↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 家族編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

787/868

家族編-5.レオ、戦場(?)で大混乱!?

 本日は仕事終わりにドライブしてまして、ただいま山陽道福山サービスエリアで休憩兼夕食で尾道ラーメンをいただいております。


 明日は山口県をドライブして夜遅くに帰宅を予定しています。

 ティールがドラゴン族軍団を連れてきて1か月が経った。


 この間、ドラゴン族軍団もネイレ周辺で魔獣狩りをやってくれた。とりあえずチーム連携がとれるか?って事でお試しでやってたみたいだ。


 そして、その際に先日の山にも行ったらしい。やっぱりレックスデラックス以外にも魔法を使う魔獣がわんさかいたらしい。



『久々に大暴れできて、俺様も楽しかったぞ!』



 それはもう満足顔のティールだったな。しかし、後日行くとまたいたそうだ。やっぱあそこには何かありそうな気がするな···。


 そしてうちでは双子が産まれた!



「「おぎゃー!おぎゃー!」」



 金髪と銀髪が混じった男の子で、アルとルエルと名付けた。



「ある···?」


「るえる···?」



 レグスとフェアはちょっとだけしゃべれるようになった。はいはいも卒業して立って歩くこともできるようになった。フラフラで見てて危なっかしいけどな。


 でも、見ているとなんだかほんわかする気分になるな。赤ちゃんって、こんなにかわいいんだな!



「さあ!それじゃあ私もそろそろ体を動かしたいな!」


「もうちょっと休んでおいた方がいいんじゃないのかよ?」


「体を動かしたくてうずうずしてるのだ!もうこの気持ちを抑えることができない!」


「そうか···。ムリすんなよ?」


「ああ!ではレオ!子どもたちをよろしくな!必要なものは無限収納リュックに入れてるからな」


「ちょ!?オレ1人で4人見るのかよ!?」


「大丈夫だ。レグスとフェアが面倒見てくれるだろう」


「2人ともまだ幼すぎるって!!」


「頑張れ!では行ってくる!」


「ちょ!?···マジかよ?」



 ちなみにオレは赤ちゃんの面倒なんてやったことがない。魔獣狩りに出かけた時に背負ってたぐらいだな···。それ以外は全部ネボラがやってたんだよ。


 ···ヤバい。アイツ、いつ戻るかなんて言ってなかったぞ?夜には戻ってくるんだろうか···?それすら怪しいぞ?




 ···そこは、まさに戦場だった。



「「ギャーーー!!ギャーーー!!」」



 悲鳴に近い鳴き声が響き渡る。



 バシバシバシバシ!!



 体中、至る所が容赦なく叩かれた。手加減など一切ない。当たり前だ。ここは戦場だからだ。


 こんな戦場は初めてだった···。真のトランス状態でも倒すことができねえんだよ···。こんなに苦戦するとは想定外だった。


 だからと言って逃げるわけにはいかねえ!オレは···、オレは!この戦場を生き抜いてみせる!!



「ほ〜ら!アル、ルエル。おしめ替え終わったぞ〜!」



 ジョロジョロ〜〜···



「ちょ!?今替えたばっかだぞ!?」


「「あ〜〜〜〜ん!!」」


「ああ!もうーー!またかよーー!?」


「「ぱ〜ぱ〜!」」


「レグス!フェア!今相手できねえんだよ!ちょっと待っててくれ!」


「「う〜〜〜!」」



 そう、今のオレの戦場は家の中だ。ここまで大変だなんて知らなかったんだよ···。よくネボラのやつ、上手にやってたな···。オレ、父親失格か?


 だってやり方知らねえんだよ!エレのやつ、こういった知識くれなかったから暗中模索状態でやってんだ!アイツほど上手じゃねえんだけど一生懸命やってんだ!


 しかし、我が子たちはそんな父親の苦労をまったく知らずにワガママ仕放題だった···。『赤ちゃんの仕事は泣く事だ』っておっちゃんが言ってたけど···。


 こんだけ泣くって事はおなか空いてるんじゃねえか?泣くってモーションだけだときっちりとした意思表示になってねえからわかんねえんだよなぁ〜。


 そうだ!おっちゃんなら知ってるんじゃね?ちょっと助けを求めに行くか!


 しかし!そうはいかなかった!家に赤子4人おいたまんまで出かけられねえって!


