第二話:四人の新しい姉たち
はじめまして、または再びこんにちは。今回もお付き合いいただきありがとうございます。
僕はまだアラリックの手を握りしめていた。
心臓が、彼の顔に突然浮かんだ緊張につられるように激しく鼓動していた。
一台、二台、三台——四台の黒く光る車が、まるで何年も訓練を積んだかのように、寸分違わぬ位置でぴたりと停車した。
僕は反射的に半歩後ずさり、アラリックの足の後ろに身を隠した。
路上の本能が叫んでいた——目立ちすぎる、整いすぎている、これは僕の世界のものじゃない、と。
だがアラリックの顔に浮かんだ緊張は、あっという間に溶けていった。
代わりに浮かんだのは、安堵と——なぜか少しばつが悪そうな表情だった。
「ああ」
彼は小さくつぶやいた。自分自身に向けて。
「そうだった。まだこれを持ったままだった」
彼はコートのポケットを探り、小さな円盤状の装置を取り出した。
中央に緑色のランプが微かに点滅している。
それが何なのか僕には分からなかったが、彼がそれを見つめる様子——半分呆れ、半分後悔したような——から、この人にしては珍しく間抜けな失態をしたのだと察しがついた。
「発信機だ」
彼は僕の戸惑いを読み取ったように説明した。
「緊急時のために、いつも持ち歩いている。問題は、今朝出てからずっと切り忘れていたことだ。だから、一箇所に長く留まると……まあ、こうして迎えが来る」
先頭の車のドアが開いた。
黒いスーツを着た男が降り、アラリックに向かって丁寧に頭を下げた。
「大佐、お迎えに上がりました」
その声は、重要な上官の前で話し慣れた者特有の、格式ばった鋭さを持っていた。
アラリックはただ落ち着いた様子で頷いた。
まるで路上で四台の高級車に迎えられることなど日常茶飯事だとでも言うように——実際、後になって知ることになるが、それは本当に日常茶飯事だった。
彼の瞳に一瞬よぎった警戒は、もう完全に消え去っていた。
敵じゃない。
自分のポケットから漏れた信号に反応した、ただの部下たちだ。
黒スーツの男は、そこでようやく僕の存在に気づいた。
視線が下がり、戸惑いと警戒が入り混じった目で僕を見つめる。
「失礼ですが、大佐……こちらの方は?」
「ああ、彼か?」
アラリックは僕の肩を軽く叩いた。
まるで子供を紹介するというより、お気に入りの品を見せびらかすような仕草で。
「今日、養子に迎えた子だ」
一瞬の沈黙。
黒スーツの男は二度瞬きをした。
今聞いた言葉を、頭の中で咀嚼しようとするかのように。
「……養子、ですか」
彼は小さくつぶやいた。自分自身に向けて。
「この子の境遇を見て、放っておけなかった」
アラリックが続けた。
今度は声のトーンが少し低く、真剣味を帯びていた。
「見過ごすわけにはいかなかったんだ」
黒スーツの男の背後、一台の車のドアが開いた。
一人、また一人と、四つの人影が降りてくる——僕は息をするのを忘れそうになった。
四人の少女たちが歩み寄ってくる。
あごの線にアラリックの厳しさがはっきりと受け継がれているのが分かった。
全員、僕がこれまで一度も足を踏み入れたことのない店のショーウィンドウでしか見たことのないような、上品で高価そうな服を着ていた。
一番前にいた少女——きちんと結った髪と落ち着いた立ち姿の持ち主——が、僕に向かって小さく微笑んだ。
「お父様、また子供を引き取ったの?」
その口調は穏やかで、まるでこの手の驚きにはとっくに慣れているようだった。
「スズラン。よろしくね」
その隣にいた、髪が短く鋭い眼光を持つ少女——アラリックのそれよりも、もしかしたらさらに鋭いかもしれない——は、腕を胸の前で組んだまま、無言で僕を上から下まで見定めていた。
その瞳の奥に何かがあって、僕はゾッとした。
怒っているわけではなく、まるで審査されていて、まだ合格していないかのような感覚だった。
「カゲロウ」
彼女は素っ気なくそれだけつぶやくと、僕の返事を待たずに背を向け、車の中へと戻っていった。
「カゲロウ、そういうのやめなよ」
三人目の少女が笑いながらたしなめ、そんな高価な服を着ているとは思えないほど気楽な動きで、僕の前にしゃがみ込んだ。
「この子はリンドウ。カゲロウのことは気にしなくていいよ、最初は誰にでもあんな感じだから。そのうち懐くって」
僕は黙ったまま、どう反応すればいいか分からなかった。
リンドウはむしろますます勢いづき、まるで戦友に挨拶するかのように手を差し出してきた。
「君、強いんだね。一人で路上で生き延びられるなんて」
その目は本当に感心しているようで、社交辞令には見えなかった。
「歳はいくつ?」
「……五歳」
小さな声で答えた。
「五歳! こんなに小さいのに、そんなに強いなんて」
リンドウは後ろを振り返った。
「ホタル、こっちおいで、新しい弟だよ!」
一番最後の少女——四人の中で一番小柄で、髪が少し乱れていて、大きな目には好奇心があふれていた——がリンドウの体の陰から覗き込んだ。
恥ずかしそうに、それでも明らかに興味津々な様子で。
「……こんにちは」
ほとんど聞き取れないほど小さな声でそう囁いたかと思うと、僕が振り向いた瞬間、慌ててまた姉たちの後ろに隠れてしまった。
