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シーカーの軌跡  作者: レイン
正式サービス
21/25

21

今はβテスト終了から半年がたった3月20日金曜日、遂に今日12:00、Backward Region Liberationの正式サービスが開始される!今日の講義は紗良と一緒に講義を受け、午前中のみで家に帰ってきた!

金箍とソフトも届き、既にインストール済み! あとは起動するのみだ!


ちゃんとIDもなくさずに保管してあるし、クエストのIDもだ。


「もうそろそろだな……早めに入っておくか、『リンクイン』!」


開始まで後10分になったのでリンクインする。


そしてなかで待つこと10分……機械音が鳴り響いた!


ポーン


『3月20日12:00 BRL正式サービスを開始します。キャラメイクを開始してください。


βテスターを確認しました。IDを入力してください……


確認しました。称号が引き継がれます。テスター特典により魔力操作が引き継がれます。スキル持ち越し+1により魔力操作が引き継がれます。クエスト報酬の3つが引き継がれます。


貢献度1位により5つ、物をβテストのデータから引き継げます……確認しました。麻痺片鎌槍(パラサイズスピア)を持ち越します。玉鋼1スタック(99個)を持ち越します。マナプリジャーコート(死神仕様)を引き継ぎます。マスター権限により、ギルドホームを持ち越します。第2の街から第1の街にギルドホームを転移しました。座標はβテスト時と同じです。

プレイヤーネームシーカーと関わっていたNPCの記憶を引き継ぎます。

合計5つの引き継ぎが確認されました。

加速率10倍のデータ採取の特典に称号 加速者を追加します』



きた! 色々アナウンスされるのを聞き、俺はキャラメイクを行う。



Name シーカー

年齢 20

種族 ヒューマン Lv1


()内は職業と称号の補正値、HP、MPには影響しない。

HP 99/99

MP 99/99

Str 33(+3)

Vit 33(+3)

Int 33(+3)

Agi 33(+8)

Dex 33(+8)


BP0


固有スキル

状態異常耐性(微)


スキル

rare:健眼Lv1

槍術Lv1 鍛冶Lv1 鍛冶の心得Lv1 気配察知Lv1 土魔法Lv1

魔力操作Lv1 空き3


【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ 巧き者 疾き者 殺戮者 無慈悲なる者 処刑者 加速者


加速者:加速率を通常以上に上げ、データの採取に協力する。この称号の補正値は基礎ステータスに加算され、HP、MPに影響する。

全ステータス加速率%増加

プレイヤー『シーカー』は10倍なので10%増加。


インベントリ

種族格昇格チケット

天津摩羅之鍛具セット

神威之成長鉄(ヒヒイロカネ)

麻痺片鎌槍

マナプリジャーコート(死神仕様)

玉鋼×99


持ち金50000E



βテスト時の恩恵が半端じゃない。まぁuniqueスキルなどは流石に持ち越せないらしく、また取らないといけないみたいだ……


余り持ち越したいものは無かったが勿体無い精神で全ての引き継ぎ枠を使った。


因みにパラサイズスピアとマナプリジャーコートはLv30まで使用不可だ。

まぁ、当然だな! よし、準備ができたからチュートリアルだ! あ、チュートリアルは絶対受けないといけないから……



『それではチュートリアルを開始します。βテスターを確認、必要ないチュートリアルを省きます。

戦闘、メニュー呼び出し、を省き、変更点の説明をします。


変更点はレベルアップが10レベル以降から必要な経験値量が増加します。


次にインベントリが容量無限から種族レベル×10種類になりました。また、転生してLv1に戻った場合は転生回数×100+種族レベル×10種類収納可能になりました。1スタック99個は変わりません。また、武器は1つで1スタック埋まりますが、装備すればインベントリは使用されません。


またシステムアシストのオンオフが切り替えられるようになりました。よりリアルを追求する方はオフを使うと精密な動作をシステムが自動でやっていたのを自ら行うことになります。

ただ、スキルの修得は速度はオンの時と変わりませんのでご安心ください。


それと、もうご存じかもしれませんが通常プレイヤーはゲーム時間内はリアルの5倍です。

シーカー様はβテスター時10倍のデータの採取に同意していただきましたので10倍の加速率になります。


それではBRLをお楽しみください!』


機械的な説明が終わり、転移が始まる。


なんか、一瞬だったな……変わったのはレベルアップとインベントリ、システムアシストか。


チュートリアルを反芻していると転移が完了した。まずシステムアシストをオフにする。すると重心が自動で定まっていたのが自分でとることになり、現実の感覚と全く変わらなくなった。そして次にインベントリから種族格昇格チケットを使おうとしたが条件が揃っていません、と却下されたので俺は吏学さんの道場に向かった。

