遠征皇国編-13.メトドスからの脱出!
本日は夜勤なので朝に投稿しています。
「オラオラーーー!どけどけーーー!!」
メトドスに到着してから簡素な城内に案内されて夕食を食べたら···、毒だった!
メトドスはすでに皇国の手に落ちてしまい、強制連行させられてここにいる連中は皇国の連中だったんだ。
まぁ、オレを殺そうなんざ1000年早い!さっさとこんなところからおさらばしようと思っていたが、メトドスに住んでいた住民たちのことを考えるとちょっと暴れたくなったんだ。
というわけで今は案内された部屋を抜け出して城内で大暴れしている!
「アイツを止めろーーー!」
「殺しても構わんぞ!討ち取れーーー!!」
「城内での魔法使用も解禁だ!全力で殺せーーー!!」
怒号が飛び交う中、オレは手当たり次第に目の前の兵士たちを倒していった。まぁ魔法を使われたって、通常のトランス状態でもキズひとつつかねえけどな!
とりあえず、せっかく城にいるんだ。さっきの王様やってる第2皇子に会いに行くか。
「と、止まれ!さもなグボッ!?」
扉の前にいた全身鎧の近衛にボディブローをかましてやった。もちろん着ていた鎧は粉砕してやったけどな!
そして中に入った。そこには寝間着姿のクティがいた。顔が青ざめてるな···。
「な···、な···、なんだよ···?オレが何したってんだよ!?」
「お前、本当は皇国の第2皇子なんだってな?」
「そ、そうだ!ず···、頭が高いぞ!」
「残念だが、オレはお前らの眼中にねえ国の人なんでな。王族だろうが知ったこっちゃねえんだよ。それよりも、メトドスを滅ぼしたのは間違いねえんだな?」
「そ、そうだ!こんな野蛮な国、皇国の下で保護してやらないといけなかったんだ!」
「保護ぉ~?住んでた人たちを強制連行しておいて、よくそんな言葉が出てくるな?こりゃ反省の意思はねえな」
「な···、なんだよ?だったらどうするんだよ!?」
「決まってんだろ?ガキが悪さした時には···、こうするんだよ!」
バシーーーン!!
オレは本気のビンタをクティに食らわせてやった。クティは窓を突き破って城の外に吹っ飛んで行ってしまった。あ、命は取ってねえからな。ここ1階だし、首の骨が折れないように多少の手加減はしておいたからな。
ちなみにネボラだったら手加減なしでやるからな···。うちのレグスたちもアイツのお仕置きを1回食らってからは悪さはしなくなったし···。
このあとはオレに立ち向かってくる連中全員を相手にしてやった。
「おいおい···。この程度かよ?そんなんじゃあ、1度に10人ぐらい一斉にかかってこねえと、オレに一撃すら与えられねえぞ?まぁ、それでも効かねえけどな!」
「ひっ···!?」
「バ···、バケモノ···」
「こいつ···!?人間じゃねえーーー!」
「人間を辞めた強さ···」
まったく···。言いたい放題言いやがって!
ちなみにオレの後ろには装備を粉々に砕かれた兵士たちが死屍累々と積み上げられていた。全員殺しちゃいねえけどな!
そんな状況に恐怖した兵士たちが逃げようとした!おっと!?そうはさせねえぞ!
「アースウォール」
城の壁の周辺に巨大な土壁を作り上げた。これで逃げ道はなくなったな!
