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【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 殲滅編

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殲滅編-12.レオ、新たな力を手にする!

 最初に登場した人形兵器を破壊しつくしたら、送り込んできた神の少年と新たな人形兵器が現れたんだ!


 ネボラもティールももう限界だ!こうなったらオレ1人でやるっきゃない!



「ネボラ、ティール。お前ら下がっておけ。こっからはオレ1人でやる」


「なにをバカな!?さっきよりも多いのだぞ!?無茶だ!」


「ネボラの言うとおりだ!ここは退かないと!俺様は飛ぶことぐらいはなんとかできるぞ!」


「退けるわけねえだろうが!?後ろには戦えないネイレのみんながいるんだぞ!?」


「しかし!レオがやられてしまっては!」


「心配すんな。オレは···、死なねえよ。万が一死んだとしても、エレが新たな人を創るだけさ」


「なにをふざけたことを!レオがいなくなっては意味がない!」


「おいネボラ?わかってねえだろ?オレは神にこういう目的で創られたんだ···。だから、その使命をまっとうするだけだ。オレ個人なんて、最初から意味なかったんだよ」


「そんな事はない!まさかレオ···!?最初から死ぬ気だったのか!?」


「そんな気はねえよ。だがな?いつかそうなる時が来るだろうなってのは最初からわかってたんだよ。だから···、ここで使うだけだ!ただ死ぬんじゃねえ。仲間を···、仲間を守って死ねるんだ。こんなカッコいい死に方、そんなにねえんじゃねえか?オレの命の使いどころはオレ自身が決める!誰にも邪魔はさせねえぞ!」


「レオ···」


「ティール、短い付き合いだったが魔法はためになったぜ。こんな事に巻き込んじまって済まなかったな」


「なにをバカな!おいレオ?本当に···?」


「ああ。そんじゃあな!もし次のオレ(・・・・)に会えたら、しっかり鍛えてやってくれ!」


「レオーーー!!」



 ···別れのあいさつは済ませた。もう心残りはない。1年半の短い人生だったけど、戦って仲間たちとバカな事をやったり···。


 思い返せば結構オレってバカにされてなかったか?なんか思い出がそういったものが多い気がするんだけど?


 ははは···。まぁ、それももう終わりだ。あんな思い出でも、今では本当に懐かしく、楽しく思えたんだぜ。



 さあ!おっぱじめようか!オレの命をすべて燃やして!叩き潰してやる!



「うぉおおおおーーーー!!」



 龍脈の魔力をオレの体に無理やり押し込んだ!扱いきれない魔力が暴走する!体中に現れた紋様が一段と輝きを増した!



「ふぅ···、ふぅ···。さて、時間制限は···。わかんねえけど、燃え尽きる前に全滅させてやる!いくぜーーーー!!」



 普段の10倍の長さまで伸ばした魔力剣を思いっきり振り回した!しかしそれでもダメージはほとんど入らず、表面にわずかな亀裂が入っただけだった。


 でもそれだけでいい!その隙間に爆裂魔法を投げ込んでやった!



 ボンッ!!



 へへっ!ティールが岩を斬る時にやってた魔法を応用してみたんだ。亀裂に爆裂魔法を打ち込んで内部で爆発させて割るんだ!今回は全力でやってるから人形は爆発四散したぜ!


 魔法はティールに極意を教わってから飛躍的に魔力消費が節約できて威力が上がった。今回もなかなかいい威力になってくれたのはありがたいぜ!


 さあ次の1体!次はこの剣技だ!



「必殺!星火燎原(せいかりょうげん)!!」



 魔力剣の長さが10倍だ!だから斬撃も10倍にまで拡がっている!これは斬るまではできないものの、当たった人形は足払いを食らったように前に倒れてしまった!


 今だ!この状態なら思いついたこの新技も使えるはず!



「奥技!大地溝帯(だいちこうたい)うぉおおおおーーーー!!」



 魔力剣にありったけの魔力を込めて、オレは高く飛び上がって魔力剣を地面に突き刺した!



 ズドーーーーン!!ゴゴゴゴゴ!!



 突き刺した魔力剣を起点として巨大な地割れが発生した!そして多くの人形が地割れに飲み込まれた!


 そして魔力剣を抜くと、地割れが元に戻った。どんだけ硬くても、この土圧で潰されないわけねえからな!



 バーーーン!



