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「くっそ! 休憩部屋が一変、モンスターハウスとか鬼畜過ぎんだろ!!」
次々とホップしてくるコウモリとスケルトンを捌きながらラークが叫ぶ!
視界には数え切れない程のコウモリが飛び回り、目の前には大量のスケルトンが押し寄せる……
俺達はイスルとサラを中心に正三角形の形に陣をとり、迎え撃つ……
原因は一定時間部屋に留まることだと思われる。
あの後5分後、台座に気づいた俺が台座を覗くと薄い青色から黄色っぽく色を変えた……
なんなんだ? と不思議に思ったものの別に気にしずに休憩に戻ってしまった。
そして、10分経ったとき、休憩を終えて出ていこうとした瞬間……台座の石が赤く輝き、砕け散ると同時に通路が塞がれ、台座の上にポップポイントが発生した。
「くそ! イスルとサラを中心に正三角形の陣形を組め! 死に戻りなんかしてたまるか! 全員生き残るぞ!」
「「「おうっ!」」」「ええ!」
全員が返事を返す!
「「[竜鱗]!」」「[小人の誇り]!」
ラークやガッシュ、イスルが固有スキルを発動し、戦い始める。
サラが大規模の広範囲魔法の詠唱を始める……まずは俺は詠唱が完成するまでの時間稼ぎだな……
シッ! はあっ!
よってくるスケルトンを一閃して腰骨を切り飛ばし、石突きで頭蓋骨を砕き、コウモリの群れを気配察知で感じる相手の動きを先読みして多段付きで仕留める。
「渇っ!」
気を練り、一気に質量を持たせて解放する……俺の前方にいたコウモリとスケルトンが吹き飛ぶ!
「[砂時雨]!」
吹き飛んで地面に叩き付けられたコウモリとスケルトンに向けて砂の礫を飛ばす!
ある程度制御された砂の礫はコウモリとスケルトンのHPを消し飛ばす!
ガッシュとラークもうまく捌けているようだ……
「準備できたよ!ギリギリまで引き付ける!…………[ファイアートルネード]!!」
俺達を中心にして炎の竜巻が巻き起こる!
スケルトンが炎に包まれ、他のスケルトンに延焼し、コウモリは竜巻に突っ込んでは燃え尽きていく……
しかしらファイアートルネードが消えていくと再び魔物が押し寄せてくる。
やっぱあの湧き穴を潰さないとダメだな……蒼纏を使うか、何秒で可能か、どうすれば出来るか……
魔力操作があるじゃないか、なら……いけるか!? ははっスキルのレベルあげにちょうど良いぜ!
「ラーク、ガッシュ! 周りの奴ら散らした後ポップポイントを壊す! 何秒持つ!?」
「壊せんのか!? 壊せるなら保って20秒だ!」
「守るだけなら幾らでも任せろ。鉄壁の守りを見せてやるよ!」
ラークが叫び、ガッシュが余裕の笑みを返す。
そして、準備が整う。
「よし、じゃぁやるぞ! イスルとサラはそのままラークとガッシュの援護頼んだ!」
「任せろ(て)!」
「[輪廻の砂]!」
全てを輪廻の和に帰す砂がスケルトンを地面に引きずり込む……
これでスケルトンは粗方片付くだろ……あとは!
「[蒼纏]!」
「[砂時雨]![暴食の砂嵐]!」
更に砂の礫がコウモリを撃ち落とし、砂嵐が新たにポップしてくるスケルトンとコウモリのHPを消し飛ばし、四散させていく。
ポップポイントに接近した俺は魔力をポップポイントから奪い始める。
奪った魔力は全て魔法に横流しする!
永続的に供給される魔力に暴食の嵐は勢いを留めるどころか更に勢いをまし、既にラークたち4人に近寄る魔物は居なくなっている……
くっ!
魔力が多いな!
形態を変化させないとただ吸収して放出するだけじゃ魔物がまたポップしてしまう……
魔力……魔力……なにかないか!?
もうそろそろ限界だ! 暴食の嵐が暴発しそうだ……!
蒼纏に更にMPを込めるにしても限界があるし……
……!!
あぁ! そうか、魔力操作で形態を変えれば良いじゃねぇか!
……そうか、魔力を魔力で無効化してやる空間を作れれば!
できるかわからないがやってみるだけの価値はあるだろ……!
溜め込んだ魔力を一気に属性のない、言うなれば無属性の魔力を解放する!