このためにNPCの記憶を引き継いだからな……


「たのもー! 再びやって来たぜ、吏学さん!」


「おぉ! シーカー君か! ってまた凄い弱体化したね……」


はは、分かっちゃうか……と苦笑しながらまた、教えてくれるか? と頼むと快諾してくれた。


システムアシストは相当重要な物だったらしくオフの状態で始めた俺は重心の移動から手こずった。システムアシストオンの時は重心とか気にしなくても良かったのがオフにしたとたん感覚がガラッと変わった。


気の発露はベータテストの時の感じを思い出したら早く出来たんだ……スキルも修得し、物質かもできた……


槍の修行を初めてから4日、漸くシステムアシスト無しでβテスト時の感覚を掴み始めた。


その後7日は槍の修行に並行して気を纏い、気配察知、魔力操作を同時に行ったら、頭への負担に俺は耐えきれずに何度かぶっ倒れた。

たがその甲斐あって通常よりもスキルレベルの上がりがいいことに気がついた!

明日からはずっとこれでプレイだな!


ある程度ものにした俺は吏学さんと一対一をした。

案の定負けたが1/3程削ることができたのでまた餞別の槍、今度はお願いして片鎌槍にしてもらった! そして、実戦を経験することでスキルが身に付くだろう、と吏学さんからお墨付きを貰ったのでそれを持って西の森に単騎突っ込む。



結果は無双だった。

重心の移動が自動でなくなったお陰で多少無理な動きが可能になり、重心を崩さないようにする訓練もできた。


その後数日間、森で実戦を積み、遂に御影流槍術を修得した。そこからはもう西の森は敵でなくなった。

10体の群れに囲まれたときも慣れたもので当たる直前で上に飛び上がって回避し、そこから[桜]で五体屠り、サンドバレットで二体を吹き飛ばし、崩れた陣形から抜け出し、追ってきたところを[閃]で薙ぎ払い、首に槍を突き入れ、止めを指した。


道場に戻った俺は吏学さんに礼を言い、勝てるようになったらまた来ると言って、次の日にここを出ることにした。


翌日、俺はまずガッシュとイスル、それにナツカを呼び出し、ガッシュにはヒヒイロカネ鉱石を25個づつ、イスルにはミスリル鉱石を25個づつ貰い、ナツカと俺それぞれがそれぞれの師匠に習ってそれぞれナツカは防具、俺は武器を作ることになった。


そして、俺は職人工房にやって来た!


「たのもー! ダスク師匠はいるかー!」


「もっと静かにしろ、ばか野郎!」


叫ぶように師匠を呼ぶとダスクが怒鳴りながら出てきた。

師匠にまた初めから覚えなおしだぜっ! と言ったら


「やり方はもう、教えただろ、好きに使って練習しろ!」


と言われたので好きにやることにする……前に、ミスリル、ヒヒイロカネ鉱石を見せる。


「て、てめぇ、これをどこで……?」


「フレンドのクエスト報酬だ! 因みに両方25個ずつある、俺が前の技術レベルを超したら教えてくれよな! 」


驚愕を張り付けたような顔で聞いてくる師匠にどや顔で答える。


因みにこんなのもあるぜ……と神威之成長鉄を見せるとダスクは失神した……すげえ、驚きで気を失うやつなんて始めてみたぜ……!

意識を取り戻したダスクに教えてくれたら1つやるよ、勿論それを加工する火炉もある、と言ったら凄い勢いで承諾してくれた。


その後鍛冶を始めたがやはりシステムアシストなしはやはり相当難しい、屑鉄を作ること3日、あれ? 4日だったか? 漸く普通の品質の鉄ができた……


それからはβ時のコツを思いだし、リズムよく、火に入れるタイミング、火から出すタイミング、常温で冷やす時間を意識し作っていく。


更に不眠不休で鎚を振り下ろすこと2日、漸く安定して普通の鉄を珠に高品質の鉄ができるようになったところでログアウトする。2階のルームを借りる。

あ、ギルドホームはギルド設立まで使用不可だ。


講義が終わり、ログインして再び鍛冶を始める。

そして3日、鉄鉱石のインゴット化はお手の物、安定して高品質が作れるようになった……超高品質はまだ数回しか作れていないがシステムアシストをオンにしたら5回に一回位超高品質ができた。でも天津摩羅之鎚はシステムアシスト無効だからな……オフで最高品質ができるようにいつかはなりたい。


そして、玉鋼に挑戦、更には無属性魔力を魔力操作で流し込みながら作る。これも難しく2日ほど屑鉄を生産し続け、苛つきすぎて全MPを注ぎ込んだとき無魔法を修得した!


そして、それから更に1日、漸く玉魔鋼が作れるようになったので超高品質の玉魔鋼を作るため、一際集中して鎚を振るう!


で、できた……システムアシスト無しでこれは凄い……!


純玉魔鋼のインゴット(超高品質)

★★★★☆☆☆☆☆☆

無属性の魔力を含んだ玉鋼。

作成者:シーカー


この玉魔鋼で槍を一振り作った。


玉魔鋼の片鎌槍

★★★★☆☆☆☆☆☆

無属性の魔力を宿した片鎌槍。

Str+40

全属性魔力展開可能


かんぺきっ!

