家族編-6.ネボラ流鍛錬法?
昨日、日付変わる直前で山口県岩国のホテルで1泊し、本日朝に錦帯橋、昼前に秋芳洞と秋吉台に行ってきて、先ほど帰ってきました。
先日の四国カルストは濃霧で何にも見えなかったのでリベンジでした(笑)。
帰りは日本海側を走りました。島根県付近は景色いいんですよ〜。
道中、中国地方にしかないコンビニポプラでポプ弁を購入しました。作者としては北海道のセイコーマートさんに次いで好きなお弁当ですね。ご飯の量がとんでもなく多いんですよ〜。
「うわっ!?」
「きゃっ!?」
「どうした?レグス、フェア。2人同時でかかってきてるんだぞ?せめて一撃ぐらい与えれないといけないぞ?」
「いたたた···。ママつよすぎるよ···」
「すぐにやられちゃうわ···」
「ははは!今はまだまだだからな。だが、こうやってやり合うことで、お前たちはどんどん強くなるんだ。落ち込む暇があったら、もっとかかってきなさい!」
「「う〜〜〜〜!!」」
レグスとフェアが3歳になった。
やっぱりオレの血を引いてるせいか、物心ついて立って歩けるようになるといろいろとやんちゃをするようになってきたんだ。
そこで、ネボラも『そろそろ仕込み始めても良さそうだな』って言い出したんだ。
翌日からはネボラがアルとルエルの面倒を見つつ、レグスとフェアを鍛え始めたんだ。
と言っても、いきなり厳しい鍛錬をやるわけではなく、まずは体力づくりで町中を走り回ったりだ。
ぶっちゃけて言えば『鬼ごっこ』だ。もちろん鬼はネボラだ。リアルでも鬼···!?
「レオ?今、何を思ったのだ?」
「···なんでもねえよ」
「本当か〜?」
「本当だって!なんでそんなふうに思ったんだよ!?」
「レオの目は正直すぎるからだ。もう一緒に暮らして4年だぞ?レオが何を考えてるのかぐらいはすぐにわかるわ」
「じゃあ、今のオレは何を考えてる?」
「『なんで気づきやがった!?』ってところだな?」
「···げっ!?マジかよ!?」
「レオ〜?やっぱり私に良からぬ感想を抱いていたな?」
「やっぱり···?なっ!?ハメられた!?おい!?卑怯だぞ!!カマかけやがったな!?」
「ははは!まぁ、想像はつくが本音は聞かんよ。やはりレオは面白いなぁ〜!」
···こんなかんじだ。逆らうとひどい目に遭うのは変わってねえ。
アイツに横槍入れられちまったが、話しは戻すぞ。
まずは体力づくりって事で、アイツがレグスとフェアを追いかけ回すんだ。文字通り体力が切れるまでだ···。
しかもアイツ、背中にアルとルエルを背負って追いかけ回すんだ。そんなマネ、オレにはできないわ···。母親ってのは本当に強いんだな···。アイツだけが特別なのかもしれんがな。
そして、明日からはその鬼ごっこに新たに6人追加となった。アルとルエルも参加するんだ。
そして···、
「ネボラ〜!俺様の子どもたちも厳しく鍛えてくれ〜!」
「ああ!任せろ!」
ティールのお子さん4人も参加することになったんだ。
そうそう、お子さんたちの紹介がまだだったな!
・アーム(赤竜の男の子)
・ヤラト(白銀竜の男の子)
・カルラ(赤竜の女の子)
・トルソー(白銀竜の男の子)
「「「「あそぼー!!」」」」
「お〜!よしよし!お姉さんがたっぷりかわいがってあげるわ〜!」
···セリフ通りで受け取っていいんだろうか?
8人で始まった鬼ごっこはもちろんネボラが鬼だ。どんなスパルタな鬼ごっこになるかと思いきや···?
