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砂まみれ。

水筒に入れてきた水を口に含んで濯ぎ何度か砂を吐き出す。


「くっそ、口の中にまで砂が入り込んだ。」


仕上げにがらがらぺっ、とうがい。


「ユリヤの場合、雄叫びあげたりテンション上がって大笑いしたりするからですよ。」


そんな会話をしている場所は暴風龍の頭の上だ。何という絶景。ドラゴン狩りに慣れているユリヤは己に傷一つ作らず討伐に成功したのだった。


アリアは履いていたブーツを脱ぎ、中に入り込んだ砂を払いながら話す。文句を言いつつ確かな腕と能力に改めて感服したことや、戦闘中何度も助けてくれた事に感謝をする。


「腐ってもSランクってことよ。」


ザシュッと刀を一振り。戦利品として龍の角を刈り取るユリヤ。肩に担いで借りて来た荷車に乗せる。


フェンリルは自分も活躍しただろう、とアリアの右手に頭を擦り付ける。褒美が欲しいのだ。

求められるまま撫でると嬉しそうにクーンと鳴く。


「いつもありがとうフェンリル。」


戦闘中は背中に乗せてもらい。数えきれない程の魔法銃を撃ち。どれだけ彼の魔力に支えられているのか。

自分だけの力ではユリヤの戦いについて行けてはなかった。

砂まみれになってしまった体をぶるぶる振るわせ全身から砂を振り落とす。仕上げは清浄魔法で3人は全身を綺麗にしたが、やはり気持ちの良い湯に入りたかった。



「秘湯の湯ってやつ、行っちゃう?」


「良いですねーさっぱりしそう。」


2人と1匹は楽しげに会話しながら馬車に揺られる。

馬の手綱を持っているのはユリヤ、横に座るのはアリア、荷車にはフェンリルがころんと寝転んだ。




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