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【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 家族編

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家族編-11.子どもたちの日常 その2

「きょうはいったことのないところにいってみよっか!」


「うん!あっちいってみよ~!」


「いいぜ!」


「なにがあるかな~?」



 門でパパと別れてぼくたちは4人だけになった。


 というわけで、今日は街の中を探検だ!いつもはパパかママと一緒なんだ。街の中ってお買い物やお食事をする日輪亭に行くぐらいだったから、ほかの場所って知らないんだよ。


 だから行ったことのない場所に行くことにしたんだ!


 そうそう!ぼくたちだけで遊ぶ時にママから気を付けるように言われていることがあるんだ!


 ・町中で魔法は禁止(身体強化魔法も身を守る以外はダメ!)

 ・ケンカをしてはいけないけど、ケンカをふっかけられたらちゃんと相手して(・・・・・・・・)手加減すること

 ・怪しい人にはついていかないこと

 ・わからない時は人に聞いて、ちゃんとお礼を言うこと


 ちなみにどれか破ったらおしりぺんぺんの刑なんだよ···。ママのおしりぺんぺん、ものすごく痛いんだよね···。身体強化魔法を使って防御力を高めても痛みが変わらないし、使ったらさらに怒られるし···。回復魔法で痛みをとるのも禁止なんだよ!



 さて!それじゃあ行こう!まずは門の近くだね~!


 門の近くは畑や牧場が広がってるんだ。牧場では牛とか豚とかが草を食べたりお水を飲んだり、モヒカン頭やサングラスをかけてる牛や豚は、たばこ吸って寝転がってたね!たばこっておいしいのかな~?パパもママもやってないからわかんないけど。


 今は朝早い時間だから、畑には多くの人たちが育てている作物のお世話をしてるよ~!


 もちろん、畑の中には入らないよ!道から覗いているだけ~!ここは何を作ってるんだろうね?ちょっと聞いてみようかな!近くの畑にいたおじさんに声をかけたんだ!



「すいませ~ん!これってなんですかぁ~!?」


「ん?これか?これは『巨大根』ってんだ」


「あ~!あのおっきいしろいおやさいだね!あたしもたべたことある~!」


「へぇ~!こんなにおおきいんだね!ぼくのからだよりもおおきい~!」


「おいらとルエルふたりあわせてもおおきいぞ!?」


「こんなにおおきいんだね~!」


「ははは!これはまだまだの大きさだ。このあとこの倍ぐらいの大きさになるんだぞ~!」


「ひょぇええ~~~!すっごいおおきくなるんだね!」


「でもおじさん?そんなにおおきいと、とるのたいへんでしょ?」


「まあな。だけど収穫用の器具がちゃんとあるからな!運ぶのが手間だけど、こいつは日干しにしたら長持ちするからな。何かあった時用にたくさん作るのさ」


「こうやっておじさんたちががんばってるから、あたしたちもおいしくたべれるんだね!」


「おっ!?嬉しいこと言ってくれるじゃねえか!」


「おじさん!ありがとーございました~!」



 普段食べてるお野菜とかってこうやって育ててくれてるんだね!こうやって見ていろんなことを知っておくのは大事だってママが言ってたね!


 さあ!次に行ってみよ~!



 次にやってきたのは川だ!この川はさっきの畑に水やりに使われてるんだって。


 橋の近くで釣りをしている人がいたんだ!何が釣れるのかな~?



