遠征皇国編-22.クマトリ皇国、陥落
今日はとんでもない目に遭いました···。
ツイッターアカウントが乗っ取られてしまいました···。
通知もなく知らないうちに見知らぬ外人とトップ画像に差し替えられ、紹介文もすべて英語になってわけわからんツイートをされてしまいました···。
なんとかパスワード改ざんまでされてなかったのですぐに変更して対策し、さらにメールアドレスも変更して5時間かけて登録しているサイトすべて変更をしましたよ···。疲れた···orz
金銭的被害は今のところありませんが、皆様も十分にお気を付けくださいね。まさか個人情報漏洩がこんなところで被弾してしまうとは思わなかったですね。怖い世の中だなぁ~!
いやホント、マジで怖かったぁ~~~!!
「皆伝奥技、遊泳星」
ラーラがネボラの背後から斬りかかってネボラ重傷を負ってしまった。
そんな状態でネボラは一撃できめると言って皆伝奥技を繰り出したんだ!
ズドドドドド!!
ネボラは無数の突きをラーラに繰り出していった!すると···!?
ビシッ!ビシッ!!
「な!?なんだと!?」
ラーラの前の空間にヒビが入り始めたんだ!なおもネボラは突きをやめなかった!
そして···!!
パッキーーーン!!
ラーラの前の空間が、ガラスが割れたような音を立てて崩れた!そしてその裏にいたラーラに···!
ズドドドドド!!
「ギャァアアアーーーー!?」
ネボラの皆伝奥技がラーラに直撃した!そしてラーラは謁見の間の壁までふっ飛ばされたんだ!
「はあっ···、はあっ···。さすがにこれほど深手を負わされると皆伝奥技は厳しいな···。だが···」
ネボラは奥技を放ったあと、力尽きたのか体勢を崩して左ひざが地面についてしまったんだ。
そこにファン皇帝を送還した直後のオレが駆けつけた。
「ネボラ!?大丈夫か!?」
「レオ···。私はいいから、先にラーラを···」
「お、おう···。わかった。ちょっと待ってろ。すぐに終らせるからな」
ネボラの背中から血が出ていたが、ネボラは回復魔法をかけるよりも先にラーラを送還しろとの事だった。
オレはラーラに近づいた。こっちも全身血まみれになってたんだ。
だが、こいつも神だ。この程度ならすぐに回復しちまうだろう。復活する前に送還しねえとな。
「うぐぐぐ···」
ラーラはすさまじい形相で睨んできた。こいつ···、まだやる気なのかよ?
「これでテメエの策謀も終わりだ。まさか組んでた神を利用するだけ利用するなんて、とんでもねえワルだな」
「ふ···、ふふふ···」
「なんだ?何がおかしい?」
「おかしい···、だろうが···?何も知らねえで浮かれてやがる様を見ればな···」
「なんだと?テメエ、まだなにかありやがるのかよ!?」
「ははは···。この世界への侵攻···。お前はおかしいと思わないのか···?」
「どういうことだ!?」
「すべては仕組まれてるのさ···。どいつもこいつも···。みんな···、ヤツの···、手のひらの上で···。逆に乗っ取ってやろうって思ってたのによ···」
「ヤツ···!?まさか!?親玉がいるってことかよ!?誰だそいつは!?」
「いずれわかる日が来るだろう···。だがわかったその時は···、新たな世界の創造の始まりなのだ···!うぐっ···!?」
その時だった!ラーラが突然苦しみ始めたんだ!そして···、体が崩れ始めたんだ!
「ガハッ!?そ、そんな···!?バカな!?どうして···!?」
「お、おい!?どうしたんだ!?」
「···ははは!そうか!そういうことだったのか!!この私まで···、騙されて利用されていたというのだな!!」
「な···、何を言ってるんだ···?」
「こうなったらこっちにも意地がある!おい貴様!いいことを教えてやるよ」
「な、なんだ···?」
「この世界は今、多くの神によって侵攻されている理由···。それは前の神の復讐もあるが、この世界には『万能物質』が隠されているのだよ!」
「『万能物質』···?なんだそりゃ?」
「使い方次第であらゆる世界すらひっくり返せる代物さ···。神であれば誰しも欲しがる物質!それを手に入れるために侵攻してるのさ···」
「そんなもののためだと!?」
「そうさ···。本来なら世界創世神から特別な神に授与されるという伝説の物質···。それが侵攻するだけで手に入るのだぞ!」
「···クソが!」
「ははは!これでほかの連中は探す難度が上がったな!私を切った恨みを···、思い知れぇーーーー!!」
最後は断末魔の叫びだった。完全にチリとなって消え去ってしまったんだ。遺ったのは···、神の核の成れの果てだけだった。
送還に失敗してしまった···。だが、ラーラは誰かの神によってトドメを刺されたようだったな···。こいつ以上の神がいるってことかよ···。
おっと!?考えてちゃいけねえ!ネボラを治療しないとな!
