↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 遠征旅立ち編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

809/858

遠征旅立ち編-11.メッセン防衛戦! その1

 オレたち一家は急いでメッセンに向かった。


 身体強化魔法を使って、子どもたちの全速力の速さで向かったんだ。


 メッセンの近くにある丘の手前まで来た時に、前方から大量の煙が上がっているのが見えたんだ!かなり激しくドンパチやってるようだな!


 そして丘に上がったところでメッセンの状況がつかめたんだ。



「こいつは···」


「むぅ···。あと1日遅かったら、メッセンは滅んでいただろうな···」



 そう、メッセンの外壁ほぼすべてに魔獣が群がっていたんだ。一部が崩壊してそこから魔獣が壁の内側に侵入してしまっていた。それだけじゃなくて、まだまだ森から魔獣がいっぱい押し寄せてきている状況だったんだ!



「こ、これがスタンピード···」


「かずがおおすぎるわ···」


「こ、これをおいらたちでやるの?」


「お、おれ···、こわい···」



 さすがに子どもたちには厳しすぎるか?そう思って声をかけようとしたその時、



「で、でも!やれるだけやってみる!」


「あ、あたしも!」


「こまってるひとたちがいるんだ!」


「ここでこわいってにげたらいけないよな!」



 子どもたちは怖い感情を押さえつけて立ち向かおうとしていた···。やっぱり神狼族なんだな!



「いいか?絶対に無理はするなよ。何かあればすぐにママのところまで逃げるんだ。いいな?」


「「「「はい!」」」」


「ネボラ。子どもたちを頼むぞ」


「任せておけ。私たちは国の中の魔獣を掃討する事にしよう。向かってくる魔獣はすべて切り刻んでおくさ。外は任せた!」


「ああ!そんじゃあ···、はぁあああーーー!!」



 オレは真のトランス状態になった!全身に紋様が浮かんでほのかに光り、目も金色に輝いた!



「パパ···!かっこいい!」


「ははは!レグス!それにフェアもアルもルエルも、みんなこれができるようになるからな!じゃあ、行ってくる!壁までの道はオレが切り開くからな!」


「「「「いってらっしゃーい!」」」」



 子どもたちに見送られて、オレは猛スピードで走った!



「オラオラオラァーーー!どけどけどけぇーーー!!」



 ズドドドドド!!



 オレは崩壊した壁に群がっていた魔獣のド真ん中に向けてすさまじい勢いで走り込んだ!オレにぶつかった魔獣はすべて跳ね飛ばされて上空へ吹っ飛んでいってしまったんだ!


 そしてオレが走った事で周囲に衝撃波が発生し、幅広の魔獣の空白地帯が出来上がった!そこにネボラが子どもたち4人全員を抱きかかえて突っ込んできた!


 ここでオレはネボラと子どもたちに体力まで回復する回復魔法をかけておいた。これで全快だからここまでの疲れも取れただろう!



「レオ!済まないな!気をつけろよ!」


「お前こそな!子どもたちを頼んだぞ!」


「ああ!」



 ネボラたちが壁の内側に入った直後にオレはアースウォールの魔法で壁の穴の前に頑丈な壁を作り上げた。これで魔獣がこれ以上中に入らなくすることができたな。


 さてと···、そんじゃあ始めるとするか!


 まずは大規模殲滅技からだ!こいつはここ最近作り上げた必殺技だ!トランス状態でやった事はあったんだが、真のトランス状態での全力全開でぶっ放すとどうなるか?その実験も込みでいくぜーー!!



「うぉおおおおーーーー!!」



 魔力剣に込めれるだけの魔力を込めた!魔力剣が黄金色に輝き、光がどんどん強くなっていった!



「オレの新必殺技!受けてみやがれ!星力狼陣剣《せいりょくろうじんけん》!!」



 魔力を込め終わった魔力剣を、思いっきり地面に突き刺した!すると、地面から魔法陣が描かれるように地面がどんどんひび割れしていき!



 ズドーーーーーン!!



 ひび割れから凄まじい勢いで魔力が大爆発を起こした!上空にいた鳥形の魔獣も、その爆発の衝撃波で翼が根こそぎ折れてボトボトと落ちてきたんだ!


 思ってた以上に凄まじい威力だったな!さて!そんじゃあ次にいくぜーー!!



 一方、壁の内側に入ったネボラと子どもたちは、中にはいった魔獣を倒しながら奥へ進んでいった。その道中···、



 ゴゴゴゴゴ!!



「うわっ!?」


「きゃっ!?」


「ゆ、ゆれてる!?」


「なんだこれ!?」


「これは···、レオだな。新必殺技とやらの威力がこれほどとはな···。だが、これは少し威力がありすぎてここの建物にも被害が出てしまうぞ。終わったらレオにちゃんと言っておかないとな」


「え?これってパパのひっさつわざ?」


「すごい···」


「パパってすごいんだなぁ〜」


「ママがパパのことを『せかいさいきょー』っていうのもわかるぜ···」


「ははは!レオが言うにはお前たちもこれぐらいできるんだぞ?ただ、今は力の制御がおぼつかないんだ。出会った時のレオもそうだったからな。できるようになるまではひたすら鍛錬しなきゃいけないぞ」


「うげぇ〜」


「たいへんそう···」


「でも、おいらもこれができるようになるのかぁ〜」


「おれもできるようになってみせるよ!」


「ああ。だがその前に···。こいつらを始末しておかないとな!」



 そう言ってネボラは神剣ムラマサを抜刀した!子どもたちも魔力剣を展開する!



「準備はいいな?では···、私に続け!」


「「「「はいっ!!!!」」」」



 先頭はネボラだ!目の前にいた魔獣に向けて斬撃を飛ばした!



「秘剣、煙竜(えんりゅう)」



 飛ばした斬撃は竜の形を取り、航跡上にいた魔獣たちを斬り飛ばしていった!


 そして子どもたちはトランス状態になり、ネボラが切り開いた線上の左右にいた魔獣たちに攻撃を仕掛けていった!



「はあああーーー!!」


「ロックガトリング!」


「うおおおーーー!!」


「やあああーーー!!」



 レグスとフェアが仕留め損なった魔獣をアルとルエルが倒していくというスタイルで魔獣を倒しながらどんどん奥へ進んでいった!



「ははは!みんなやるようになったな!だが、まだまだ序盤だ。あんまり頑張りすぎると後が続かないぞ!」


「「「「は、はいっ!」」」」



 と威勢よく答える子どもたち。だけど内心は···、



(ママ、速すぎるんだけど···)


(そんなに先に行っちゃうと大変なのよ···)


(レー兄(にい)とフェア姉(ねえ)のおかげで相手する数は少ないんだけど···)


(ママ、厳しいよ···)



 ある程度は覚悟はしていたものの、それを軽く超えてしまうネボラの行動に振り回されていた子どもたちだった···。

 初手は大技で!これが戦闘において基本ですね。

 でないと敵味方入り混じった状況で使っちゃうと巻き込んでしまいますからね。というか、ティールさんはこの状況で大魔法ぶっ放したので集落を追い出されたわけですが(笑)。

 一方のネボラさんは子どもたちがちゃんとついてきているので少しずつ速く進んでました。中々ネボラさんも厳しいですね···。


 さて次回予告ですが、ネボラさんとお子さんたちの状況をお伝えします。お城に到着してどこに応援に行けばいいか?を聞いてそちらへ向かうと、1人の男が魔獣に立ち向かってました!もちろん助太刀しますよ〜。


 それではお楽しみに〜!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。