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miya
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ふわふわふわ……
あれぇ? あたしってばどうしちゃったんだろう? なんだか空でも飛んでるような気……ぶん?!
え! あたし浮かんでる!
ずっと足元のほうに遥かなる宇宙。
あたりを見回してみると、右手のほうに青い玉が回ってる。
よく見えないなぁ。
いいや、泳いじゃえ。
犬かきであたしは青い玉のほうへ向かう。
青い玉は近づいてもそのままの大きさであたしの手のひらにすっぽりおさまってしまった。
ふふふ。これ、ドームで見た地球みたい。
なんだか落ち着ける気分。この玉のせいかな?
ジーっと玉を見つているうちに、あたしはだんだん眠くなってしまった。
★
ぱちっ。どこだろう、ここ。確かあたしは今日……。
「そうよ! 地下都市! 火星人!! みんなは?……あれっ? ポチ?」
飛び起きたあたしのそばには、心配そうなポチの顔。
あれ? 夢だったのかな?
そんなあたしと目が合うと、ポチは何ともいいようのない笑顔を浮かべて、心からほっとしたようだった。
「よかった。お嬢さん、どうやっても起きてくれないから」
「ごめん。心配させちゃったみたいだね」
あたりを見回すと、そこには旧式のビルが、まるで建って間もないような感じで、太陽の光を照り返している。そしてあたしは、ビルの横道に寝転んでいたのだ。
どうやら夢ではないみたいだなぁ……。
「美来たちは?」
「美来さんたちはココがどこなのか、誰か人がいないか、今はいつなのかを調べてくると、あたりを見に行きましたよ」
は? 今はいつなのか?
この古い町並みって、どこかで見たような気がするけど……。
「マリノ! おまえ気がついたのか」
北くんと美来が息を切らして走ってきた。
美来たちがなんか困惑顔をしてるもんだから、あたしはイヤ~な予感がして、美来が手にしている紙に目を移して聞いてみた。
「何か、見つかったんだ? 」
「ん……」
そういって二人は顔を見合わせ、美来が手に持っていた紙を黙ってあたしのほうへ差し出した。
それは地球文字で書かれた新聞のようだった。
そして日付は……二二五五年十二月二十日……なんて書いてあった。




