいいんじゃないですか?

  格が必要なら、教国にいる聖騎士さんは確か貴族の出でしたよね。

  

16.逃走中の聖騎士さん

  

  呼んだ?

  ただ今絶賛逃走中だから手短にねぇ。

  ちょっと武具入れの中に蜘蛛のオモチャを入れた程度で怒るとか、団長も短気だよねぇ。

  

17.潜伏中の革命家さん

  

  聖騎士、貴様は一体何をしているんだ。そんな事をすれば彼女が怒るのは目に見えていたことだろう。

  いい加減、その悪戯癖は直せ。

  そもそもだな、貴様は

  

18.逃走中の聖騎士さん

  

  はいはいストップー。

  事情は分かったよー。つまり、勇者君のあーんな姿やこーんな姿を記録してネットにうぷすればいいんだよね。

  でも残念。行きたいけど団長が絶対許してくれないから行けないねぇ。

  代わりに、記者さんに声掛けとくよ。彼女なら、勇者君が相手でも軽々とすとー、ごほんごほん、後を追っかけてこっそりその勇姿を盗さ、じゃなくて見守れるでしょ?

  

19.合法ロリな王女さん

  

  うむ。妾が行かなくていいなら誰でも良いぞ。

  それに、正直あの半捏造記者が誰かに掛かりきりとなるならば、被害も減って一石二鳥であろ。

  聖騎士にしては良い提案だと言えよう。

  

20.神奉らない巫女さん

  

  記者さんって会った事無いし、記事も読んだ事ないんだけど、そんなに酷いの?

  確か、大戦の時は事実の隠蔽に一番貢献した人だよね?

  そんな人が記事を捏造したり他人を付け回すとか、ちょっと想像できないんだけど。

  

21.潜伏中の革命家

  

  酷いなんてもんじゃない。

  あのアマは俺の事を無許可で付回した挙句、俺の隠れ家が載った記事を大々的にばら撒いて、そのお陰で革命軍のアジトを全て一新する破目になったんだぞ。

  

22.戦場のお弁当屋さん

  

  そうですよ。私なんて『死山血河に現れる食糧庫』なんて書かれたんですよ!

  そもそも、国中で戦争ばっかり起きてて、食べるのに困っている人達相手に始めた商売なのに、それじゃあまるで、私が血に飢えているみたいじゃないですか!

  自分を聖人だなんて言うつもりは無いですけど、そのせいで一時期売り上げが落ちたんですからね!

  

23.完璧瀟洒なメイドさん

  

  そもそも、大戦に関する事柄の完璧な隠蔽を行うために使用した技術を転用して、王城にまで忍び込みますからね。

  苦労して排除しましたが、公爵の不倫をすっぱ抜かれてもみ消しに苦労しました。

  ただ、勇者様の追跡を行うなら、これ以上の適任はいませんね。実動としても参戦していた猛者ですし、私の状況次第では、最悪勇者の保護まで任せられるでしょう。

  それに、私が城を不在にする間の不安事項が一つ減るのは素直に喜ばしい話です。

  

24.逃走中の聖騎士さん

  

  ほいじゃ、決まりってことで。

  ついでに不在さんと探偵さんにも話を通しておくよ。

  あの二人なら記者さんが暴走しても止められるし、探偵さんがいれば不測の事態になっても安心して見ていられるからねぇ。

  僕らは動けないんだし、押し付けちゃおう。

  

25.合法ロリな王女さん

  

  うむ。相違ない。

  ところで、メイドは幼馴染とやらに本当に付いて行くのか?

  妾が見た限り、極々常識的な人間で、単独ならば早々トラブルにも会わぬであろうし、そもそも、城を出て行くかどうかも分からぬであろう。

  何故、そこまで執着する?

