鍛冶屋にて。
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ユリヤは新たに刀を持とうと鍛冶屋にやってきた。
今日は1人での行動。アリアは自宅の武器屋でもう1日程休ませてやることにした。
「こんにちは、久しぶり。」
「よぉ、ユリヤ。刃こぼれしたか?」
髭を蓄えたヒト族ではない3人のドワーフ。息の合った鉄を打つカンカンとリズミカルな音が聞こえる。
「刃こぼれじゃなくて、もう一本欲しくなってさ。」
「そいつはタイミングが悪かったな!」
3人のうちの青髪のドワーフが声を上げる。
「先客の依頼があってな、これがまた面倒なやつなんだ。」
赤髪のドワーフが、椅子に座らせた仮面の男の鍵に何か細工を施している。
「へぇー、何その仮面?どっかから逃げてきたの?」
揶揄うようにユリヤは仮面の男を興味深げに笑いながら話しかける。
「あぁ、運良くここまで来た。」
「へぇー、何したとかどうでもいいけど良かったわね。」
一瞬の興味も直ぐに飽きて、男に見向きもせず工房に飾られている鎧等を見てまわる。
そうして時間を潰していると、カチャン、と音が聞こえる。
鍵が開いたのだろう。次は自分の依頼を受けてもらうつもりでカウンターにある椅子に座るユリヤ。
仮面を外した男とすれ違うが興味の無くした者には目も向けない。
「ありがとう。助かった。」
男はお代を払って出ていく。何気なく後ろ姿だけ見たが自分の好まない髪の長い銀髪の男だった。どうでもいい。
「ロシェルー次は私の刀を打ってよー。」
「おう、少し待ってろよ!」
黄色い髪のドワーフが大きく返事し、ハンマーを用意する。赤い髪のドワーフが鉄溶鉱炉からどろりとした鉄を取り出す。青い髪のドワーフが魔力を込めて叩きつける。
カンカン!と、猛スピードで作り上げられる刀。
ユリヤはワクワクと出来上がりを待った。
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