遠征皇国編-12.メトドスの正体
本日はアースシネマズ姫路にてガルパン最終章第5話を4DXエクストリーム版という特別上映を今さっき見てみました~!座席の揺れを通常を超えて最大限まで揺さぶる!というもので、めっちゃすごかったです!これでもか!ってぐらいだったので、もうあまりの揺れで笑っちゃうんですよね~(笑)。
映画の楽しみ方、時代によって変わってきましたね。
ピムエムを出てブンソー経由でメトドスに着いたオレは、少年の王様の言う通りに1泊することになった。まぁ、王様と一緒の馬車に乗せられちまったんだけどな···。
となると、たどり着くのはお城ってわけなんだが、『小国家』と名乗ってるせいか、城は以前のネイレと似たような簡素な造りだったんだ。
ちなみに馬車の中では王様からいろいろ質問されたんだ。『どこから来たのだ?』『他国の様子はどうだ?』『ピムエムから来たとのことだが、ピムエムに協力しているのか?』とか···。
一応正直には話はしたけどな。どうもクマトリ皇国以外の国の情勢にはまったく疎いようで、当然ながらネイレの名前すら知られてなかった。別にいいけどな。
そして馬車が止まり、オレと王様は下車した。城からは執事っぽい人が出てきて応対してくれたんだ。
「王、お疲れさまでした。そしてこちらがお客人ですね?遠路はるばるお疲れさまでした」
「お、おう···」
「夕食はお済ですか?」
「いや、まだだ」
「でしたらご用意できましたらお持ちいたしますので、先に客室へご案内いたしますね」
結構丁寧だったな。こんな対応ってあんまりされたことなかったから、ちょっと身構えちまったぜ。
案内された部屋は狭い個室だった。まぁ、この規模だとこんなもんだろ?別に好待遇を望んでいるわけでもねえしな。
しばらくすると扉がノックされた。外にはさっきの執事がいて、夕食の準備ができたので持ってきてくれたんだ。
メニューはパンとシチューだったな。まぁ、タダでメシ食うんだからこんなもんじゃね?
そしていただいてみると···!?
「···ん!?これ、毒入ってんぞ···。まさか···?」
一応、神狼族は毒は効かねえんだよ。最初だけはちょっとだけ効果があるけど、それもすぐに消えちまうんだ。
今回の毒は···、体がしびれて動けなくなってしまう系だな。最後は呼吸も止まってしまうっぽいな。ちょっと息苦しくなったってことは、これでオレを殺す気だったんだな···。
まったく!とんでもねえ目に遭ったぞ!こんなところはさっさと逃げ出しておさらばだ!
···ちょっと待てよ?なんでこんなことやったんだろうな?もしかしたらすでにここは皇国の手に落ちたってことか?だからピムエムのこともやたら聞いてきたのかもしれんな。
···よし!ここはちょっと演技でもしてみるかな?せっかくこんな場所にいるんだから、何かしら手がかりがつかめるかもしれねえしな!
それじゃあまずは大声で叫んで···!
「···んぐぅっ!?な···、なんだこれ!?か、からだが···」
ガシャーーーン!!ドサッ!!
倒れるついでにテーブルにあった食器類をわざと床に落としてやった。皿の割れる音が大きく響いたんだ。
そしてしばらくすると···、扉のカギが開けられたんだ。
中に入ってきたのは···、3人っぽいな。オレは今、背を扉に向けて倒れているからな。
「思ったよりも早く効きましたね?」
「おかしいな···。量は間違ってなかったはずなんだが···」
「きっと料理の成分と反応してたんじゃね?」
「まあいいでしょう。これでこの者が今後暗躍することはなくなりました。我が皇帝陛下の邪魔をするダニを始末できたのはよかったですよ」
「ははは!バカな野郎だ。ピムエムに騙されてなければ生きていられたかもしれないのに」
「へへへ!バカにはバカ相応の死に方ってのがあんだよ。まさにコイツがそうだな!」
···やっぱそうか。『我が皇帝陛下』なんてセリフが出たってことは、このメトドスはすでに皇国に従ってるってわけだな。
まったく···。オレが死んでるって思って言いたい放題言ってくれるじゃねえかよ?騙されてるのはそっちだろ?皇国のやり口を知らねえからそんな事言えるんだよ。
さて···、執事以外の2人がオレに近づいてきた。そろそろ演技は終了しておさらばすることにするか!
