降臨編-23.ネイレでの滞在先は···?
本日は夜勤明けで通勤定期券継続購入(※)のために小倉駅(福岡県北九州市)に行き、その足で別府の鉄輪温泉にやって来ました〜!
鉄輪温泉は温泉蒸気の温度が高いので、温泉蒸気を利用した蒸し料理が名物で、宿によっては自分で調理もできるんですよ!近くのスーパーで食材買い込んでやってみたら5分でお肉が蒸しあがりました~!
燃料費がかからない、環境にも優しい調理法ですね。おいしくいただきました。
明後日まで仕事の疲れの癒しと温泉宿で缶詰執筆しますよ〜!
※ICOCA定期販売可能駅ならどこでも買えますので、新幹線定期がICOCA対応の小倉駅でかんさいちほーの定期も買えるんですね。一番西は博多駅の新幹線口、一番東は新潟県の糸魚川駅です。
ただし、小倉駅在来線はJR九州でSUGOCAなので買えませんから注意しましょうね。
「そう言えば、なんで脱走みたいなマネさせたんだよ?」
「ああ。もうここまで来れば追手も来ないだろうから大丈夫だな」
「いったい何なんだよ?」
「···見合いだ」
「···は?」
「まったく···。私が見合いをするわけないとわかってるのに、勝手に場を今日に設定してたのだ!しかも偶然知ったのが昨日だぞ!?たまたま廊下で話していたのをこっそり聞いて発覚したのだが、それまでスケジュールを隠してたんだぞ!ひどいと思わないか!?城の連中全員が私をハメたんだぞ!?」
「別に会うだけならいいんじゃね?」
「会うだけ時間のムダだ。そんな時間あればレオと撃ち合う方がよっぽど有意義だ!」
「そんな理由でオレを出すなよ?」
「とにかく!こんなバカな話はない!最低限相手を認めれる実力がない男には興味などないわ!」
「···そんな男、この世に存在するのかよ?」
「···目の前には少なくともいるな」
「···オレ?」
「そうだな。私にはまだ勝ててないがな。今まででレオ以上の男は会ったことがないな」
「···謹んでお断りします」
「まだ求婚してないであろう?早合点するな。···だが、案外それも悪くはないのかもな」
「だが断るって言ってんだろ!?」
「そうか···。今のレオはまだまだだが、これからもっと強くなればすべての条件を満たすな!」
「人の話聞けよ!?」
「ははは!もうこの話題もいいだろ?さっさとネイレへ向かうぞ!」
「へいへい。まったく···。そう言えば、ネイレに行くって城の連中に伝えているのか?」
「置き手紙だけ残している。まぁ、誰も心配はしないだろうがな」
しかし、とんでもない理由で王様が脱走かよ···。まぁ、王不在でも国が回るような国だから問題ないのか?知らんけど。
オレはパジャマから冒険用の服に着替えた。もちろんアイツは覗いてきてないからな!木陰げでサッと着替えたぜ。
街道をひたすら南へ進む。道中出没した魔獣は交互で倒していったんだ。
「初めてレオの狩りを見るわね」
「見ても面白くも何ともないぞ?」
「いや、私は身体強化魔法以外は苦手でね。こうして様々な属性の魔法を駆使して狩る姿はなかなか新鮮だ」
「普段、剣ばっかで魔法使わせてくれねえからだよ」
「まあそう言うな。剣術を鍛えるならこれが最も手っ取り早い。魔法込みの剣術はある程度型ができてからでないと、魔法に頼りすぎる剣術になるからな」
「ふ〜ん。そんなもんか」
「ああ。だから、今レオが魔法込みで剣術を振るうにはちょうど頃合いだと思うぞ?ここから先は試してみてはどうだ?」
「そうだな···。やってみっか」
そう言ってると魔獣が現れた。10体か···。的にはちょうどいいかもな!
オレは火魔法を魔力剣に込めてみた。···おっ?思ってたよりもいいかんじだな!
よし!そんじゃあデカいの一発行くぜ〜!
「炎狼剣!!」
横薙ぎ一閃!すると、炎をまとった斬撃が飛び、魔獣を斬り裂いて中から焼いていった!
