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シーカーの軌跡  作者: レイン
βテスト
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18/25

18

ピロン♪

『一定時間いないで500体以上の魔物討伐を確認しました。

称号:殺戮者 無慈悲なる者 処刑者を取得しました』


殺戮者:1分以内で500体以上の魔物を討伐。

自分よりレベルがしたの相手に対しダメージが1.2倍になる。


無慈悲なる者:慈悲をかけることなく大量の殺戮を行った者に贈られる。スキル『威圧』を使用可能。この称号で使えるようになったスキルはスキル欄の制限なくセット可能。


処刑者:200体以上の魔物を即死させた者に贈られる。

クリティカル時のダメージが通常ダメージの2倍になる。


アナウンスが聞こえ、称号を取得したのがわかる。

が、今はそんなことを気にしている余裕はない……どうしようこの空気……沈黙が痛い。


声1つ聞こえない、風が吹き、木々が音をたてるだけで静寂が周囲を満たす……


「えーと……す、進もうか?」


無理あるかなー? と思いながらも皆に指示を出す……


「そーだなアンノウン、進もうか……って流せるわけあるかぁ!」


ガッシュが笑顔で近づいてくる……いてっ! 結構な強さで頭を叩かれる。


「おまっ! なんだその技は、辺り一帯が消し飛んだぞ!?」

「いやー、あのアーツは気をめちゃくちゃ練らないといけないから上がった生命力以上にスタミナ消費して疲れるんだよ……」


俺が若干答えると再び沈黙が訪れる……


「いや、良いじゃん! 敵を撃退したんだし、結果オーライっしょ?」


だよね? そうだよね??


段々と声が周りに声が戻ってくる。 『おお、うぉおお! すげえよ! 』といった声が聞こえてくる。


いやー、皆流してくれるようだ……よかったよかった。

そう安心した俺に新しい沈黙の原因が襲う……


「てか、いまアンノウンて言ったことね? シーカーじゃないの?」


というあるプレイヤーの一言にプレイヤーに一気に沈黙が広がる……


……………………「ガッシュてめ! 何てことを! 俺達の中だけの呼び名をいま言うとは!」


「すすす、すまん、遂うっかりいっちまった……!」


俺とガッシュが小声でしゃべってるうちにどんどんその話が広まり、遂には700人近い視線に俺達は突き刺されることになってしまった……


「ど、どうする!? もう言っちまうか……?」


「いや、だがそれは皆の意見をだな……」


相談している俺達にプレイヤーが詰め寄ってくる……!


「ま、まぁ待て! この事は第2の街に着いてからしようじゃないか!」


落ち着かせようとする俺達に絶望の一言が放たれる!


「でももう暗いからここで野宿だろ?」


そうじゃん! 教えてくれよ!

という声があちこちから飛んでくる!


「くそぅ、何でこった……まぁ教えても良いんじゃないか?」


ガッシュまで敵に回るのか……! んー、なら他のメンバーに聞いてみるか……それで決めよう。


「私も言っても良いと思うよ~♪ きっとそのうち知られると思うし?」


「僕もいいよ。 その方が面白そうだしね」


「俺も良いと思うぞ! 知名度上がりそうだな、にしし!」


いつも間にかそばに来ていた3人が賛成の意見を出す……ナツカにウィスパーをとばすとちょっと恥ずかしいけど別に問題ないよ! と言われた。……しゃあねえ、んじゃ教えてもいいかー、皆別に良いらしいし……


「じゃぁ教えるから静かにしろよ!」


ざわつくプレイヤー達に俺達の渾名(コードネーム)を教える。


この後俺達の二つ名がコードネームと同じものになったのは言うまでもない……


そして、色々疲れた俺達は野営の準備をして、見張りを数人立て、眠りにつく。




「3時の方向から20体くらいのバトルホースの群れが来てるよ!」


「そうか、じゃあ遊撃部隊を40人ほど回せ! 」


サラの報告を受け、すぐに部隊を動かす。


あと少し、街まで2時間程というところで魔物がまた増えてきた……昨日もだが多方面からの部隊の攻撃、戦力の順次投入は此方を疲弊させるための手段……?