「さて、コイツどうします?」
「本国に送りつけっか?それともピムエムに送りつけっか?」
「どちらも送ったとしても迷惑でしょう。ゴミとまとめて燃やしてしまいましょう」
「ははは!バカの始末する先としてふさわしいな!」
「そうっすね!そんじゃあ···」
1人がオレに手をかけようとしたその時!オレはその場でクルっと回って足払いをかけてやった!
「んがっ!?」
手をかけようとした男は後ろへ倒れて壁に思いっきり頭を打ち付けた!
「んなっ!?お前···、死んでたはずじゃ···?まさか!?」
「おいおい?確認する前に勝手に死んだって決めつけんなよ?この通り生きてるけど?」
もう1人の男が驚いていたな!そしてその後ろで執事も慌てだした。
「バカな!?致死量の倍の毒を盛っていたはず···。バケモノか!?」
「ひどい言い草だなぁ~。れっきとした人だぞ。まぁ、ちょっと変わってるけどそこらへんはお前らには関係ねえけどな。さて、とりあえずお前らは皇国側になったって理解でいいな?」
「皇国側···?いいえ、皇国の者ですよ。この国の連中はすでに鉱山へ強制連行を終えましたから!」
「···なんだと?」
「ですから、ここにいるのは全員皇国の人間ですよ。ここはとっくの昔に陥落して、小国家のフリをしてほかの小国家の動きを制御していたのですよ」
「マジかよ!?ってことはあの少年の王様って···」
「ええ。皇国の第2皇子ですよ」
なんてこった···。だからオレを招き入れてここで始末しようってしたんだな。始末する前にオレから情報を抜き取ってピムエムの動きを調べようってしてたんだな。
さて、そうなったからにはどうやら遠慮はいらねえみたいだな!まぁ殺しはやんねえけど、ちょっとだけ抵抗しておくか!
「さあ、おしゃべりはここまでにしましょうか!」
執事は胸にしまっていた何かの箱のボタンを押した!すると警報が建物内に鳴り響いたんだ。
「じきにここにこの城の兵士すべて集まるでしょう。そして外には警備隊が厳戒態勢を敷いています。私たちを倒したとしても、無事に逃げることはできませんよ?冥途の土産を渡してあげたのですから、そろそろお代をいただきましょうか?あなたの命で支払ってもらいますよ!」
「あのな···。オレが聞いたらそっちが親切に教えたんじゃねえかよ?」
「何事にも対価は必要なのですよ!」
「あっそ。んじゃ、あんたら全員ボコって帰らせてもらうわ。オレの妻がよく言ってたぜ?『これは勉強代だ!』ってな!!」
オレは瞬時に2人に近づいて強烈なボディブローをかましてやって気絶させてやった。
あ、ちなみにネボラがこれ言うのはネボラにバカが絡んでお仕置きする時に言うんだよ。まぁ、アイツの実力も知らんと絡んだバカだから、これ言って教訓の意味を込めて首に強烈な一撃を加えるんだけどな。
2人を一撃で倒すと、廊下が騒がしくなってきた。まったく···、面倒な魔道具もってやがんな。
そんじゃあオレもこいつらに勉強代を請求するとすっか!
皇国は小国家を潰すためにいろんな手を打っていました。ここは国民全員入れ替えて小国家なのに皇国だったんです。
そして周辺の小国家を騙していたんですね。なかなかやり口がえげつないですが、これもファンタジーの世界だけでの話ではありません。移民があんまり多くなりすぎると似たようなことになってしまうんですよね。合法的に乗っ取りを仕掛けられてしまう可能性もあるんですよ。
これ、近年ヨーロッパで大問題になってますね。やはり何事もある程度超えてはいけないんですよ。
あと今回、ちょっとお気に入りなのが『冥土の土産』のやりとりですね!だいたい負けフラグではあるのですが、『そういえば勝手に冥土の土産を押し付けてくるし、お代って請求されることないよなぁ~。まぁ命で払え!ってことだけど』って思ってこんなやりとりになりました。
そしてその返しが『勉強代』でした!これも書いてて『おぉ~!レオくん、言うねぇ~!』って思いましたね。ホント、キャラが勝手にしゃべるセリフには驚かされますよ。
さて次回予告ですが、レオくんは『勉強代』を請求するべく襲い掛かってきた兵士たちをどんどん倒していきますよ~!
そして次はコンドルファに向かいます。こちらはどういった対応をされるのでしょうか?
明日は夜勤なので朝に投稿します。それではお楽しみに~!




