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Anniversary~アニバーサリー~  作者: chie
Act2.タイムスリップで地球?!

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10

maki

「でも、なかなかこんな体験できませんよね。いくら宇宙開発の進んだ現代でさえ、タイムマシンはできないんだし。帰ったら本でも出しましょうか」

 ポチがのほほーんというと、美来も

「あたしもこういうの好きよ。昔から冒険小説は読みまくってるもん」

 あたしもそれにあわせ、

「あたしもアドベンチャー関係の映画はほとんど見た! なんかこうゆうのってわくわくするよねぇ。平凡な女子高生から、一気にSFのヒロインだもんねぇ」

 思わず胸の前で手を組んで夢見る乙女ポーズ。

 ポチはひそかに笑いだし、美来はしっかりあたしを無視。

 あたしは一生懸命やってるのよ!

「あ、ねぇ、あれに似てない? 地球人が何百年前にタイムスリップしたって話。ほらベストセラーになった、ロバート・カンザスの」

「『夢路』だろ? あれすごいよかったよなぁ。感動するし」

「そうそう、あたし泣いたもん」

 美来がふった話題に北くんがのり、本好きの二人は盛り上がる。

 よかった。

 話についていけないあたしは『夢路』について話し合ってる2人を背に歩き出した。

「お嬢さん! 危ないですよ。私も一緒に行きます」

 一人で平気なのに、ポチはあたしを追いかけてきた。

 もう! いっつもこうなんだからっっ!!

「ちょっと散歩するだけよ。それにここがなんていう国か知りたいから」

「あれ? お嬢さん、そんなことわかるんですか?」

 むぅ

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