「ははは!みんな速いなぁ〜!」
「「「「きゃははは!!」」」」
···至って普通だった。アイツは歩いて追いかけ回してたんだ。まぁ、相手は3歳児2人と2歳児6人だ。
「じゃあ、少し速く行くぞ〜!」
今度は早歩きになった。レグスとフェアは何とか逃げ回れてるが、2歳児チームはとたんに転んでしまった。まだ足腰がしっかりしてないもんな。
「「「「うぇ〜〜〜ん!」」」」
まぁ、予想通りな状況だ。だけど、ここからがネボラの厳しい鍛錬の始まりなんだよ。
「さあ、立ちあがるんだ。立ってもう一度だ」
「「「「うぇ〜〜〜ん!」」」」
ネボラは助けようとしなかった。
「大きくなったら助けてもらえないことがほとんどだ。自分で立ち上がれるのであればゆっくりでいい。立ち上がるんだ」
「「「「ひっく···、ひっく···」」」」
「············」
2歳児チームはとりあえず泣き止みつつあった。ネボラはまだ動こうとはせずにじっと見守っていた。
「「「「············」」」」
ちょっと機嫌悪いか···?子どもたちがゆっくりと立ち上がった瞬間!
「えらい!よく頑張ったなぁ〜!ははは!」
「「「「むぎゅっ!?」」」」
ネボラが一瞬で近づいて抱きついた!ちょっと勢い強すぎなくね···?苦しそうな顔してるぞ?
ネボラはこのあとベタ褒めしていた。そして···、第2ラウンドが始まった!
こうして全員疲れ切るまでネボラは追いかけ回した。次々と疲れ切って倒れていく幼児たち···。倒れた子はすぐに背負ってあげていたな。
こうしてうちの子たちとティールの子たちは尋常じゃない速さで体力をつけていき、そして次の段階に入った。
「えいっ!えいっ!」
「そうだ!しっかり剣を握って振るんだ!そして、自分の思う場所で止めれるように!」
やっぱコイツは剣聖だけあって、剣に関しては教えるのが非常にうまい。最初は剣をどのように振るのか?を教えて、ずっと素振りをさせていたんだ。腕の筋力と握力を鍛えるってのもあるらしい。
そして同時並行で魔法も鍛えることになった。こっちはティールが講師として主に魔力循環とかの基礎についてしっかりとやっていた。
「慌てるでないぞ〜!ゆっくりでいいからグルグル回すのだ〜!」
ただ、残念なことにティールのお子さんで魔法が得意そうなのはカルラちゃんだけっぽかった。ほか3人は普通よりちょっと使えるってぐらいになりそうだ。
まぁ、ティールのように魔法が得意ってドラゴン族自体が珍しいみたいだからな。こればっかりは仕方ない。
一方、うちの子たちはやっぱりオレの血を引いてるせいでかなりの魔力量を現時点で持っていた。真のトランスになれば莫大な魔力を制御しなきゃならねえ。
そのためにティールには制御力を鍛えるようお願いしておいたぜ。
こうして子どもたちは鍛えながらすくすくと成長していったんだ。
最初に必要なのは体力!
という事で鬼ごっこでした。しかもぶっ倒れるまで延々と続く、リアルに鬼な鬼ごっこです!ここまでキツい鍛え方のおかげであっという間に強くなっていきます。
エーレタニアでは本編でもご紹介しましたが、成長速度は現代地球の倍以上です。
というのも、魔獣被害がすさまじいために早く成長しないと種として生き残れなかったためなんですね。野生動物でも誕生してすぐに立ち上がれるのも食べられないようにするためですから、それと同じですね。
ですので成人、結婚も10歳で可能となっています。このあたりは現代地球とカルチャーショックがあるかと思いますが、異世界ですからね。常識そのものも違いますから。
さて次回予告ですが、家族全員で魔獣退治に出かけますよ〜!レグスくんとフェアちゃんはそれはもう楽しみにしていました。どんな様子でしょうか?
明日からは通常通りの21時過ぎあたりでの投稿です。それではお楽しみに〜!




