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ザーザーなってるノイズと共にはいって来たショッキングな知らせはこうだった。
数ヶ月前、リックを除いた六人の男たちは、情報収集などのため。世界各国のアマカーテアのネットワーク内にもぐりこんでいた。
極力目立たない行動を心がけてきたものの、反乱情報がどこかから漏れていたのか……。
GOサインまで後数歩のところで数人が捕らえられてしまったというのだ。
「俺は何とか逃げきれたんだけど……」
悔しくて仕方がないというように、リー・ヨン・キュはうめいた。
反乱軍最年少で十四歳の少年。
「で、後は誰が逃げられたんだ」
「エア・ポートで二手に分かれたケイが大丈夫だと思う。あと、一足先に戻っていた上総も多分。けど、トニーがつかまっちまった。ダンも連れて行かれるのを見たよ。畜生! 聞いた話じゃレットもだ。とにかく時間がかかるかもしれないけど、そっちに戻るから。リックも気をつけろ」
そして通信が切れた。
「畜生!」
ダンッ!と壁をけってリックが叫んだ。
あたし達はどうしていいかわからなくて、顔を見合わせた。
「つかまったって……、殺されちゃうの?」
すごくためらったけど、思い切って聞くと、リックはフーッと長い息をついてかぶりをふった。
「いや。たぶん、意思制御装置にかけられると思う……」
意思制御装置って、確か意識を封鎖して、好きなように操られてしまうってあれ?
そうすると抵抗することは絶対できないって言う。映画の中だけのものじゃなかったんだ……。
「でも、リックはいきなり撃たれたんだろう?」
そうよねぇ。なぜリックだけが殺されかけるわけ?
「ああ。俺って変な薬とか機械とかが通用しない根っからの反乱分子なのよ。軍の健康チェックで、百万人に一人いるかいないかの特異体質だって、ドクターが言ってたからな。――ま、おまけに女神までついて不死身みたいだしなぁ。……当分は俺が死んだものと思われてるだろうし、かえって好都合だな」