スズランがさらに近づき、先ほどのアラリックと同じように、僕の高さに合わせてしゃがみ込んだ。
「名前は?」
「ヒカル」
僕は答えた。
「ヒカル」
彼女はその響きを舌の上で味わうように繰り返した。
「いい名前ね。意味にぴったり——光」
何と言えばいいか分からず、僕はただぎこちなく頷いた。
「他にご家族は? その……以前の」
スズランが再び尋ねた。
今度はより慎重に、これがデリケートな話題だと気づいているかのように。
僕は小さく首を横に振った。
スズランはそれ以上追及せず、ただ理解を示すように頷くと、立ち上がってアラリックを見た。
「お父様は本当に変わらないのね」
その口調は、不満というより感心に近かった。
「よし、よし、続きは家で話そう」
アラリックが遮り、僕の手を軽く叩いて歩くよう促した。
「お前たち、今日からヒカルと仲良くするんだぞ。この子はもう家族の一員だ」
リンドウはすぐに元気よく頷いた。
ホタルはスズランの後ろから再び覗き込み、今度は小さな恥ずかしそうな笑みを浮かべた。
カゲロウだけが、すでに車の中に戻って座り、窓の外を無表情に見つめていた。
まるで何も聞いていないふりをするかのように。
僕は一台の車へと案内された——革張りのシートがあまりにも柔らかくて、座るのが怖いくらいだった。
汚してしまうんじゃないかと不安になるほどに。
道中、リンドウはずっといろいろなことを尋ね続けた。
好きな食べ物は何か(今まで手に入るものは何でも食べていたから、何と答えればいいか分からなかった)。
好きなものは何か(それも自信がなかった)。
路上でどれくらい生きてきたのか(その質問には、ただうつむいて黙り込むしかなかった)。
スズランは時折割って入り、僕の表情が強張るたびに話題をより軽いものへと変えてくれた。
ホタルは道中ずっと、リンドウの肩越しに覗き込んでは、目が合うたびに小さく微笑んでいた。
その道のりは長く感じられた。
狭い路地とにぎやかな歩道から、両側に整然とした木々が並ぶ広い道へ、そしてやがて、車が近づくと自動で開く高い鉄の門へと、街並みは少しずつ姿を変えていった。
そしてその向こうに——
僕は思わず顔を窓ガラスに押し付けそうになった。
一軒の家——いや、これは屋敷と呼ぶべきだろう——が、石畳の小道の先に堂々とそびえていた。
壁は真っ白で清潔、大きな窓が整然と並び、正面玄関の前には、黒と白の制服をきっちりと着こなした人々の列が、まるで査閲を受ける兵士のように直立していた。
車が止まった。
ドアが開いた。
そして僕が降りた瞬間、その列全体が一斉に頭を下げ、声を一つに合わせた言葉が、広い庭に響き渡った。
「お帰りなさいませ、大佐!」
僕はその場に硬直したまま、どう反応すればいいか分からなかった。
数日前まで、僕はゴミの山から食べ残しを漁っていた。
それが今、何十人もの人々が頭を下げている——アラリックに向けてなのか、あるいはそのうちの何人かは、僕に向けてなのかもしれない。
一人の中年の女性が列から進み出た。
柔らかくも凛とした顔立ちで、その場にいる誰よりもきちんとしたメイド服を身につけていた。
「大佐、お帰りなさいませ」
彼女はそう言って頭を下げた後、僕へと視線を移すと、その瞳が一瞬にして和らいだ。
「そして……これが先ほどお電話でおっしゃっていたお子様ですね?」
「その通りだ」
アラリックが答えた。
「名前はヒカル。今日から、彼もここで一緒に暮らす」
その女性は僕の前にしゃがみ込んだ。
今日出会った大人たちの多くがそうしたように。
そして温かく微笑んだ。
「おかえりなさい、ヒカル。私はエツコ、この屋敷のメイド長です。何か必要なことがあれば、いつでも私に言ってくださいね」
僕はただ頷くことしかできなかった。
あまりに多くのことが、あまりに早く起こりすぎていた。
昨日まで僕は橋の下で眠り、ゲンゾウさんの手伝いで稼いだ小銭を数えていた。
それが今日、これほど大きな屋敷の前に立ち、人生で一度も向けられたことのないような敬意のこもった声で呼ばれている。
リンドウが突然、後ろから僕の肩に腕を回してきて、僕は少し飛び上がった。
「シロガネ家へようこそ、ヒカル」
彼女はにやりと笑いながら言った。
「覚悟しときな、今日からお前の人生は二度と元には戻らないよ」
その時の僕は知らなかった。
その言葉が、どれほど真実になるかを。
一行が屋敷の中へと動き始めたとき、僕はふと後ろを振り返った——なぜか、何かが僕の意識を引いた。
カゲロウはまだ車のそばに立ったまま、他のみんなと一緒に中へ入ろうとしていなかった。
その瞳は遠くからアラリックを見つめていた。
もう先ほどのような不機嫌な視線ではなく、もっと深い何か——ほとんど心配に近いものだった。
彼女は何かをつぶやいた。
あまりに小さくて、はっきりとは聞き取れなかった。
だが、その唇の動きから、音は聞こえなくとも、なんとなく読み取れる一言があった。
「……また?」
それが何を意味するのか、僕には分からなかった。
だがなぜか、その小さな一言は、目の前に広がるどんな豪邸の壮大さよりも、ずっと重く感じられた。
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