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【番外編3開始!】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編3 レオの追憶 殲滅編

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殲滅編-7.朝から庭で鍛錬してると···?

 本日も松山の道後温泉近くにある鷹ノ子温泉から投稿です。

 今日のお昼は松山空港の通りにあるステーキ屋さんで昼食をいただきました~!

 こちらのお店、作者をフォローしてくださってる方がオススメのお店で、去年来たらめっちゃおいしかったので今回もいただきました~。

 そして温泉に入り、部屋で激甘紅茶を飲みながら温泉缶詰執筆をして過ごしました~。

 明日はりまちほーに帰りますが、次回はどこの温泉に行こうかな~?

 ティールがやって来て1か月が経った。


 ティールは城の建設で大いに役立ってるようだった。


 というのも、あいつは魔法が得意だからだ。ドラゴン族って、どっちかといえばパワー系らしいんだけど、まれにああいった魔法系の方が得意ってヤツもいるようだ。


 ティールは魔法で石を切り出したり、土魔法で基礎を固めたり、ツメで木を切り倒したり、重量物を持ち運んだり···。


 こうやって書くとめっちゃ働いてるように見えるな···。本当は用があったらやるって感じなんだけどな。文字だけってのは程度が掴(つか)みにくいなぁ〜。


 そんな大活躍のティールなので、本人はたちまち大人気になった。



「ははは!俺様ってすごいだろ〜!」



 ···あんまり調子こいて大きなミスやんなきゃいいけどな。とりあえず評判はいいようで良かったぜ。


 そんなティールは住む家がもらえた。もらえたって言うか···、オレと同じように土地だけもらって自分で建てるって方式だった。


 ドラゴン族ってのは人型にもなれるんだが、基本的には竜モードでいることが多いみたいだ。しかしティールは人族の国にいるので、戦闘以外では人型でいる。


 だから家は人型のサイズで作ることになった(・・・・・・・・)。


 ···この意味、わかるよな?そう、オレが建てたんだよ。



「レオのおかげで立派な俺様の屋敷(・・)ができたな〜!嬉しいぞ〜!」



 ···こいつ、結構世渡りは上手なようだ。建物自体はうちよりも小さいんだけどな。それを屋敷(・・)って言いやがったわ。イヤイヤ作っていたんだけど、なんか憎めなかったんだよな。


 なんでオレが手伝ったか?って言うと···、オレの家の隣だったんだよ。つまり、ご近所さんだ。


 最初は『ドラゴン族は家は作らないな〜』って言ってたんだ。


 でだ。何もない土地に人型で寝られると、見た目からしてヤバいように見えるんだよ···。勝手に居着いたって見えちまうんだよなぁ〜。


 これは見た目がダメって事で、仕方なくオレが小さな家を建てたんだよ。まぁ、こんなド素人が建てた家を喜んでくれたので、怒るにも怒れなくなっちまったんだ。



 さて、そんなある日の事だ。



「おらぁ!」


「甘い!」



 カンッ!カンッ!カカカカ!



 最近、うちの庭では早朝からネボラと剣術の稽古をするようになった。やっぱりアイツ1人で素振りじゃあつまんねえだろうって思って、相手してやることにしたんだ。


 これがアイツにとってはいい気分転換になったようだ。最初は調子悪そうにしてたので手加減してやってたんだ。そしたら···、



『レオ、いつものように本気でこい!』



 って言い出しやがったんだ。仕方なくそうしてると、オレに合わせて撃ち合うようになってきたんだ。


 今では本調子とまではまだまだだけど、オレの本気でも少しずつ厳しくなってきた。これでも甘いんだけどな···。テーパーにいた時は容赦なく首斬られてた(・・・・・・)からな!



 そしてこの日、オレとアイツで撃ち合ってると、ティールがその様子を見ていたんだ。



「おはよう、レオにネボラちゃん。毎朝毎朝うるさいほど熱く鍛錬してるのだな!」


「ああ、おはよう。コイツのリハビリみたいなもんだ」


「おはよう、ティール。レオに付き合ってもらって、だいぶ調子は戻ってきてるが···、まだ本調子ではないのだ」


「リハビリか···。それにしては双方楽しそうにじゃれ合ってる(・・・・・・・)ように思えたが?まるでダンスを踊ってるように見えたぞ?」


「···お前、目は大丈夫かよ?どういうものの見方してんだよ?楽しくなんかねえよ。真剣に本気でかからないと、こっちが首斬られたりしてシャレにならんケガするんだぞ!」