シルキーも なんか統率がとれてる気がするよ……と呟いている。確かにその通りだ。


もし誰かが魔物を統率していると仮定すれば非常に不味い、街に近付く程魔物の量が増えていくだろうことが予想される……


一応警戒だけは指示を出しておこう。


その後も徐々に襲撃の回数が増え、遂に先程200体を超えるバトルホースの群れに襲われた。しかもその背にはゴブリンを乗せていた個体が数体いた。、そしてゴブリンはナイトゴブリンに変わっていて手強くなっている。


これは本格的に統率者がいる可能性が高くなったな……


「サラ、シルキー、先見部隊に魔物に統率者がいる可能性がある注意しろ と伝えてくれ。俺はラークとガッシュに伝えておく」


この増えかたは明らかに統率者、それも知性ある者がいる。

拠点は恐らく第2の街だろう……




第2の街が見えてくるとそこには1000体近い魔物の大群が陣形を作って待ち構えていた……

プレイヤーやNPC達がざわめく。


「皆、静かに! やはり予想が的中し、敵の統率者がいるみたいだ。俺達はNPCの移動をクエストとしている。 街を拠点にされたままでは達成出来ない! なのでこれより部隊を半分に分ける! S1~11は突撃部隊だ、そして、残りの部隊がこの馬車を護衛する。魔法部隊は50人を護衛にし、残りの全て突撃部隊に回す! 50人を誰にするかはサラが決めろ!

遊撃部隊は全員突撃だ!

そして防御部隊! お前たちはガッシュ他50名に護衛についてもらい、それ以外を突撃とする!


さあ、最後の戦闘だ……気張れよ! 全軍、突撃開始!! 」


俺の合図と共にプレイヤー軍が叫び声と共に魔物軍に迫る!


そして俺は統率者がどこにいるか探す……要るならそこら変の部隊に混ざってるか若しくは後ろで突っ立ってるだろう。



いた、前線で一際大きな斧を振り回している赤いゴブリンが。


そのゴブリンはタンク3人を一撃で吹き飛ばすほどの膂力を持っているようだ……


「シッ! [壱之型:柊]」


即座に距離を詰め、アーツをぶつける!

槍がレッドゴブリンの肩に突き刺さりHPを1割程減らす。そして、さらにそのまま槍を横に振ることで切り裂く!


「[マジックアロー・マルチプル]!」


更に魔力矢を放ち牽制し、避けた瞬間を狙いアーツを放つ!


「はっ! [肆之型:桜]!」


幾百の突きを全身に受けレッドゴブリンの身体がのけ反る。

そのうちに持ち直したタンクにスイッチする!


「少しの間時間稼いでくれ! 速攻で終わらせる!」


「分かった! 防御は任せろ、牽制は魔法で頼む!」


指示を聞いたタンクが魔術師と連携して時間を稼ぎ始める……早速蒼纏を発動させ、拘束用魔術の準備にはいる。


「よしっ! いくぞ! [無魔法:デュオ] [砂縛] [岩鎖]! [秘技 刹之型:影]」


砂がレッドゴブリンにまとわりついて縛り付け、更に岩の鎖が押さえつけ、槍をレッドゴブリンの胸に突き刺す!

しかし、思った以上にレッドゴブリンの力が強く、拘束から抜け出されてしまい、レッドゴブリンが斧で槍を弾こうとする……


……掛かった!


ここで……[クイック]!


時が止まったような世界で槍が斧に当たろうとした瞬間、軌道を変え、槍の鎌がレッドゴブリンの首を刈り取る!


秘技 刹之型:影は敵に一撃目を防がれかけた瞬間攻撃の軌道を自在に変えられるアーツだ。本来ならタイミングがシビアで失敗するとそのまま弾かれて終わりになるがクイックを使った状態ならタイミングはなんの問題もなく出来る。



疲労を軽減するためにクイックを解除し、まだいる魔物の討伐をする。

統率者を失って混乱が広がり連携が取れなくなった魔物はアーツを使う必要もなく、武器の追加攻撃もあり、次々と殲滅できた。他のプレイヤーもありったけの魔法を打ち込んで魔物を全て屠っていた。


因みに威圧を使ってみたら気を纏っていたせいもあってか半径20メートルほどにいた魔物を全てに平伏された……うん、きっとレベル差がありすぎたせいだよね……?