「いった!あ〜、そういえば飲み込まれてねえ人形もいたんだったな」



 振り返ると、1体の人形から攻撃を受けていた。今の状態なら、そんな打撃は通用しねえけどな。



『やってくれたな!?まだ奥の手を隠してやがったんだな!?』


「あ?当たり前だろ?全部見せるわけねえだろうが?お前、神のくせにバカか?」


『うるさいうるさい!下等生物のくせに生意気言うな!』


「さっきから下等生物って言ってるけど、そんな下等生物ごときに負けてるあんたは下等生物未満の神って事だな」


『なんだと!?その減らず口、いつまで叩けるかな?ぼくにはまだまだ人形がいるんだからね!』



 そう言うとまた空間に穴が開いて人形兵器が出てきやがったんだ!今度は空飛ぶ飛空船タイプや昆虫っぽいもの、獣っぽいのもいるな···。



『ははは!こんなもんじゃないぞ!まだまだほかにもいるんだからな!』


「キリねえな···。こりゃあのバカ神を捕縛するのが最優先だな!」



 その時だった!突然エレとの回線がつながったんだ!



『レオ!無事か!?』


「あ!?今忙しいんだ!あとにしてくれ!」


『え!?もしかして、交戦中!?』


「そうだ!」


『ちょうどよかった!レオ!お前に新能力を与えるぞ!やっとGP(ゴッドポイント)に余裕できたから、オレからのプレゼントだ!受け取ってくれ!』



 そう言った瞬間!なにか温かいものに包まれたような感覚がしたんだ!



「お前!?なにしたんだ!?」


『これはレオにもともと備わってた能力を解放したんだよ。どうも能力付与にバグがあってな···。やっと修正したところだったんだ。解放したのは『共有』って能力だ。仲間の力を借りて戦うことができるのさ!これまでレオは仲間がいなかったからね。今のレオなら使いこなせるだろう!』


「マジか!?ネボラとティールの力が使えるんだな!」


『その通り!さあ!さっさと生意気なガキにキツ〜イお仕置きだ!『デポルトアミ』でゲッチュ!して元の世界へ送り返してくれ!』


「ああ!そうさせてもらうぜ!ありがとよ!」



 土壇場で新能力解放か!そんじゃあさっさと使って終わりにしようぜ!


 まずはティールの力を共有させてもらうぜ!おおっ!?なんだか力がみなぎってきた!これがドラゴン族のパワーなんだな!



『ぶっ潰れろぉーーー!!』



 ズドーーーーン!!



 神が乗った人形が大剣をオレに振り下ろした!ノーガードで受けてしまった。



「「レオーーー!!」」


『はんっ!躱(かわ)せもしなかったか。ぼくの力、思い知ったか!!』


「ああ、思い知ったぜ。仲間の力がこんなにもスゲえ!って事がな!!」


『な!?なに!?』



 土煙が晴れると、魔力剣で人形の大剣を受け止めたオレの姿がみんなに見えたんだ!



『クソッ!だったら次は!!』


「もう次はねえよ。これで終(しま)いにしてやる。ネボラ!技を借りるぜ!奥技!細波(さざなみ)!!でぇりゃあぁああーーー!!」



 ズドドドド!!



 オレがマネしたのはネボラの奥技だ。どんな防御でも無効化する!真のトランス状態でこの技を放てば貫けぬ物などないっ!!



『ぎゃーーーーー!?そんなバカなーーー!?』



 こうして、神が乗った人形兵器は完全に破壊することに成功したんだ···。

 神狼族の固有能力である『共有』が解禁されました!

 始祖であるレオくんの共有能力は『仲間の力や技を共有』です。そのためにドラゴン族の力やネボラさんの技も使用することができるようになりましたね。


 力を合わせて巨悪を倒す!昔から定番の流れではありますが、やはり展開が熱いですね~!今回の先頭の流れはそのまんま昔の戦隊シリーズでした。下っ端ーズを倒してボス、そして巨大化して合体ロボで倒しちゃうって流れでしたからね。シリーズは終わってしまいましたが、作者が幼少の時はよく見てましたね。今思えば採石場で大量の爆薬使ってのアクションシーンはお金かけてましたね!今やCGばっかりになってしまってますが、リアルでスタントマンの方のアクションは今やれるのでしょうかね?


 さて次回予告ですが、今回の神を送還しようとしますが、その時にまだバックに誰かいることが明らかになります。そしてその連中の目的とは···?

 そして祝勝会が開かれて大盛り上がりになりますよ~!そこでちょっとしたトラブルもあったり、家に帰ったらネボラさんの様子がおかしかったりしますよ。何があったのでしょうか?


 それではお楽しみに~!

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