「こんにちは~!どんなおさかなさんがつれるんですか?」


「おっと!?そんな大声出すな!魚が逃げちまうだろうが!?」


「あっ!?ご、ごめんなさい···」


「ったく···。まぁ魚いねえからいいけど。あんまり大声出すんじゃねえぞ」


「はい···」


「···ここはそれなりに釣れるぜ。そこのバケツの中を見てみろ」



 怒られちゃったけど、このおじさんはいい人みたいだ。バケツの中を覗いてみると、大きなお魚さんがいたんだ!ちょっとトゲトゲが多いね。



「おおきいね~。これってなんてさかななの?」


「嬢ちゃん。これは『素(す)パイク』ってんだ。そのトゲには猛毒があるから触ると死んでしまうぞ」


「えっ!?」


「どくだって!?」


「おじさん、だいじょうぶなの?」



 毒って聞いてぼくとアルはびっくりしちゃったんだ···。ルエルは冷静だなぁ~。



「こいつはコツがあるんだよ。釣りあげたらこの分厚いグローブで1発殴って気絶させるんだ。そうしたら暴れなくなるからな。その間にこうしてバケツに入れるのさ」


「で、でも···。もってかえってからどうするの?」


「バケツをひっくり返して水をなくしてシメるのさ。死んじまえば動かねえから、トゲを包丁で切ってしまえば大丈夫だ。こいつは身がおいしいんだぜ~」


「へぇ~」


「こんなおさかなもいるんだね」


「でも、どくあるんだよな···」


「でもおれ、きいたことあるよ。どくのあるものっておいしいらしいんだよね~。たべたらたいへんなことになるらしいけど」


「ここはほかにもいるけど、人を食っちまうような凶暴な魚もいるから、この川で泳ごうとすんなよ」


「そんなのがいるんだ···」


「こわ〜い!」



 でも、その魚って魔獣じゃないかなぁ〜?帰ったらママに聞いてみようっと!



 さて、お日さまがてっぺんまで上がったからそろそろお昼だね〜!



「フェア!アル!ルエル!そろそろおひるごはんたべにかえろうか!」


「うん!レー!」


「おう!」


「きょうはなにかな~?」



 帰りは家まで走るよ!思いっきり走って家まで帰ってきたんだ!



「「「「ただいま〜!」」」」


「おお!お帰り。さあ!パパが用意してくれていたお弁当をいただこうか!」


「「わ〜い!いただきま〜す!」」



 パパって料理がうまいんだよ!神様が知ってたレシピなんだって!ちなみに今日のお弁当はごはんとお肉の甘辛煮だって。なんのお肉かは知らないってパパは言ってたけど、とってもおいし〜!



「レグス、フェア、アル、ルエル。午前中はどこに行ってたんだい?」


「はたけ!きょだいこんをみてきた〜!」


「あれ、おおきかったよね〜!」


「あとはかわ!ス・パイクってさかなをみたんだぜ〜!」


「あれのトゲってするどかったね〜!」


「へぇ〜!いいもの見てきたな!ちなみに素パイクのトゲって、暗殺用の武器にも使われるんだぞ〜」


「「ひぇええ〜〜!こわ〜い!」」


「あんさつかぁ~」


「たしか、だれにもバレずにひとをころしちゃうんだよね?どくをつかわれたらおれたちもころされちゃうかもね」


「ははは!だが、みんながトランスになれば大丈夫だろう。パパはそうだったからな」


「え···?トランス···?」


「パパがまえにみせてくれた···?」


「ああ。なんでも常時回復魔法がかかってるそうだから、毒なんて消えてしまうそうだ。だから、必要以上に怖がることはないぞ」


「でも、みんな···」


「まだトランスできないね」


「かっこいいんだけどなぁ~」


「どうやるんだろうね?」


「パパも言っていたが、ちゃんとできるから慌てるな。それより、午後はどこに行くつもりだい?」


「まちのなか!」


「いちばもいってみたいね!」


「だったらお小遣いをやろう。そのお金の範囲内でお菓子とか買ってもいいぞ〜!」


「「「「えっ!?いいの!?」」」」


「ああ。いつもママの鍛錬を頑張ってるからな!たまにはご褒美もないとな!」


「「「「ありがと〜!」」」」



 初めてお小遣いをもらった!お昼からはお小遣いを握りしめて街へお買い物に行くよ〜!

 子どもたちの日常の場面なのですが、ほのぼのとしてていい雰囲気ですね~。ちょっと不良な家畜がいますけどね。

 この世界の生き物は結構凶暴です。というのも、魔獣が多いので自己防衛でそうなっちゃうんですよ。漁師さんとかも結構命がけなんですね。


 さて次回予告ですが、お小遣いを握りしめて子供たちは市場へやって来ました。そこでお買い物しますがちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいます···。何があったのでしょうか?


 それではお楽しみに〜!

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