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【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 遠征皇国編

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遠征皇国編-20.決戦!着ぐるみレオVSファン皇帝

「おとなしく元の世界に帰らねえんだな?だったら···!力付くでお引き取りいただくぜ!」


「ふんっ!いかに貴様がこの世界の神によって創り出された生物兵器でも、私を倒せんぞ?」


「なんだよ?ビビってんのか?おとなしくオレに従わねえって言ってんだったら、四の五の言わずにかかってこいやーー!」


「そんなふざけた格好してる輩になめられるわけにはいかぬわ!覚悟しろーーー!!」



 ファン皇帝は剣を抜いた!こいつはおそらく神剣だな!いかに真のトランスで鉄壁の防御力を誇っていても、油断したら即終了だ!こっちも手加減抜きの全力でやってやる!


 オレは真のトランス状態になって魔力剣を展開!突っ込んできたファン皇帝に対して横薙ぎをしてやった!



「必殺!炎狼(えんろう)剣!!」


「ぐっ!?この力···!?貴様!神の力が使えるのか!?」


「あたぼうよ!オレは神の代行者だからな!」


「おのれぇーー!この生物兵器がぁ!!どこまでもわたしの邪魔をしおってーー!!」


「テメエの独りよがりなワガママでほかの世界に迷惑かけてんじゃねえよ!!」


「やかましい!その口、開かせないようにしてやる!」


「やれるもんならやってみやがれ!!」



 ファン皇帝は相当頭に血が上ってるな。オレがだいぶ煽ってやったから攻撃は苛烈。だけども冷静じゃねえから攻撃が大振りだ!そこに付け入る余地が出てくるんだ!


 さらに攻撃が強いほどオレの防御は鉄壁になる!まぁ、神剣での攻撃はさすがに直撃は避けねえといけねえけどな!


 ファン皇帝、次は魔法で攻撃を仕掛けてきた!ただの魔力の弾丸だった。まぁ、この程度なら防御する必要はねえな!


 オレは防御無視で突っ込んだ!弾がオレに当たっても、真のトランスの防御ですべて弾き飛ばしてるんだ!



「な!?なんだと!?」


「この程度の豆鉄砲(・・・)程度でオレを止められるわけねえだろ?全力で潰しにかかってきてるのかと思ったのに興ざめだぜ!必殺!鷹視狼歩(ようしろうほ)!!」


「クソがぁーーー!!ぐわっ!?」



 半分カウンターみたいになっちまったな!オレの現時点での最強剣技である鷹視狼歩(ようしろうほ)はパワー、スピード共に最強最速で魔力剣を振るうんだ。これって結構疲れちまうから、こういった『ここぞ!』という時に使うようにしているんだよ。


 オレの最強攻撃でファン皇帝の鎧は破壊してやった。まぁ、あの威力で防がれたらちょっと厳しかったからな。効いてよかったぜ。



「思ったよりもあっけなかったが···、これが最終警告だ。降参しろ。もうお前に勝ち目はねえ」


「まだだ···。まだ終わらんぞ!!」


「この状態でまだやろうってかよ···。往生際悪いヤツだなぁ〜」


「当たり前だ!今さら元の世界になど戻れるものか!あんな居場所のない場所で···。貴様にはわかるまい!」


「ああ、わかんねえよ。テメエがどういう理由でこんなバカなことをやってるかなんてな。それに事情がどうあれ、このエーレタニアには関係ねえことだ」


「関係ないだと···?貴様は何も知らないからそう言えるのだ!!」


「···なに?」


「この世界の交代前の神は···、私が丹精込めて創り上げた世界を···、破壊したのだぞ!!」


「···知ってる。まったく迷惑な話だったってな」


「ならなぜ!?」


「今の神じゃねえからだ」


「だからといって、前の神がやった悪業が許されるとでも言うのか!?多くの人々が無念で死んだのだぞ!?」


「それはオレが決めるものじゃねえよ。だが、これだけは言える。今テメエがやってるのは···、テメエの世界を滅ぼした神と同じことなんだよ」


「違う!!」


「どこが?世界を混乱させて侵略することは同じだろうが?手口が違うだけだ」


「なっ···!?断じて違う!私は···!」



 ファン皇帝は言い淀んだ。どうやらこいつは自分がやった事が自分が最も憎む神と同じことをやってるって気づいたようだ。


 というか···、今まで気づいてなかったのか?復讐しか頭になかったってことかよ?


 まぁいい。今のうちに送還してやる。オレは無限収納リュックからデポルトアミを取り出して構えた。



「その様子だと気づいたようだな?おとなしくしろ。今からお前を送還してやる」


「送還されても···」


「やり直せばいいじゃねえかよ?どうせテメエは神だ。無限に等しい時間があるんだろ?だったら時間をかけてやり直せよ」


「············」


「これで終わりだ。テメエの世界に戻って、ゆっくり考えな」



 オレはデポルトアミをファン皇帝にかぶせてやった。まばゆい光が謁見の間を包み込み、ファン皇帝は消えた···。



 思ってたよりもあっさりと片付いてしまった···。あの様子だと、どうやらアイツも別の神にそそのかされてこの世界にやってきてしまったっぽいな。


 ただ···、これで本当に終わりなのか···?なんだか嫌な予感がするぞ?

 ちょっとあっさりした終わり方になってしまいましたが、レオくんはファン皇帝を送還することに成功しました。

 結局やってることはエレくんの前の神と同じことだったんですね。でもまぁ、復讐してやる!と思ってしまえば同じことだとわかっていてもやってしまうものなんですよ。この作品での神というのは超常的な存在ではありますが元は人ですからね。世界創世の力を持っているというだけなんですよ。そういう意味では結構身近な存在ではありますね。


 さて次回予告ですが、次はネボラさんとラーラの戦いです!しかし、ネボラさんが攻撃してもラーラに当たることがありませんでした。どういった理由なのでしょうか?


 明日は夜勤なので朝に投稿いたします。ここから年末まで夜勤が多めになりますので、投稿時間の変更が多くあります。あらかじめご承知おきください。

 それではお楽しみに~!

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