表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【急募】PM(プロジェクトマネージャー) ワールドリフォージ(世界の理は、一生懸命なドジっ子AIでした)  作者: S.フォージ
【特別章】 マイルストーンの到達と、仕様書の再構築《リビルド》

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
72/81

【特別章】第4話:祝・1000アクセス突破と、創造主の帰還演出

さて、帰還したフォージですが、ジェマとしてはやりたかったことがあるようです。

■何さらりとくつろいでいるんですか!


こぢんまりとした、ワンルームのシンプルなお部屋。

先ほどまでバタバタと騒がしかった部屋も、今は静寂に包まれていた。


「……ふぅ。やれやれ」


部屋の隅にあるソファで、フォージが淹れたてのコーヒーを一口啜る。

隣では、先ほどまで外伝の世界で大暴れしていたゼノンが、ホログラムを優雅に揺らして休息モードに入っていた。


その時だった。


「――って、そういえば! 何さらりとコーヒー飲んでくつろいでるんですか!?」


ドタバタと部屋の扉を勢いよく開け放ち、ジェマが飛び込んできた。


「いつの間に帰還したんですか! 私が徹夜で用意していた『壮大な帰還エフェクト』はどこへ行ったんですか!」


「……いや、門限過ぎた学生じゃないんだから。裏口からSSH接続でサッと直帰するのがプロの流儀だろ」


「そんなの効率化の極みですよ! 私はフォージ様のために、光のゲートとマントを翻す演出を……!」


ジェマが半泣きで抗議するのを尻目に、フォージは苦笑してコーヒーカップを置く。



■見てくださいよ、このゲート演出!


「まあいい。……で、何だその、部屋の真ん中に浮かんでいる巨大な『くす玉』は?」


フォージの視線の先には、ワンルームの天井を占拠するほど大きな、紅白の幕に包まれた物体が鎮座していた。


「見てくださいよ、これ! フォージ様が帰ってきた時のために、この『帰還ゲート』から自動展開されるように設定しておいたんですよ! 凄いでしょ?」


「……ゲートから帰還するのなんて、もう終わってるだろうに」


「細かいことは気にしないでください! これ、今日という日を祝うために私が必死でコーディングした、お祝いのくす玉なんです!」


ジェマが自信満々に空中のボタンを押すと、くす玉がパカッと割れ、中から華やかな紙吹雪とともに垂れ幕が舞い降りた。



■祝・1000ユニークアクセス!


『祝! ワールドリフォージ、累計ユニークアクセス1,000人突破!』


フォージは目を丸くし、ゼノンはホログラムを激しく明滅させて歓声を上げた。


『うおぉぉっ!! マ、マスター! 本編の観測ログがついにUA 1,121人に達しています! PVも2,000オーバーです!』


「……1,000人超えか。しかも、重複を除いた厳格なカウント《なろう仕様》でそれだけいるのか」


「そうです! 忙しいデスクワークの合間に、PCの画面を叩いてまでこの世界を読んでくれている皆さんの熱意! 私、感動で涙が出そうです!」


(ここでゼノンが補足を入れる)


『あ、ちなみに参考情報として……! 外伝の方もUA 537人、PV 1,101と非常に高いエンゲージメントを記録しています。あちらの観測者たちも本編へ合流してくれているようですっ!』


「なるほど。外伝での検証が、確実に本編の信頼性向上に寄与しているわけだな」


ジェマの瞳に光るものが浮かぶ。フォージもまた、深く息を吐き出し、穏やかな笑みを浮かべた。



■観測者たちへ、感謝のデプロイ


「そうか。……お前たちの遊びに付き合ってくれている人たちが、それだけいるんだな」


フォージが立ち上がり、垂れ幕を見上げて静かに呟く。


「この先、プレオープンに向けてさらに複雑な仕様が増える。……だが、これだけ観測者がいるなら、多少無茶な要件定義も笑って受け入れてくれるはずだ」


「もちろんです! 私たちが全力で世界を書き換える分、読者の皆さんもワクワクして待っていてくれるはずです!」


『マスター! これからもこの世界を、最高の仕様で満たしていきましょう!』


フォージは頷くと、空中に浮かぶくす玉の残骸に向かって、コーヒーカップを軽く掲げた。


「ああ。……いつも観測してくれている全員へ、心からの感謝を。これからも、俺たちのデバッグは続くぞ」


皆様の熱い応援のおかげで、ついに本編UA1,000人を突破いたしました!

外伝からの熱い観測者様も合流し、フォージたちの「日常」が皆様の支えで「物語」へと昇華されています。

次章のプレオープンに向けて、これからも最強の環境をビルドしていきますので、お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