「おお!?これはなかなかだな!」
「うむこれは私にはできぬ芸当だな。レオオリジナルの技と言ってもいい出来だ。まだまだ改良の余地はあるから、いろいろと応用ができそうだな」
「へへっ!やっといい感触の技ができたぜ!」
道中、オレは思いつく限りの技を使ってみたんだ。まぁいまいちなのもあるにはあるんだが、こうしてやってみると以前のオレは何も考えずに本能のまま適当に剣を振っていたんだなぁ~って思ったな。
これは魔法も同じだ。適当に思いついたイメージでごり押しで使ってた感じだな。これもある程度考えてから放つと少ない魔力でかなりの高威力になったんだ。
コイツには腹立たしいところがたくさんあるが、こうして目で見える形でオレの実力がかなり底上げされたのは事実だった。腐れ縁だってオレは思っているが、コイツは運命的な出会いだったのかもしれんな。
って、この時は思ってたんだ。このあと、あんな事になるとは思いもしてなかったんだ···。
3日後、オレたちはネイレに着いた。
「レオと旅をすると手荷物がないから非常に楽だな!特にその無限収納リュックは本当に便利だ!」
「そもそもお前の荷物って、そんなにないじゃないかよ?小さな寝袋と水筒と剣だけって···」
「足りないものは現地調達ね。重い荷物なんて、戦闘には向かんしな」
「だからって、同じテントで寝ることはないだろうが!?」
そう、コイツはオレのテントに入って寝やがったんだよ!『何考えてんだ!?』って言って追い出そうとしたけども、実力行使されて止めきれなかったんだよ···。
「ははは!以外とレオはピュアなのだな!まぁ、誕生してまだ4か月も経ってないからか?安心して休める環境があるなら、そこで休んでおかないといざという時に力を発揮できないからな!」
「まったく···。帰りはお前用のテント買うから、そっちで寝ろよな!」
「なぜそんなムダ使いをする?狭くなかったが?」
「···お前、本当に王様か?デリカシーなさすぎだろ?」
「レオの目はまぶたの上に書いた絵か?私が王としての執務をしているのをちゃんと見てるだろ?効率を考えると、1つのテントで寝るほうがいいに決まってるだろ?」
···これ、常識を言ってるのはオレで間違いないんだろ?コイツが非常識なだけだよな?話していると、オレの方がおかしいように言ってきてるぞ···。
こんなやりとりしていると、オレが疲れるわ···。城のみんなはコイツに振り回されてるんだろうなぁ~。だから見合いなんてワナをこっそり仕掛けていたんだろうな。今ではどっちもどっちって思うようになったぞ。
さて、門に着いた。すると、門兵がオレに気づいておっちゃんに知らせたのか、おっちゃんが待機していたな。
「おお、レオ!無事に戻ってきたのだな!して···、そちらの女性はどちら様だ?」
「久しいな!フリード将軍!私だよ。ネボラだ。前回はもう5年前になるかな?髪を切ったから印象が変わって気づかなかったか?」
「···え?えっ!?ま、まさか!?ネ、ネボラ王!?」
「ははは!今回も王としての訪問ではないからそんなに気を遣わなくていいぞ!」
「レオ!?これはいったいどういうことだ!?なぜにネボラ王までいるんだ!?」
「あ~、オレがテーパーで長期滞在しているって伝えようと思ったら、コイツが勝手についてきやがったんだよ···。むしろ、オレが迷惑してるんだが?」
「レオ!?他国の王に対してその口の利きようはなんだ!ネボラ王!うちのレオが大変失礼した!申し訳ない!」
「ははは!気にするでない。私はレオを気に入ってるのでな。それに、私自身政務が忙しくてロクにあいさつに訪れることができなかったのでな···。こちらこそ、貴殿やネイレに大変失礼な態度を取ってしまった。お詫びする」
「そんな!?と、とりあえず!王に面会されますか!?」
「予定が空いてるのであればで構わぬよ。無理にとは言わぬ。こちらから知らせなしで来てるのでな」
「かしこまりました!では、城に滞在中の部屋をすぐに用意しますので!」
「いや、それには及ばない。私はレオの家で泊まるとしよう!」
···はぁ!?コイツ!何考えてんだよ!?うちで泊まるだって!?冗談じゃねえぞ!?
ネボラさん、お見合いを拒否するために脱走しました(笑)!ネイレへ説明に向かうというのはこじつけの理由だったんですね。
まぁ、彼氏がそばにいますからね(笑)!確かにネボラさんと釣り合う実力なんてほとんどいませんから、レオくんがここで結婚候補になってしまったんですね。
そしてしどろもどろになってしまったフリード将軍でした。さすがに他国の王様相手だと慎重な対応をしないと外交問題に発展しますからね。テーパーは軍事国家なので、ネイレなんてすぐに滅ぼせてしまいますから。
さて次回予告ですが、ネボラさんはレオくんの家で滞在すると言い出してレオくんは全力で拒否しますが···。押し切れるでしょうか!?
それではお楽しみに〜!