 どうしよう!?マジで詰んでるぞ···。アルとルエルは幼すぎて母乳しか飲めないんだよ···。


 オレ、さすがに母乳出ねえよな?いや、出たら出たでそれはマズい気がするが···。


 魔獣退治とかでもなったことがないほどの大混乱に陥ってしまったオレは、こんなバカな事まで考えてしまったんだ···。


 すると···?



 コンコン!



 扉を叩く音がした。アイツじゃねえよな?こんなに早く帰ってくるわけねえと思うけど···?


 そして扉を開けたら、そこにはティールの奥さんのホーデさんがいたんだ。おなかは以前よりもさらに大きくなってた。



「こんにちは。すごい泣き声が聞こえてますけど、何かお困りですか?」


「ホーデさん···。実は···」



 藁(わら)にもすがる思いで相談させてもらった。すると···、



「おなかが空いてるんだと思いますよ。ネボラさんは何か用意してないです?」


「そう言えば···、無限収納リュックに入れてるって···」


「探してみてはいかがです?その間、私はお子さんの面倒を見てもいいですよ」


「えっ···?で、でも···、おなかが···」


「ああ、大丈夫ですよ。ドラゴン族は赤ちゃんでも結構強いですから」


「いや、だからって···」


「いいから!こういう時は頼ってもらったらいいんですよ」


「じゃ、じゃあお願いします」



 本当に助かった···。ホーデさんが来てくれてレグスとフェアは『遊び相手が来た!』と思ったようだ。


 そしてオレは無限収納リュックの中を確認した。すると···、



「あ、あった···」



 そう、2本の哺乳びんが入っていた。アイツ···、ちゃんと準備してから行ったんだな?


 用意してるなら事前にちゃんと言えよ!?



 ···落ち着きました。レグスとフェアは遊び疲れて、アルとルエルはおなかいっぱいになって4人全員寝てくれたんだ···。



「ホーデさん、助かったぜ···。ありがとな」


「うふふ。どういたしまして。次はうちの子たちの面倒を見てくれたらいいですから」


「ドラゴン族のお子さんねぇ~。人族と違いってあるのか?」


「ほとんど一緒ですよ。幼い間は竜モードで生活するぐらいで特別な対応は···、力強いってぐらいでしょうね」


「それだったら問題ないな!え〜っと、もうすぐ?」


「ええ。今月中···、うっ!?」


「え···?ど、どうしたんだ!?」


「き、来ちゃいました···!」


「な、何が!?」


「赤ちゃんが!産まれそう···!」


「げっ!?マジでか!?」



 ···ここからラウンド2の戦場が始まった!


 ホーデさんの話によると、ドラゴン族の出産も人族と変わらんそうだった。だったらオレは見守るぐらいしかできねえ。


 本来ならティールがやんなきゃダメなんだが···、あいつも今狩りに夢中で夕方まで帰らねえんだ···。だから帰ってくるまでオレが汗を拭いたりといったサポートをしてあげたんだ。



 そして夕方になり···、ネボラが帰ってきた。ティールも帰ってきたが、一応説明して家で待機してもらっていた。



「これは想定外だったな···。レオ、助かったぞ。あとは私に任せて···、ティールを呼んで外に出てろ」


「そ、そうさせてもらうわ···。頼んだぜ···」



 オレはティールの家に行ってホーデさんの話をしたとたん、ティールはうちに突撃していった。


 まぁ、これでオレは産まれるまで外で待機···、というのもなんだか追い出されてしまった雰囲気がするので日輪亭に行くことにした。ついでに夕食を持ち帰りしてティールたちにも食べてもらうのもアリだな!


 そしてオレが戻ると、家の外まで泣き声が聞こえた!どうやら産まれたようだな!


 この日、ティールはいきなり4人もお子さんの父親になったんだ···。うちもそうだが、一気に子だくさんになったなぁ~。

 アルくんとルエルくんを無事出産してネボラさんは体を思う存分に動かせるということでハイになってしまいました!

 そして家に残されたレオくんは必死で頑張ってましたね。4人もお子さんいるとそりゃもう大変でしょう。


 そしてホーデさんまで出産しちゃいました。なかなかドラゴン族で四つ子って珍しいんですけどね。

 ちなみにこの子たちは将来、レグスくんたちとタッグ組んで世界中を周る予定です。一緒に生まれたので仲良くなるんですよ〜。


 さて次回予告ですが、レグスくんとフェアちゃんが3歳になり、ネボラさんが本格的に稽古···、という名のシゴキが始まります···。どんな鍛え方をするのでしょうか?


 明日もドライブしてますので、いつもの投稿時間ではありません。あらかじめご了承くださいね。


 それではお楽しみに〜!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。