  

26.完璧瀟洒なメイドさん

  

  ……雰囲気が昔の私に似ているのです。あんな空気を纏っている方を、放っておくなんてできるはずがないでしょう。

  あと、彼は必ず出て行きますよ。この城の中には彼の求めるモノはありませんから。

  そうなれば、彼は持ち前の性格でトラブルに突っ込んでいく事になります。そういう性格でなければ、あれほどの怪我は負いませんし、即答で勇者という役を引き受けるような考え無しと共にいたりはしません。

  良い事とは口が裂けても言えませんが、彼は、度の過ぎたお人好しなんですよ。

  

27.神奉らない巫女さん

  

  うわぁ、予想外に重い話が来たよ。

  ていうか、昔って虐殺公女とか呼ばれてた頃の話でしょ。あの一番酷い時代。

  あれがあったから私達がこうして繋がりを得られた訳だけど、できれば、もっと平穏な出会い方をしたかったし、あんな風に家畜を屠殺するみたいに人を殺すような日常は経験したくなかったわよね。

  私も、あの頃は国のあちこちで処理してたから、色々と噂になってるのよね。

  

28.逃走中の聖騎士さん

  

  あの頃はねぇ。僕もそうだったけど、戦闘系メンバーは基本的にゴミ処理に動いてたから、大抵のメンバーが酷い二つ名とか付いてたよねぇ。

  無理矢理沈静化したけど、当時の大人は普通に覚えてるし、小さかった子もトラウマ的に覚えてるし、伝説とか御伽噺みたいな感じに話はまだ残ってるからね。

  僕も、この前三人くらいまとめて処理した村に行ったけど、すごく怯えられちゃってねぇ。

  追求してくる団長を誤魔化すのが大変だったよ。

  まさか、天下に名高い『悪霊騎士』が僕だなんて言えないしねぇ。

  

29.合法ロリな王女さん

  

  その辺り、基本召喚獣に任せていた妾には理解できぬ事だな。さすがに、直接手を下した事の無い妾が知ったような口は利けぬ。

  だがまあ、決戦時に見たメイドのような精神状態だとすると、確かにケアが必要ではあるな。

  

30.潜伏中の革命家さん

  

  ふん。ガキがそんな状態になるまで追い込まれるというだけで、今の日本が駄目だと分かるな。

  俺達の出身世界じゃないかも知れないが、子供が伸び伸びと生きられない国はゴミだ。

  とにかく、俺のいる国には決して近付かせるなよ。

  できるだけ平和な国でのんびりさせてやれ。必要なら物資くらい融通してやる。

  

31.戦場のお弁当屋さん

  

  あ、でしたら、私、料理の美味しいお店をいっぱい知ってますよ!

  フェリダス皇国からだと、アジエスト国のカーネーという港町にある『海竜の顎亭』の裏メニュー、『海神丼』がお勧めです!

  そのお隣のクロンローク王国の東北にあるケントンっていう村のカルツィネっていう料理も美味しいですよ!

  是非食べに行ってみてください!

  あ、そろそろ明日の仕込みを始めないといけないので、落ちますね。

  メイドさん、ファイト、です!

  

32.神奉らない巫女さん

  

  弁当ちゃん、子供の頃にあちこち食べ歩きしてたもんねぇ。

  私はそもそもほとんど出歩かないからなぁ。うちの国って何か特産あったっけ?

  ん~。ちょっと探してみるかな。次の機会までに信者さんとかに聞いとくわ。

  それじゃねノシ。

  

33.潜伏中の革命家さん

  

  切り上げ時か。

  俺もそろそろ本業へ戻る。

  メイドと勇者の幼馴染の幸先が良い事を祈っておこう。

  

34.逃走中の聖騎士さん

  

  お開きだねぇ。僕も落ちるよ。

  そろそろ捕まっとかないと団長がマジギレしちゃうし。

  頑張ってねー(-∇-)ノシ

  

35.合法ロリな王女さん

  

  む。今日は皆早いな。

  仕方が無い。メイドの。リアルの方で酒でも飲まぬか。

  寝るには早過ぎるし、今から他の掲示板まで覗く気にもなれんからな。

  付き合え。

  

36.完璧瀟洒なメイドさん

  

  勇者様の幼馴染の方のお世話を専任しておりますので時間的な問題はありませんが、メイドである以上、たとえ父が公爵の地位にあろうとも、王女様と酒の席を共にはできません。

  とはいえ、お誘いいただいているというのに、それを辞退するのは輪を掛けて礼を失した行為でしょう。

  畏まりました。いささか常識的とは言い難い行為となりましょうが、謹んでお付き合いさせていただきます。

  

37.合法ロリな王女さん

  

  …………おい。それは礼を失していないのか?

  

38.完璧瀟洒なメイドさん

  

  それでは、私も落ちさせていただきます。

  皆様、お付き合いいただき、ありがとうございました。

  

39.合法ロリな王女さん

  

  おい、妾の話を聞かぬか。

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