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【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 家族編

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家族編-4.レオ、大工になる!?

 ティールがドラゴン族20人(うち1人はティールのお嫁さん)がやって来た。


 いきなり大人数で押しかけてきたので、もちろん泊まる家なんてすぐに確保できねえ。この国には今の時代のような宿自体なかったんでな。


 というわけで、今日のところはティールの家とうちに泊まることになったんだ···。



「レオの家では元気な赤子がいるから6人お願いするぞ〜!」


「ってことは、ティールの家には14人も?」


「うむ。まぁ、ここに来るまで腹を割って話ししたから家族のようなものだな!少し狭いが何とかなるだろう!」


「わかったよ。そんじゃあ6人さん。うちへどうぞ」


「「「「お邪魔します!」」」」


「お、おう···」



 うちに泊まる事になった6人を紹介しておくぜ。


・赤竜のボルケ

・黒竜のニーズ

・黄竜のヴィル

・緑竜のヘッグ

・青竜のルーダ

・白銀竜のジーヌ


 ルーダとジーヌが女性、あとは男性だ。みんな戦闘したがりな性格なようで、ガッチリとした筋肉質な体つきだ。こりゃ頼もしいな!



「ボルケだ。主に格闘でやり合うのが好きでな。よろしく頼むぞ」


「黒竜のニーズだ。腕試しで旅をしていてな。まさかたどり着いたこの大陸で面白そうな事をすると聞いて参加させてもらった。よろしくな」


「黄竜のヴィルだよ〜!ぼく、方向オンチで魔獣退治に出かけたら、いつの間にか大陸越えちゃって道に迷ってたらティールさんに助けられたんだ〜。魔獣退治は得意だよ〜」


「緑竜のヘッグと申します。ニーズと共に別大陸にやって来たんです。ドラゴン族ではありますが武器を扱うのが得意ですね。自作もしますよ。よろしくお願いします」


「青竜のルーダよ。空飛んでたらいきなりティールさんに背後からぶつけられちゃってね〜。それがきっかけでこのチームに参加したのよ。なんだか楽しそうね〜!よろしくね〜!」


「白銀竜のジーヌです。兄(・)が好き勝手やってると聞いて止めに来たらこうなっちゃいました···。どうしたらいいんでしょうか···?」



 ···個性的なメンツだった。


 ボルケはこのチームのリーダーのようだ。ガタイもいいし、言動から面倒見が良さそうだな!


 黒竜のニーズと緑竜のヘッグは一緒にボルタニア大陸にやって来たのか···。腕試しって、オレと考えが似てるな。ヘッグは珍しく武器として斧を持っていた。しかも鍛冶職人でもあるらしい。これはこの国の武器防具が良くなりそうな予感がするな。


 ヴィルは···、迷子でこの大陸に来たって···。こいつは大丈夫か?ちょっと心配になるな···。


 青竜のルーダはティールが起こした事故に巻き込まれたのか···。なんでついてきたのかわかんねえなぁ〜?


 最後が白銀竜のジーヌだ···。ティールの妹だそうだが、止めようとしたら巻き込まれてズルズルついてきちゃったと···。この子も心配だな···。



「オレはレオ。こっちが妻のネボラ。そんでオレの背中にいるのがレグスとフェアだ」


「ネボラだ。今はこのような状況で剣を握れてないが、そこそこの腕(・・・・・・)ではある。出産したら手合わせ願いたい」


「「よ〜!」」



 おい、ネボラ?そこそこの腕って···。剣聖だろ?このドラゴン族の集団すら倒してしまわねえよな?


 とりあえず大人数ではあるが、さっそく夕食にした。今日はオレが狩ったレックスデラックスの肉だ。デカかったから全員分賄えそうだ。


 さすがに肉を家の中で焼くのはできないので、外の釜で焼くことにした。


 すると、向かいのティールの家からゾロゾロと出てきたぞ?



