植物は魔法を使う上で必要なモノとされている
後藤三世が実務的なバーコードの講義をした後、正反対の魔法の初歩の初歩を話します。
電話が切れたので、陸奥六郎が後藤三世に掛け直したが、後藤三世は電話に出なかった。夜になって、後藤三世が陸奥六郎にビジュフォンしてきた。
「お疲れ様です。今の今まで寝てましたよ。珍しく陸奥六郎先生から私への専門分野の質問です。商品についているJANコードは、ほとんどメーカーが付けています。但し、海外から輸入した製品には日本のJANは付いていないので商社が付けています。珍しい例では市販品に手を入れて改造したモノに新たにJANを付与する場合もあります。バーコードの付与は、JAN登録されていないモノであれば、原則、誰でも付与することが可能。JANの最初の数字は、メーカー毎に与えられる番号、そのあとはメーカーが付与する連番より構成されます。バーコードを付与する権利は、衛星青山にある流通何とか協会が元締めであり、最初に教会が発行する本を買わないといけません。それに手順が書いてあります。一番安い方法は、商工会議所が、教会と組んでいるので、商工会議所経由でJAN取得権を発行してもらうと良いと思います。JANコード取得の権利を取得することはメーカーへの第一歩となりますので、是非、前に進んで下さい。ラメカグッピー等の大手量販店に卸すにはJANは必須になります。JANがないとグレードが一段下がるイメージ。かつ、商社にJAN無しで卸すと商社がJANを付与して自社製をアピールしたりするので、本当のメーカーは面白くないと思いますよ。地図も大手量販店とか、トリニーやヤケイとか鶯ノ谷家具とかに置いてもらおうとするなら、JAN取得は登竜門だと思いますけどね。以上記憶だけで話しましたので、ネットでJANコードの取得方法調べるとすぐわかると思いますよ」
「丁寧に長スキット回答、ありがとうございます。後藤三世さんのお得意分野なので期待通りの回答です。JANは、既に会社製品として取得してますので、納品時点にメーカーが張っておくべきイメージを確認したかったのです。会社には物流の実務を知らない方が、ろくでもないアドバイスをくれるので。ところで、連休は、ゆっくり出来ましたか? 私は、日曜日に滝と足湯に小国の杖立という温泉街に行きましたが、ビンボー日帰ですね。八百長選挙、ノリノリですか首都圏は? 地方は、シラケ感ですね。億の細道は進展ありましたか、目立ビルとか。惑星長野の地震も、奴らの仕業なんですか?」
後藤三世が調子が悪そうな声で返事をした。
「月曜日の夜に食べた生ガキの影響で、具合が悪いところでした。惑星長野の地震は、富士山噴火の前触れだそうですよ。やつらの呪いは強力なのです」
「腹を壊しても、奴ら神話は健在ですね(笑) 生カキ買えるなんて、豪勢じゃないですか。衛星横浜港産や沼の○○汚染産じゃないでしょうね? 阿蘇も噴火してますけど――」
「衛星横浜で会った、波乗り伝説さんは自動車会社と組んで、ご機嫌なようですね。これぞ、双方向営業代行ですね。費用払ってるのは、波乗り伝説さんでしょうけど」
「カキは惑星三重産とかでした。日本酒は、惑星宮崎産でしたよ。波乗りさんは、好きなことを仕事にして成功した稀有事例ですね。ある意味、陸奥六郎さんの目指すところなんでしょうね」
また後藤三世の電話が途切れた。
「電話しました? いまは惑星ディアブロなんで安定通話は難しいです」
「いや、電話してないです。惑星ディアブロ、ユニファウスト社の創業地で何を?」
「衛星青葉台の乗り継ぎです。今日は会社の役員の自宅に招かれていたので」と後藤三世。
「役員?」と怪訝そうな陸奥六郎。
「まぁ、パワーディナーみたいものです」
「後藤三世さんお得意の社内営業ですね。その役員の方は、爬虫類の類いではないんですか?」
「爬虫類の類いは、高級官僚や政治家レベルの話ですよ。日本人のような下僕にいるかどうか。例えば、小浜とか、平利ーとか、岩兵良財閥とかそれぐらい、お上の方々ですよ」
「高級官僚になったら爬虫類に変身するのか、爬虫類が高級官僚や政治家になるのか、どっちですか?」
「家系でしょうね。あとは留学時に洗脳か、海外に出たときに、ベーアみたいにお腹に目玉を埋め込まれるかですね」と大真面目に後藤三世。
「フィクション・ノベライズド・ムービーみたいな話なのですね、目玉埋め込まれた、とか。回答としては、両方と捉えておきます」
「病が離れつつあります。爬虫類は恐らく一般の平民の方々は信じられないでしょうね。私もこの病気になるまで、信じられませんでした。簡単な所では、タバコです。世の中の平民どもは、タバコは有害であると思い込まされていると思います。しかし、煙草の語源は、『薬草』なのです。これが私が病気で毎日ベッドで寝込んでいる時にスパークのように閃いた発端です。魔法使いは魔法を使うのに『薬草』を使いますね。病気を直す薬は、ほとんどが植物由来です。細菌を殺す薬は、抗生物質ですが、これは、カビが捕食のために放出する物質が細菌を殺すことを惑星イギリスのアレクサンダー・フレミング博士が発見したからです。魔法の源は、カビも含めて、ほとんどが植物由来。骨折等の腫れをとるサリチル酸は、西洋柳の木の皮をむくと流れ出てきます。サリチル酸を湿布のような外用に使わないで、口から飲むと頭痛が収まる、この薬は、バッファリンです」
陸奥六郎が上の空でいった。「病気治って良かったですね。一生治らんみたいに言ってたから心配しましたよ。爬虫類は、良く分かりませんね。根拠や証拠が全くないので。私にもう、そんな内容の話しなくて良いですよ。自分で楽しんで頂ければ。そう言う意味で病気が完治してるかもしれませんね。 不動産の次は、薬学ですか? では、今の脱法ハーブの危険致死運転とかウェルカムな感じですか? あれも、また『嘘』なんですか?」
「そうですね。その通りです。しかし、証拠や根拠があると信じるという人多いですね。たとえば、テレビで、紹介されていたとか。まぁ、このあたりの話はまだ早いのでしょう。ビズの話をしたほうがいいですね。目の前のカネが必要です。しかし、カリメアンドリームを掴んだ名だたる起業家達、ネズミーとかサンダースとかフォードとか、失敗の数半端ないですね。そういう意味で地図をあきらめない陸奥六郎さんも、その一派なのかもしれませんね」




