最後から二番目の師匠説
間をお掛けしましたがもう少しです。
今日は後藤三世がいつもながら、有効、技ありな情報を横流しして来た。
「陸奥六郎さん、お疲れ様です。設け話がありましたので、以下コピペです。
【講師募集のお知らせ】
特定非営利活動法人日本ボッタクリシエン協会では、講師を募集しています。
<講師になるメリット>
・受講者一人につき、○ボッタクリ円の受講料収入が手に入る
・自宅で好きな時間に仕事ができる
・先生と呼ばれる仕事ができる
・講演依頼が来る
・出版依頼が来る
・銀行から融資させてくれと依頼が来る
・国からお金をもらって仕事ができる
・本業の契約が増える
・紹介が増える
・自分の夢を叶えるために必要な何かが手に入る
<応募条件>
・社会人経験10年以上(未満の場合は研修で補完可)
・計20時間程度の研修を都内で受講できること
・当協会の理念「より良く税金を使う」に賛同できること(最重要)
・反社会勢力またはその関係者に該当しないこと
・社会人としての常識があり、社会に貢献したいという思いがあること。」
「この文章は、まるで現代の惑星アステロイドで日常的に行なわれている私立大学の裏口入学の募集内容を書いているような気がしました。さて、もう一丁です」後藤三世が続けた。
「前に支援を約束した日本土産物という会社を起業した惑星韓国人の方が動き始めましたよ。人形のクラウドファンディング今日から始めました。『翻訳は、お時間あるときにまた相談に乗って下さい。よろしくお願いします』だそうです」
陸奥六郎が呆れ顔で返事をしてきた。
「今日は、プロフェッショナル亀屋のようですね。今時は、受託収賄のあてが裏口入学というのが流行っているんでしょうかね? 日本ボッタクリシエン協会は、以前、後藤三世さんが経営していた悪の、表向き経済団体連合お墨付き結社、ユニファウスト社みたいな会社がお付き合いしていた、ボッタクリ士業、何某の営業サポートですね。都内に居る本業持ちの方に、オススメな感じでしょうか。最終ゴールは、何某の士業が儲かることでしょうから。それと、後藤三世さんオススメの人形は、余りに人相が悪くて一体誰に売れるんですか? 惑星ヨーロッパ産ならビスク・ドールとか、リヤドロをもう少し勉強してからでも遅くないのではないですか?」
陸奥六郎が相変わらず懐疑的な返事をしてから更に続けた。
「ところで、後藤三世さんのお住まいの明治時代の豪邸マンションは傾いてないんですか? プロパティマネージメント業も新しいステージに突入ですかね。目立ハイテクが、一次下請けとは意外でしたよ」
後藤三世が時事の話題に嬉々として返事をした。「自宅の6次元18Kテレビでニュースを観ていたら夕日火星社の社長が泣いていたのが、印象的でした。『なんで自分のときなんだ』感が満点ですね。昨日はヒフ民と思い出深い新橋で飲み謀議でした。相変わらずのアゲアゲ講義で楽しく飲めましたよ」
「それは、いい酒の肴が有りましたね」
「いま、彼の旬は人材派遣みたいですよ」と後藤三世。
「後藤三世さんの三光年程、後塵を歩んでる感じでしょうか―― 夕日火星社の社長の件については、後藤三世先生のおっしゃる通りですね。一度、職を失ったら再就職はないという感じですね。この時代、人口ボーナスだけで社長になった無能な高齢者は、ヤモリのように会社にへばりつくしかないですね。このゾーンはもうゾンビゾーンじゃないですか」陸奥六郎も嬉々として続けた。
「さっきの日本ボッタクリシエン協会の案件は、補助金対象の若年層や若者は騙されてやるかもしれません。今後、惑星アステロイドの景気が更に悪化の一途を辿り、ゾンビが増えたら、更に景況が悪くなり、就業者もまたゾンビに感染! 後藤三世さんの十年前の占い通り? ですね。でも後藤三世ご自身は感染しない抗ウイルス剤など、お持ちなんですか?」
「いえいえ、私は今度感染したら、散弾銃か機関銃に撃たれたように蜂の巣になって即死ですね。今のポジションから外れたら一巻の終わりです。死ぬしかありません。特効薬なんてありませんよ。アホ飲みクスを操っている奴らは、惑星アステロイド人が何人、いや、何万人波に呑まれて死のうが、一切何とも感じない、極悪非人類、肉食爬虫類人ですからね。私のような最下級惑星貧民は、ひとたまりもないですよ」