「ネボラ!すぐに回復魔法かけるからな!傷跡も消してやる!」
「ああ、済まない···。しかし···、不覚だったな」
「何言ってやがる?相手は神だぞ?神相手に瀕死までもっていくお前の方が信じられねえよ···」
「いや、そういうわけではない。私が不覚だと言った意味はだな···。『レオ以外に傷つけられた事』だ」
「···はぁ〜?お前、何言ってんの?」
「上には上がいる。そんな事は重々承知だ。だが、やはり私を傷つけれるほどの実力者は···、レオだけであってほしかったのだよ」
「何わけわかんねえ事言ってんだよ?」
「ははは!レオにはこの意味がわからんか···。朴念仁め···」
「わかんねえよ···。よし!これで大丈夫だぜ。傷跡もばっちり消せたからな。服は諦めろ」
「ありがとう、レオ」
「ああ。···お疲れ」
こうしてクマトリ皇国は崩壊した。
建物の外では重装兵が山積みになっていた。さらには魔獣の山までできていたんだ!子どもたちは全員無事だった。
「パパ〜!ママ〜!無事だったんだね!」
「レグス!?重装兵はいいとして、この魔獣はなんだよ?」
「突然出てきたんだよ」
「おそらくラーラのシワザだな···」
「重装兵にも魔獣が襲いかかったから、魔獣優先で倒したよ〜!」
「ありがとな、フェア」
「まったく···。魔獣相手だったら手加減抜きでできるけど、重装兵って人だから気絶させるのって苦労したぜ···」
「でもアルって上手に鎧壊して意識刈り取ってたよね?おれはあそこまで器用にできなかったよ」
「ルエルだって槍で急所一撃で気絶させたじゃねえかよ?おいらにはムリだぞ!」
「「あははは!!」」
アルとルエルもちゃんと手加減して倒せたようだったな。
「さあ!そんじゃあ帰るか!そろそろロッコさんが迎えに···、って言ってると来たな!」
オレたちが広場から離れようとしたその時、正面から武装した一団がやって来たんだ。先頭はロッコさんだった。
「お〜〜〜い!皇帝を倒したのね!?」
「ああ!オレたちの···、勝利だ!!」
うぉおおおおおーーーーー!!!
兵士たちの歓喜の叫びが響き渡った。勝利できたことへの喜び、そして生きて帰れることの喜び···。
どうやらピムエム軍は皇国軍を本当に破って来たようだった。そして皇国内に入ってからはほとんど抵抗なく城まで入ってこれたらしい。
まぁ、門はネボラが斬ったからな。特に抵抗もなくここまで来れたらしい。
今日からクマトリ皇国は初代の『ピムエム王国』と名前が変わったんだ。歴史的な瞬間で、おそらく歴史にも残ってるな。
初代って言ったけど、実は何度か国が入れ替わってるらしい。だから今のピムエム皇国はこの当時のピムエム王国がそのまま続いたわけじゃないんだ。
ちなみにその歴史の記述から、オレたち一家の活躍は削除してもらった。
オレたちは傭兵じゃねえ。魔獣退治専門で、異世界の連中を追い返すのが役割だからな。厄介事はないに越したことはねえよ。
ラーラも利用されていました。
神様の世界でも騙し騙されということがこの時は横行していました。まぁ、それに乗るか乗らないか?というところなんですけどね。
そしてその手口が明らかに!超レアアイテムが手に入ると情報を流してたんですね。皆さまもイベント限定!とかほしい!って思ったことありませんか?
そしてそれを転売されてたり···。うちの世界の神様って、超常的な存在のように思えて実はめっちゃ人間くさいんですよね。ただ単に世界創世の力があるというだけなんですよね。その力をどう使うかはその神次第ですけどね。
さて次回予告ですが、クマトリ皇国がピムエム王国に変わりました。異世界の神を倒したことで、レオくん一家は次のところへ行くのですが、ネボラさんが行商人より不穏な話を聞いてました。山向こうのバーニア王国でクーデターが起きたらしいというのです···。
もしかしたら異世界の連中が関わってるかも?ということで出発しますよ〜!
それではお楽しみに〜!