そして、8月16日、βテスト終了4日前遂に俺達は第2の街に足を踏み入れた。


『クエスト NPC大移動 をクリアしました! NPCに被害0で達成したことでボーナスポイントが追加されます』


まず街に入った俺達は宿を探した。移動したNPCが格安で宿を提供してくれるらしく、皆が競って宿を探したのだ。

なんとか4人部屋と一人部屋をとり、俺達はリベレーターズギルドのツヴァイ支部に赴いた。


カランカラーン……とドアについているベルがなる。


「リベレーターズギルドツヴァイ支部にようこそ! この度はNPC大移動クエストお疲れさまでした! そして、ありがとうございます! さて、ご用件はなんでしょうか? 」


受付嬢に話しかけると満面の笑みでお礼を言われた。

だがのほほんとばかりしている訳にもいかない。俺達はクエストの結果発表がいつ有るのか聞きたいのとあとギルドホームをこっちの街に移せるのかというのを聞きに来たのだ。


だがそんな俺たちに衝撃の事実が……まずは普通な方から、クエストの結果発表は明日の正午にアインの街で行われる。

そして、こっちが衝撃だったんだが、プレイヤーが到達できた街はそれぞれの街の広場にある噴水の前のポータルで転移可能らしい……


あらビックリしただ!

でも拠点は変えたいのでお願いすると、拠点をそのまま持ってこれるらしい。なので早速土地を決め、ギルドホームを第1の街から移してもらった!


よし、明日は結果発表と祭りだな!

じゃぁログアウトを……

っとその前にステ振りステ振り!



ステータス


Name シーカー

年齢 20

種族 ヒューマン Lv72

職業 魔法鍛冶師

セカンド 槍士


()内は職業、称号補正値 HPMPには反映しない

HP 303/303

MP 303/303

Str 101(+13)

Vit 101(+3)

Int 101(+3)

Agi 101(+18)

Dex 101(+23)


BP0


固有スキル

状態異常耐性(微)


Master Skill

unique:御影流槍術 (マスターしたことによりアーツを無言で発動可能)


スキル

special:蒼纏Lv39↑up

rare:健眼Lv20 ↑up

鍛治Lv30↑up 生産者の心得Lv25 土魔法Lv46↑up 気配察知Lv36↑up 魔力操作Lv35↑up 無魔法Lv31↑up 空き1

威圧Lv3


アーツ

御影流槍術

壱之型:柊 無駄の無い突き クリティカルでダメージ2倍

弐之型:閃 横への一閃 敵に裂傷を付与(微)

参之型:霞 防御貫通攻撃 同時に他のアーツを発動可能

肆之型:桜 気と槍の無数の突き 敵に麻痺を付与(微)

伍之型:砕 石突きでの打撃 敵に骨折、気絶を付与(微)

終槍:赤椿 柊と桜の複合技 敵に出血を付与(微) クリティカルでダメージを1.8倍


奥義 滅之型:無我三閃 相手の弱点を直感で見抜き、最高威力の突きや斬撃を3発ほぼ同時に放つ。ダメージ1.8倍

部位破壊(大)備考 蒼纏発動時のみ使用可能。クイック発動時効果が(大)から(特)になる。


秘技 刹之型:影 攻撃が敵によって弾かれる瞬間に軌道が変わる。弾かれそうになければ2撃入れることが可能。

ダメージ2倍


殲滅技 天之型:天元滅鎌槍 (ハイパーノヴァ)手に持った槍と連動して動く気で構成れた鎌槍。 振り下ろしが地面に当たった瞬間にエネルギーが瞬間圧縮そして一気に解放されることにより広範囲にダメージをもたらす。 攻撃範囲 気の量に比例。



蒼纏

加速クイック:使用者の全てが加速する。

扱う人の適正により加速には個人差がある。

使うと使用後に激しい疲労感が襲う。レベルが上がると緩和されていく。


【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ 巧き者 疾き者 殺戮者 無慈悲なる者 処刑者


殺戮者:1分以内で500体以上の魔物を討伐。

自分よりレベルがしたの相手に対しダメージが1.2倍になる。


無慈悲なる者:慈悲をかけることなく大量の殺戮を行った者に贈られる。スキル『威圧』を使用可能。この称号で使えるようになったスキルはスキル欄の制限なくセット可能。


処刑者:200体以上の魔物を即死させた者に贈られる。

クリティカル時のダメージが通常ダメージの2倍になる。


装備

パラサイズスピア Str+78 効果:麻痺攻撃(中)

魔槍効果:全属性魔力展開可能。無魔法が最も効率が良いが後の属性は変わらない。


マナプリジャーコート (死神仕様)

マナプリジャーコートをスケルトンソルジャーの頭蓋骨で強化したのコート。

Vit+31 Agi+26 Int+17

効果:麻痺抵抗(中)


麻痺蝶のイヤリング (蛮族仕様)

麻痺蝶のイヤリングをブラッディウルフの牙で装飾、強化したイヤリング。

Int+24

効果:麻痺抵抗(大)


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