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【加筆修正完全版】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編2 モンドとフーの武者修行?編

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武者修行編-19.海にいた同族

 ※2026/4/10追記

 本日は夜勤明けと休みを利用して朝まで志布志港まで船旅を楽しんでおりました。

 ただいま鹿児島空港行のリムジンバスから投稿しております。これから飛行機で帰りますよ~!

 お昼は鹿児島中央駅近くのいきつけのラーメン屋さんでいただきました。空港では愛用のしょうゆを買って、これから帰りますね~!

「よし!準備完了!」


「かんりょ〜!怪物ってどんなだろうね〜?」



 昨日は街道に出た凶悪な魔獣を討伐した。かなりの強さだったな!たまにああいう凶悪なのが出るんだ。昔に比べれば減ってるらしいけど、ゼロにはならんからな。


 酒場で大暴れして地元冒険者さんたちからいろいろチヤホヤされちまったが、今日のために酒は飲んでねえからな。そもそも酒って飲んだ事ねえけどな。


 さて、今日は海で出るっていう怪物討伐だ!ばーちゃんですら退治できなかったって事で、昨日の夜にばーちゃんに話を聞いたんだ。



『···あれは大きすぎてあらゆる攻撃が通用しない。···アキとリオの合体変身での必殺技も効かない』



 だそうだ。ちなみに2回やりあったんだって。でも、当時は真のトランス状態じゃなかったから、今はどうなってるか分からないだろうな。


 ということで、おれたちは船じゃなくて高速飛行魔法で向かうことにした!



「行くぞ!」


「おー!」



 おれとフーは高速飛行魔法を発動した!おれとフーの背中に魔法の翼が生成され、体の両側から『ゴーーー!!』という轟音が周囲に響き渡る!


 おれたちは港の先っちょから海に向けて飛び立った!とんでもねえ轟音だから町中からじゃあ飛び立てないからな!



 海上を飛び始めて15分。距離にしたら200kmぐらい陸地から離れてる。周囲は見渡す限り海と雲しか見えねえな。怪獣探すために高度1000フィート(300m)ぐらいで飛んでるぜ。


 なんで細かくわかるんだ?って?そういう魔法なんだよ。じーちゃんとリオじーちゃんが研究して開発した魔法なんだぜ!ただ飛ぶだけじゃなくて速さやどのあたりを飛んでるのか?上昇しているのか下降しているのか、さらには方角までわかってしまうんだ。


 じーちゃんが元いた世界の『ひこーき』って乗り物を再現したんだってさ。じーちゃんの世界ってどんな世界なんだろうな!パパは夢で体験したって言ってたけどな。



 おっと、話がそれたな。今は速度を限界ギリギリまで落としてる。それでも馬車の30倍以上の速さだろうけどな。



『見つかんないね〜!』


『魔獣レーダー見たって、魔獣多すぎてどれかわかんねえからなぁ〜!海って広すぎるぜ···』



 思ってた以上に魔獣が多いんだよ···。どうも小魚の群れっぽいんだよなぁ〜。小さいから被害ないだけなのかもな。


 離陸して30分。そろそろ引き返すか判断すべきだな···。そう思ってたその時だった!



『モンドくん!前!』


『見つけたぜ〜!って!?めっちゃデカイぞ!?』



 海中から突然海面に突き出すような形でその怪物は現れた!どんだけ大きいんだよ!?港に泊まってた船の10倍以上あるじゃねえかよ!?全長だけで1km以上はあるぞ!?



「おっきいね〜!ばーばが倒せなかったって意味がわかったよ〜!」


「ああ。こりゃ攻撃しても大したダメージにならんなぁ〜。そんじゃあ、真のトランスして一気に叩くぞ!」


「いいですとも〜!」


「「はぁああああーーーー!!」」



 おれたちは真のトランス状態になった!目が金色に輝き、体に浮かび上がる紋様も淡く光りだす!


 この状態になれば魔力消費は関係なくなるし、一気に魔力が全快まで回復するからな!ここからは手加減なんて器用なマネはできねえぞ!



「まずはおれだ!皆伝秘技!秋風洌列(しゅうふうれつれつ)!うぉおおおーーー!!」



 最初から全力全開だ!先日覚えたての皆伝秘技を、全力かつ真のトランス状態で放つ!その威力は通常時の100倍は軽いぜ!


 おれの周囲の海が完全に凍った!怪物まとめて凍らせてやったぜ!そして無数の斬撃を怪物に刻み込んでやった!そして···、



「凍れ!」



 パッキーーン!!



