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ピロン♪
ピロン
『称号:孤高のソロを獲得しました』
レベルアップと称号獲得のアナウンスが聞こえるがそれは宿で確認することにして、まずは休憩をとることにする……
さっきのはなんだったんだ……?
いきなりエルダートレントの動きがスローモーションになったよな……
まぁ今はそれよりも回復につとめよう。
「シーカー君っ! 今度は初見殺しの森のボス倒したんだってね……もう私は何も言わないよ……言うだけ無駄だろうからね」
「あぁ、そうしてくれると助かるな。 さっきから勧誘やらどうやって倒したやら鬱陶しくてな……」
ひとつ断るとすぐに他の奴が寄ってきやがる……
ホントに面倒さい。
「でっ、はい、素材出して! もうそろそろ露店じゃなくてちゃんとした店を構えれそうなのよ!」
はやくはやく! といった感じで手を出してくるのではぁ、と溜め息を1つはきトレードする。
老魔樹の木材×10、老魔樹の魔核×1
「はいっ! 合計で13000Eよ!」
お金を受け取り宿に向かう。
さぁステータスの……『ピロロロン、ピロン♪』なんなんだ……
「なんなんだいきなり」
『なんなんだってお前もうボス2体倒してるのかよ!? シーカーってやつからフレ登来てびびったわ! お前がシーカーって名前他のゲームにもたまに使ってたの知ってたから登録したけどな……』
『あー、そうか……そういえば石碑に名前のってんだったな……まぁそうだけどどうかしたか?』
『いやいや! 俺もあいつと遭遇したが初見で倒せる相手じゃねえだろ!?』
「俺は、ゲームでも、極力、死にたくないからな……」
『あ、あぁ、そうか……そうだな。いや、それでも可笑しいけどな!』
「まぁそれはいい! で? なんか用件があったからウィスパーだったか? 送ってきたんじゃねぇのか?」
なぜ電話の事をウィスパーって言うのかは知らんけどな……
TELでいいじゃねーか……
『あ! そうだった! 忘れてた、お前と俺第三サーバで同じサーバだろ? 美月ちゃんは親友と一緒に第一サーバに参加してるらしいぞ!』
説明しよう!
サーバとは1~3まであり、どれか1つのサーバがダウンしても他のサーバが補う、というシステムでテストではそのサーバごとに進行度合いが違う。
そして、テストの最後の方にはサーバ対抗の戦闘があるらしい。
すいません、調子乗りました。やってみたかったんだ……反省はしている、だが後悔はしていない。
「……そうか、わざわざありがとな」
『まぁいいってことよっ! あと良かったら明日俺のパーティーメンバー達と一緒にパーティー組まないか? シーカーとも1回くらい一緒に遊びてぇしな!』
「んー、まぁ、1日くらいなら問題ないぞ。臨時だからな?」
『わかってるって! 根っからのソリストだもんなお前わっ! んじゃ明日の朝8:00に南門な!』
「いや、北門ににしてくれるか? 暗闇の洞窟に行きたいんだが……」
まぁどっちでもいいんだが利用するようでなんだがパーティーで行った方が死に戻る確率が減るしな……
『そうか、んじゃメンバーに聞いてみる! じゃまたな!』
そんな声を最後にウィスパーは切れた。
さぁ、それじゃあ気を取り直してステータスの確認だ!