「おお!レオ!済まないが肉余ってるか?」


「ん?まぁあるぞ。今日はレックスデラックス倒してるし」


「ほう!?レックスデラックスか!魔法も使う魔獣はぜひとも俺様がやりたい相手だな!場所は後で聞くとして、あれだけ大きいから全員分いけそうだな!」


「いけるけど···。お前、メシ用意してないのかよ?」


「あ〜、ここまで戻る最中に食べてなぁ〜」


「しっかりしろよ、リーダー。ほれ、肉出すから焼くの手伝ってくれ」


「うむ!任せるがいい!」



 こうして総勢25人でバーベキュー大会となった。盛り上がったんだが、いかんせんここは住宅街だ。酒が入らない状態だったから大騒ぎまでいかないものの、早めに切り上げて休むことにしたんだ。



 そして翌日···。


 朝食も昨日の夜と同様に外でやった。天気がよかったってのもあるけどな。


 そうして朝食を食べ終えると、おっちゃんがやって来た。



「おはよう、レオ。昨日は大変だったんじゃないか?」


「おはよう、おっちゃん。昨日はそうでもねえよ。むしろ···、ちょっと助かったかな?」


「助かった···?」


「ああ。レグスとフェアの遊び相手になってくれたんでな。最近、よく動くようになったからな」


「そ、そうか···」



 子どもの成長って速いもんだなぁ〜。まだ立つことはできないけど、かなり速くはいはいできるようになってきたんだ。


 力も幼いのにそれなりにある。だから···、



「うぉっ!?レグスくん!?そんなにバシバシ叩かないでくれ!」


「きゃははは!!あー!」


「ちょっとフェアちゃん!?どこによじ登ってるの!?あたしの翼そこは!?あはははは!!や、やめて〜〜!!」



 主に犠牲(・・)になったのはボルケとルーダだった···。完全におもちゃにしちゃったんだよなぁ〜。


 ちなみにレグスとフェアには後でちゃんと怒っておいた。さすがにこれを放置はできないんでな。


 ただ···、本人たちは不機嫌になったけど、すぐに満足げな顔になったのをオレは見てしまった。···思ってたよりも赤ちゃんというのはしっかりしてるようだ。



「それでだ。皆さんが住む家なのだが、空き家がほとんどなくてな。そこで、この近くにある空き地に家を建ててもらえればと思うのだが···」


「それで構わないぞ!ドラゴン族は家建てないのも多いからな」


「でもおっちゃん?オレの時もティールの時もそうだけど、家ぐらい何とかできねえのかよ?」


「今は大工たちが手いっぱいでな···。今から発注しても半年待たんといかんぐらいらしいぞ」


「マジかぁ〜」



 ネイレは今、壁の拡張工事の真っ最中なんだ。魔獣襲撃がオレたちのおかげで減って犠牲者がほとんどいないというのもあって、人口が増えてて拡げる話になったんだ。


 だから大工たちが大忙しってわけだ。ちゃっちゃと作ってしまわないと危ないからな。


 というわけで、またオレが家を建てるハメになったんだ···。オレ、大工じゃねえから頑丈かどうか知らんぞ?今のところはうちは壊れてねえけど。


 家を建てるために必要な木はドラゴン族のみんなにお願いして開拓地の木を切ってもらい、ここまで持ってきてもらったんだ。手が空いてるようなら開墾も手伝ってくれてるようで、パワーがあって空を飛べるドラゴン族の皆さんは結構重宝されてたんだ。


 まぁ、いきなり押しかけてきたようなものだったからな。こうやってネイレの人たちとの交流は必要だったから一石二鳥ってやつだな!



 一方、オレは黙々と家を作った。面倒だから長屋にして壁で仕切るって格好だ。何もないよりかはマシだろ?2週間ぐらいで出来上がったぜ!

 個性豊かなドラゴン族皆さんでしたね。ルーダさんは追突事故の被害者ですし、ジーヌさんはティールさんを止めに来たらそのままズルズルとついてきてしまうハメになったり···。


 そしてレオくんがまた家を建てましたが、ぶっちゃけ壁はほとんどありません(笑)!

 柱と屋根メインなのですが、ドラゴン族としてはこれでも立派だというのは本編でも明らかにしております。多少の風雨はドラゴン族特有の竜気で弾きますのでね。


 さて次回予告ですが、ネボラさんがアルくんとルエルくんを無事出産しますよ〜!

 そして2回の妊娠出産で体がなまっていたネボラさんは、ついに本気で暴れられる!と大喜びして魔獣退治に出かけてしまいました!

 という事は···、お子さんたちの面倒をみるのはレオくんなわけでして···。

 果たしてレオくんは面倒をみきれるのでしょうか?


 明日は仕事終わりにドライブに出かけますので、投稿は21時半前後あたりになるかと思います。あらかじめご了承くださいね。


 それではお楽しみに〜!

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