切り刻んだ切り口から氷が入り込んで膨張し、氷の剣山が切り口から無数飛び出した!どんなにデカブツでも、これなら相当なダメージになるはずだぜ!



「ギャアアアーーー!!」



 効いた!ばーちゃんたちが全力全開でやっても歯が立たなかった怪物に、初めてダメージを与えられた!



「続いてフーも全力全開ーー!!どらごんきゃのんーーー!!連発ぅーーー!!」



 ズドーーーン!!



「ギャアアアーーー!!」


「モンドくん!」


「ああ!確実に効いてるぜ!どうしてばーちゃんたちは歯が立たなかったんだろうな?」


「それは真のトランスじゃなかったからじゃない〜?」


「そんだけこの状態の力はすさまじいって事か···。そんな感覚ねえんだけどな」


「モンドくん!まだ動けるみたいだよ!」


「ならもう一発やってやるぜ!」



 怪物はキズだらけだった。かなりの深手を負わせれたようだった。しかし、まだまだやる気十分のようだった!巨大な口を大きく開けると、背中の背びれ?っぽいのが光り始めた!


 もしかして、ブレスを吐く気か!?



「グォオオオーーー!!」


「そうはさせるかよ!秘技!隼突き!!」



 大きく開けた怪物の口に刺突を飛ばす隼突きを撃った!しかし、ブレスのエネルギーが膨大過ぎてかき消されてしまった!



「ヤベエ!フー!」


「うん!」


「「バリア!!」」



 ゴォーーーーー!!



「ぐぅっ!?バカな!?押されるだって!?」


「モンドくん!直撃だからもたないよ!」


「だったらこうすりゃいいんだよ!どぉりゃああーーー!!」



 ブレスがバリアに直撃して思いっきり押された!しかもすぐにヒビが入った!もう5秒ももたない!だったら向きをちょっと変えるだけでいいんだよ!


 じーちゃんが言ってた!力の向きはちょっとした力を加えるだけで方向をずらせれるってな!『べくとる?』とか言っててよくわからんかったけど、つまりはこういうことだ!


 おれはバリアの角度を壁のような垂直じゃなくて斜めにしてやった!すると、ブレスはおれたちの頭上を越えていった!


 ふぅ〜、間一髪ってやつだな。まさか真のトランス状態でも冷や汗かくとは思わなかったぜ···。世界にはおれたちよりも強いやつがいるって改めて思い知ったぜ。



「グ···、グゥウウウ···」



 どうやら今さっきのは渾身の一撃だったようだな。だいぶ弱ってるようだったから、もう撃てないかもしれんな。


 その時だった!



『強いね···。こんなに楽しめたのは久しぶりだったよ···』


「なっ!?これは!?」


「かいじゅーさんの声···?」


『ぼくの声がわかるの···?やっぱりぼくと同族の子なんだね···?』


「同族だって?まさか!?お前も神狼族なのかよ!?」


『神狼族···?よくわかんないんだよ。気がついたら海でのんびりしていたから···』


「でも、おれたち神狼族でこんな姿してるって聞いたことねえぞ?」


「あっ!?モンドくん!ばーばが前に言ってたよ!しんろーぞくは昔にさらに強くなるために魔獣とお子さんを作っちゃったって!」


「まさか!?こいつがそうなのかよ!?」


『今の話を聞いてようやく納得したよ···。ぼくって、神狼族だけど、魔獣との子どもだったんだ···。だから魔獣を生み出したりもできたんだね···』


「魔獣を生み出す!?そんなことまでできるのかよ!?」


『いや···、もうできなくなってたんだ···。どうやらぼくは···、寿命のようなんだよ···。力が全然出なくなってね···』


「力出なくてあの威力かよ···?」


「ばーばでもムリだったのがよくわかるね」


『ばーばってのは昔ボクと遊んだ人だろうね。2回会ったよ···』


「そのとーりだよ!」


『そうか···。キミたちはあの人の孫なんだね?どうりで時間が経ってるわけだよ···。最期にキミたちと出会えて、こうして楽しく遊んでくれて···、ありがとう···』


「···おい?どういう意味だよ?」


「············」


「しっかりしろよ!おい!」


「モンドくん!」


「なんだよ!?フー!」


「この人は···、もう···」


「···そうか。ばーちゃんにも報告しておかないといけないな」


「そだね···」



 まさか怪物がおれたちと同じ神狼族だったなんてな···。しかも魔獣との間に生まれた子だったなんて···。そりゃ神様も怒るなって思ったさ···。

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