Name シーカー
年齢 20
種族 ヒューマン Lv49
未転生のレベル1~50まではレベルが上がりやすくなっていますが、レベルは51からレベルが高くなるほど上がりにくくなります。
職業 鍛冶師
()内は職業、称号補正値 HPMPには反映しない
HP 234/234
MP 234/234
Str 78(+13)
Vit 78(+3)
Int 78(+3)
Agi 78(+3)
Dex 78(+10)
BP0
固有スキル
状態異常耐性(微)
スキル
unique:御影流槍術Lv23↑up
special:蒼纏Lv4↑up new!
rare:健眼Lv10
鍛治Lv18 生産者の心得Lv17 土魔法Lv17↑up 気配察知Lv17 魔力操作Lv3 ↑up new! 空き2
アーツ
御影流槍術
壱之型:柊 無駄の無い突き クリティカルでダメージ2倍
弐之型:閃 横への一閃 敵に裂傷を付与(微)
参之型:霞 防御貫通攻撃 同時に他のアーツを発動可能
肆之型:桜 気と槍の無数の突き 敵に麻痺を付与(微)
伍之型:砕 石突きでの打撃 敵に骨折、気絶を付与(微)
終槍:赤椿 柊と桜の複合技 敵に出血を付与(微) クリティカルでダメージを1.8倍
蒼纏
加速《クイックセンス》:すべてが加速する。
扱う人の適正により加速には個人差がある。
使うと使用後に激しい疲労感が襲う。レベルが上がると緩和されていく。
【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ
装備
血狼の十文字槍 Str+42
血狼の皮鎧一式 Vit+25 Agi+19
孤高のソロ:ソロ戦闘時ステータスが通常の1.2倍になり、スタミナの消費量が3割程度減る。
蒼纏:蒼いオーラを纏うことで身体能力がや生命力を上昇させる。魔力と気を混ぜることで魔法の発動をスムーズにする効果と連続発動が可能になる。
魔力操作:魔力の操作ができる。
体内だけでなく、身体の外でも魔力を維持できる。
また強いスキルを修得したな……
そろそろスキルレベルを上げる方に専念するか……?
丁度明日はラグナロク、適当にラークでいいか、ラーク達との狩りも暗闇の洞窟で良いらしいしスキルのレベル上げができそうだ。
掲示板
雑談スレ
スレ主
1:名無し
ゲームについての雑談をするスレです。荒らしは禁止。
長くなりそうなときは別スレを立てるように。
2:名無し
スレ立て乙
3:名無し
スレ立て乙
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168:名無し
なあなあ! 初見殺しの森でスゲーの見たぞ!
169:名無し
あ、俺も見た! あれだろ5体のトレントに囲まれてたのを土魔法で一気に倒してたやつ!
170:名無し
>>169 いや、それもだけどそのあとだよ!
ボスモンスターと戦ってるとこ! 何か根に突き刺されたと思ったらいきなり蒼いオーラ?みたいなのがそいつの身体つつんで気づいたらボスが倒されてたんだ!
171:名無し
>>170 嘘乙w
そんなことあり得ねーだろ。 まず気づいたらってなんだよ、ぼーっとしてたのか? ww
172:名無し
いや、ホントに見えなかった! 断末魔の叫びすら上げずにボスが四散したんだよ! んでそいつがシーカーって名前のプレイヤーだ
173:名無し
俺も見たぞ。 動いたかもわからないうちに終わってた……
マジでなんなの? って感じだw
174:名無し
>>それ俺の親友だな……スキルとか深く聞くのマナー違反だからあんまり聞かなかったがユニークスキル持ってるらしいぞ
175:名無し
>>174 親友登場ww
はあ!? なんだそれ、いくらなんでも早すぎだろ!?
176:名無し
>>175 あぁ、俺もそう思ったんだが本人いわく街探索してたらそんな感じのスキル手に入るだろ、らしいぞw
177:名無し
どんなひとなんだろ~?
明日はその176と一緒にパーティー組んで北の森にいくんだ~!(´ー`)ノ
178:名無し
>>176、177 なんだそれ、ずるくね?
何か寄生になってそうwww
179:名無し
>>178 寄生になんてならないんだから!
私らこれでも西の森でレベリングしてるんだから!
180:名無し
>>179 全体からみたら相当早いけど、それでもボスをソロで倒せるやつとパーティー組んだらそんな風に思われても仕方ないさ
181:名無し
まぁそうなんだけど~
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雑談が続く。