これをもって早速西の森に行く。


ブラッディウルフ

ランク3


見つけた……ブラッディウルフはこちらには気づいておらず、うろうろと森を徘徊している。


風下に周り茂みから一気に飛び出す!


「[柊] [砕] [閃]!」


御影流槍術をシステムアシスト無しで修得した俺はアーツを略して言えるようになり、溜めも短くすむようになった。


その恩恵を存分に使い立て続けにアーツを3つが放つ!


首に突き入れた槍がブラッディウルフのHPを3割近く削り、[砕]が顎の骨を砕き、1割近くHPを奪い、胴体を切り裂いた鎌が更にHPを1割消し飛ばし、更に裂傷の状態異常を与える!


「はあっ! [赤椿]!」


突然の痛みとダメージに動揺しているブラッディウルフに落ち着かせる暇を与えず[赤椿]でブラッディウルフを四散させた。


圧勝なり!



Name シーカー

年齢 20

種族 ヒューマン Lv28


()内は職業と称号の補正値、HP、MPには影響しない。

HP 189/189

MP 189/189

Str 63(+3)

Vit 63(+3)

Int 63(+3)

Agi 63(+8)

Dex 63(+8)


BP0


固有スキル

状態異常耐性(微)


スキル

unique:御影流槍術Lv27

rare:健眼Lv24

鍛冶Lv25 鍛冶の心得Lv20 気配察知Lv16 土魔法Lv18

魔力操作Lv16 気功法Lv15 空き3


【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ 巧き者 疾き者 殺戮者 無慈悲なる者 処刑者 加速者



ステ振りをし終わった俺はそのままアインの森に行く。

アインの森に行くまでにポップするホーンラビットを槍を一閃して消し飛ばす。


アインの森についた俺は気配察知に加え、オリジナル魔法[魔力糸(マナシルク)]を半径30mに張り巡らせ、ゴブリンとトレントの位置を正確に把握する。


トレントに突如襲われ、崩壊しかかっているパーティーを助け、襲ってくるゴブリンを薙ぎ払い、返す刃で生き残った個体を屠り、ゆっくり近づいてくるトレントの顔に[柊]を突き入れて森を突き進み、エルダートレントを探す。


探して回るが見つからなかったので健眼により、よく見えるので、夜も探し回る……夜は出現する魔物がゴブリンからゴブリンファイターにトレントからダークトレントに代わり、虚を疲れたが動きを見切り、アーツを紙一重で避け、多少防御力が上がっただけのゴブリンファイターとダークトレントを薙ぎ払っていく。


そして、暗くなってから3時間、遂にボスを見つけた。

見つけたボスもベータ時代昼間に見たボスとは違っていた。


ダークトレントロード

ランク4


ランクが上がっているな……此方を捕捉したダークトレントロードが根を持ち上げ、振り下ろしてくる。


それを避けると黒い玉がダークトレントロードの口から飛んでくる……?


嫌な予感がして大きく避けると、それは後ろの木に当たると木を黒く塗りつぶされる……


闇魔法か!?


飛んでくる黒い玉(ダークボールと命名)にサンドバレットを当てるが木と同じように黒く塗りつぶされ更に塵のように消えていった。


だが一応対処法は見つけた! 土魔法を当てれば相殺出来るみたいだ……


ダークボールをサンドバレットで防ぎ距離を詰め、根を切り裂き、幹を砕き顔に[桜]を放つ!


叫び声をあげたダークトレントロードを追撃を放つ!


「好きだらけだ……! [柊]!」


しかし柊を当てた直後、枝が、根がこちらに向かって飛ぶように突き出される!


くそっ! 正式版じゃあ未だやったことないけど出来るか!?


気に魔力を混ぜて練り上げる!

迫ってくる枝が、根が段々とゆっくりになる……ゆっくりと動く根を最小限の動きで避けたり弾きながら土魔法をダークトレントロードに当てる!


「往生しろやっ! [輪廻の砂(リインカーネスサンド)]」


ダークトレントロードの足元の土が砂に変わり、下に引きずり込み、高圧力でダークトレントロードを破壊する!


ダークトレントロードのHPが全損し、四散していく。


ピロン


ドロップアイテム

夜老魔樹の木材×30

夜老魔樹の枝×15

夜老魔樹の魔核×1


深淵の魔法杖

★★★★☆☆☆☆☆☆

Int+43

闇属性攻撃威力上昇「小」


ポロン♪

『条件のクリアを確認。気功法の特殊進化をします。特殊進化スキル:蒼纏を修得しました。』




とレベルアップと蒼纏の修得のアナウンスが夜の森に響き渡る……あぁ、疲れた。

工房に帰ろう。


そして、それから5日間スキルレベル上げに励んだ俺は、アインの森と西の森のボスを倒したことで解禁された暗闇の洞窟にチャレンジする!


サクッといってきますか!

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