「そう逃げんなよ?オレを怒らせたんだ。八つ当たりっぽくなっちまってるけど、頼むからオレの憂さが晴れるまで立っててくれよ?」
「「「「············」」」」
逃げ場を失った兵士たちは降参してきた。だけど、オレはそれを認めなかった。全員お仕置きしてやったぞ。兵士たちからすればまさに『地獄絵図』ってところだっただろうな。最後のほうは完全に戦意を喪失して股のところが···、ちょっと色変わってしまったな···。そんな状態でも容赦はしねえぞ。
こうして城内を制圧完了し、城の外で応援にやってきた連中も漏れなく全員叩きのめしてやった。もちろん武器防具もすべて破壊してやったし、武器庫も潰しておいた。
これで明日からは魔獣どもに立ち向かえる戦力すらほとんどない状況になったんだ。まぁ、魔獣のエサにされたとしても、コイツらがメトドスの人たちにやった悪行からすればかわいいもんだろうな。そこまではオレも面倒を見るつもりもない。
制圧完了したのは日の出の時間になっちまったんだ···。
「ふわぁ~~~。さすがに夜通しで戦うとしんどいなぁ~。とりあえず近くの家で休ませてもらうとすっか」
さすがに完徹で次の小国家に向かうにはつらいからな。近くにあった家のベッドを借りることにした。もちろん扉には魔法のカギをかけて侵入されないようにはしておくけどな。
そしてその日の昼頃···。
「ふわぁ···。そんじゃあそろそろ行くか」
仮眠をとってから外に出ると、まだ外は静かだった。誰も気絶から目を覚ましたヤツはいなさそうだな···。今のうちに次のコンドルファに向かうとするか!
そうしてコンドルファ側の門を破って外に出ると、ここの皇国内では見たことがなかった魔獣がいた。本来なら見つけたら倒すんだが、今回は見逃してやった。向かってたのがメトドスだったからな。
門は破壊しておいたから、あの魔獣を止める手段はない。まさかこうも早く本格的なお仕置きが始まるとは思わなかったな。帰る際にどうなってるのか見に来るのもありかもしれねえな。···ちょっと悪趣味すぎるかな?
さて、次のコンドルファへの道なんだが···、やっぱここも倒木だの落石だので通行不能にされていた。
こうしてみると、相当に事前準備をしてから小国家を各個撃破!というような作戦だったんだな。ブンソーもメトドスもやられちまってる状況だから、この先のコンドルファやセルビウスが無事じゃねえ可能性が高いんだよなぁ~。
まぁ、それも確認するためにオレが向かってるわけだ。とりあえず今日中には着きたいところだな。
ちなみに今回は倒木や落石の撤去は行わなかった。メトドスが皇国になっちまってる以上、道がつながっていたらこっちから攻撃を受けるかもしれねえからな。飛び越えて進んでいったんだ。
そして予想通り夕方にはコンドルファに到着できたんだ。
門に近づくと警戒した門兵がここでも槍を構えてきたんだ。
「そこで止まれ。貴様、メトドスから来たということは皇国の者か?」
「いや、違うぜ。オレはピムエムからやってきたんだ。代表のロッコさんからの手紙も預かってるんだ。ここの代表に渡してほしいってな」
「ピムエム?どうやってここまで来たんだ?道中にはブンソーとメトドスがあるが?そこも迂回してきたのか?」
「いや、どっちも行ってひどい目に遭ったけどな」
「···どうやら本当らしいな。手紙を渡す任務でここを訪れたということだな?」
「ああ。さっさと終わらせてセルビウスにもこの手紙持ってかなきゃいけねえんだよ」
「わかった。上の者に話をするからここで待ってろ」
···ここまではメトドスとほぼ同じ展開だな。
さて、ここはどういう状況なんだろうな?
激おこのレオくんが大暴れしましたね~!
まさに無双して殲滅してしまいました。本来ならレオくんは人に対してこういった行動はしないようにしているのですが、さすがに毒盛られて殺されそうになったために容赦なく叩きのめしてしまいました。
若干自衛の域を超えていますが、全員命をとってないので大丈夫でしょう!そのあとに来た魔獣にどうされちゃうのかは皆さまのご想像にお任せいたしますね。
さて次回予告ですが、コンドルファでもメトドスと同じような状況になりました。
今回は1人の兵士が食事を持ってきて、さらにそこから雑談を始めます。何か情報を聞くことができるのでしょうか?
明日は通常通り21時過ぎの投稿を予定しております。それではお楽しみに~!