「ダンスか···。ははは!なかなかオシャレな表現だ。確かに剣術には踊るように剣を振るうのもあるようね。レオと一緒に創り上げるのも悪くはないな!」


「ダンスぅ〜?そんなの、クルクル回ってたら目を回して戦闘できねえじゃんか···」


「いや、そうでもないぞ?周囲を魔獣に囲まれた時には有効だと思うわ。要は使いようね」


「ふ〜ん?そんな状況なら魔法使ったほうがいいけどな。一瞬で吹っ飛ばせるぜ」



 なんの気無しに話したこの言葉が、ティールに火をつけるとは、この時は思ってなかったんだよなぁ〜。



「そういえばレオは魔法も使えるのだったな!」


「ん?ああ。いろいろ使えるけど?」


「レオの魔法を見てみたいぞ!」


「え?なんで?」


「周囲を瞬時に吹き飛ばせるのだろ?魔法使いとしては興味あるからな!」


「ここじゃやれんぞ?威力ありすぎて家が吹っ飛んじまう」


「威力調整はできないのか?」


「最低でも家が吹っ飛ぶ。ってか、範囲指定できないのに威力調整できんのかよ···?」


「なぜかできるのだ!」


「···ただ単にどう調整したらいいかわからんのか。とにかく、魔法はここじゃ使えねえよ」



 そう言うと、ネボラがこんな事言い出しやがったんだ!



「そう言えば私もレオの魔法はあまり見てないな···。ちょうどいい。今から外に行こうか!」


「はぁ!?見せ物じゃねえんだぞ!?」


「なに、いつも剣術ばかりでは魔法の腕が鈍るんじゃないか?いくら魔法使い放題でゴリ押しできると言っても、練習は必要だ」


「ぐぬぬぬ···」


「さあさあ!そうと決まれば行くぞー!その前に朝食食べたいなぁ〜!」


「行くのかメシにするのかどっちなんだよ···?まぁ、オレらも朝食前だし、食べてから行くか」



 最近、オレって周りから振り回されてるような気がするんだが···?おっちゃんもそうだしコイツもティールもだよ···。


 朝食は厚かましくティールまでうちで食べていきやがった!こいつも図々しいな···。やったもん勝ちになりつつあるぞ···。なんとかしないとな···。



 朝食を食べてから、オレたちは門の外に出た。そこからさらに20分ぐらい離れた場所で魔法を撃つことにしたんだ。


 ここは何もない岩場だ。ここなら国には影響ねえだろう。



「レオ?ここまで離れる必要あるのか?」


「ああ。オレの攻撃魔法は結構威力あるんでな。まずはなにが見たいんだ?」


「おっ?レオは俺様同様にいろんな属性の魔法が使えるのか?」


「まあな」


「では、始めは土魔法を見ようか!」


「わかった。そんじゃあ見てろよ!まずはロックキャノン!」



 ドーーーーン!!



 オレの右手から溜めなしで放ったロックキャノンは、拳大の石を高速で発射して相手を粉砕する!岩に大きな亀裂が入ったな!



「ほ〜!これはなかなか!」


「まだまだいくぜ!ロックガトリング!!」



 ドガガガ!!



 ロックガトリングはロックキャノンを連射するんだ!これもエレの知識にあったんで魔法で再現したものだ。撃ち出す手を左右に振ると、まるでムチのように攻撃範囲が広がるんだぜ!



「すばらしいな!俺様でもこれほどではないぞ!」


「ヘヘ〜ん!どうだ?」



 魔法撃って気持ちよかったのでちょっといい気になったな。こうやって魔法を撃つのは久しぶりだったからな。


 しかし、ティールは何か考えてから、オレに向かってこう言った。



「確かにすごい魔法だなぁ〜。でも、魔力の使い方にムダが多すぎる。それでは余計に黒魔力を生み出して、魔獣を自分で生み出すようなものだぞ?自分の首を絞める事になるな」


「なっ!?」



 え?ムダが多いのか···?

 ネボラさんのリハビリに付き合うレオくんの様子は、状況を知らないティールさんから見るとじゃれ合ってるように見えるようですね。ダンスということは、思いっきり息が合ってるんでしょうね。

 ただ、ネボラさんは楽しそうに、レオくんは必死な顔をしながらという状況ではあるんですけどね。


 さて次回予告ですが、ティールさんはレオくんの魔法を見て『ムダが多い』と言い切ってしまいました。そこでティールさんの魔法を見せてもらうことにしますよ。どんな違いがあるのでしょうか?

 そしてレオくんはティールさんに魔法の試合に挑みますが、結果はどうなるのでしょうか?


 それではお楽しみに~!

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