表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【急募】PM(プロジェクトマネージャー) ワールドリフォージ(世界の理は、一生懸命なドジっ子AIでした)  作者: S.フォージ
【第5章】 本番環境への移転(マイグレーション)と、未知の外部リソース

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/64

【第5章】第4話:現地の地理解析と、見覚えのある環境変数

 いつもお読みいただき、ありがとうございます!

 美味しいコース料理を堪能したフォージとルナ。

 今回は、次なる拠点探しのための「現地調査ヒアリング」を行いますが……。


 食後の甘い果実水を飲み干し、俺たちはゆったりと息をついた。


「はぁ……幸せですわ、お兄様。あんなに綺麗で美味しいお料理が食べられるなんて」

「ああ、大満足だ。ピークタイムを外して遅めの昼食にした甲斐があったな。おかげですぐに個室も取れたし、ゆっくりできた」


 すっかりご機嫌なルナを連れて、俺は一階の会計カウンターへと向かった。


「お会計を頼む。料理、最高に美味かったよ。これは代金の銀貨六枚と、俺たちからの感謝の気持ち(チップ)の銀貨一枚だ」

「おおっ、気前がいいね! まいどあり!」


 銀貨六枚(約六千円)。昼食としては少し贅沢だが、これだけ手の込んだコース料理が一人三千円で楽しめるなら圧倒的にお値打ち(高コスパ)だ。その価値は十二分にあった。

 支払いを済ませると、俺たちの会話を聞きつけたのか、厨房の奥から恰幅のいい料理長が顔を出した。


「お客さん、うちのコース料理を気に入ってくれたかい?」

「ええ、もう最高でしたわ! あんなに色鮮やかで優しいお味、初めて食べました!」


 ルナが花が咲くような、純度百パーセントの満面の笑みで絶賛する。

 Sランク級の美貌を持つルナにそこまで真っ直ぐ褒められ、強面の料理長は照れくさそうに鼻の下を擦った。


「へへっ、お嬢ちゃん分かってるね! うちの料理は、王都でもかなり評判が良いんだぜ!」

「料理長、実は俺たち、この王都に来たばかりでな。これから腰を据えるための拠点セーフハウスを探しているんだが……よければ、この周辺の全体的な地理について、少し教えてくれないか?」


 俺はルナの愛嬌によって作り出された最高の空気(デレ状態)を逃さず、情報収集ヒアリングを仕掛けた。

 機嫌を良くしている料理長は、腕組みをして得意げに語り始めた。


「おう、そういうことなら任せとけ。まず東側だが、あっちには物流の大動脈である『グラン・ラナ大河』が流れとる。南には穀倉地帯の『エバーグリーン平野』だ。商売をするならこの辺りが定番だな」

「なるほど。王道ですね」

「ああ。そして北側には、王都を北風から守る霊峰の麓に……『クサーツヴェップ・アリーマ』と呼ばれる不思議な湯の街が広がっている。街中に張り巡らされた巨大な木製のといを、血のように赤い鉄の湯や、鮮やかな蒼玉そうぎょく色の湯がドバドバと流れる、この世のものとは思えん極彩色の光景が見られるらしいぜ!」

「…………クサーツヴェップ、アリーマ?」


「どうした、兄ちゃん。急に難しい顔をして」

「お兄様、お腹でも痛いのですか……?」


「いや、とても参考になりました。気になる候補地ができたので、ちょっと行ってみます。ありがとう、料理長」

「おう! また飯が食いたくなったら来な!」


 俺たちは料理長に礼を言い、店を後にした。


「お兄様、どこに向かわれるのですか?」

「ああ。ちょっと、面白い物件データの匂いがしてな。ルナ、せっかくだし実際に行ってみようか。」

 最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 フォージの一瞬の難しい顔、いったい何なんでしょうか?


 「面白い!」と思っていただけましたら、ぜひ下の【☆】から評価やブックマークをお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