「いくぜ! 即席無属性魔法! [魔力無効化空間]!」
透明の目に見えない膨大な魔力の波動が暴風となって部屋を駆け巡る!
暴食の嵐がキャンセルされ、部屋には風で飛ばされないように耐える4人と暴風を起こした俺以外が消えていく……
暴食の嵐が完全に消え、ポップポイントも霧散していった。
「終わった……!」
「「「「「…………よっしゃ(やった)ー!!」」」」」
ピロン♪
ピロン
『一定以上の無属性魔力の行使を確認しました。無魔法を修得します』
「おっ、無魔法覚えた……!」
「おお! すげぇ、レアスキルか……?」
皆が興味津々に見詰めてくる……
が、まずは街に戻ることにする。
「じゃぁ俺達が取ってる宿に来ないか? 話したいこともあるしな!」
ということでラークたちにが泊まってる宿、『不死鳥の宿り木』に来た。
そこでラークに話し掛けられる。
「なぁ、俺達のパーティーに入らないか? ソロも良いけどさっ! パーティーもすげぇ楽しいだろ?」
「そうだな……まぁ、いいよ。パーティーの方がピンチの時安全だしな、そして何よりすげぇ楽しい!」
俺はこのパーティーに入ることになった。
「これでメンバーが5人揃ったな! 宜しくな!」
皆が口を揃えて歓迎してくれる。
そして部屋につき、さっきの無属性魔法について聞かれた……
「いや、ノーマルみたいだぞ。お前らも無属性魔力を一定以上行使すれば覚えられるみたいだな。 他にも色々使えるみたいだぞ? 魔法を追跡型にも出来そうだしな」
最後の台詞をニヤリ、と笑って言うと
「ほんと!? それなら私覚えるわ! ねぇねぇ、シーカー君っ、たまに練習に付き合ってよ!」
と、サラが食いついた!
「もちろん、空いてる時間ならいつでもいいぞ! あ、あと名前呼び捨てで構わないぞ。他の奴らもな! ていってもこれからは同じパーティーで動くからな、空く時間は大体同じだろ」
「わー! ほんと!? やったぁ、ふふっ、嬉しいな~。うん、よろしくね、シーカー! そうだね!」
「ところで1つ聞きたいんだが、ガッシュとラークは何でブレスを使わないんだ?」
気になっていたことを聞くとガッシュが言いにくそうに答える
「あー……それは、俺達ってブレスとか今までしたとこないじゃん?だから変な感じがして狙ったタイミングで使えないんだ……」
「それは、大変そうだな……まぁ、まずは雑魚で慣れていくしかないんじゃないか?」
「おそうだな! それしかないよなー。あ、話は変わるがシーカー、あの最後のは凄かったな!あの蒼いのはレアスキルか? いや、ユニークかスペシャルか……」
「あれは凄かったね、いきなり蒼いオーラ?みたいなのを纏ったと思ったら魔法連発するし、動くの早いし、ビックリしたよ」
ガッシュがあの部屋での最後の行動を思い出したように言い、イスルが
「あれはスペシャルだな……まぁ、お前らなら良いかな、ラークも信用してるし……ステータス見るか?」
「見る!」
4人全員の言葉が被った。
「いや、皆で見せ合おうぜ! 」
「いいな、それ! あ、ステ振り終わらせとこーぜ!」
ラークが見せ会うことを提案しガッシュの一言で皆がステ振りをする。
そして、イスルが音頭をとる。
「それじゃあ、せ~の、はいっ!」
ステータス
Name シーカー
年齢 20
種族 ヒューマン Lv51
未転生のレベル1~50まではレベルが上がりやすくなっていますが、レベルは51からレベルが高くなるほど上がりにくくなります。
職業 鍛冶師
()内は職業、称号補正値 HPMPには反映しない
HP 240/240
MP 240/240
Str 80(+13)
Vit 80(+3)
Int 80(+3)
Agi 80(+3)
Dex 80(+10)
BP0
固有スキル
状態異常耐性(微)
スキル
unique:御影流槍術Lv27↑up
special:蒼纏Lv7↑up
rare:健眼Lv12 ↑up
鍛治Lv18 生産者の心得Lv17 土魔法Lv21↑up 気配察知Lv19↑up 魔力操作Lv11↑up 無魔法Lv1 new! 空き1
アーツ
御影流槍術
壱之型:柊 無駄の無い突き クリティカルでダメージ2倍
弐之型:閃 横への一閃 敵に裂傷を付与(微)
参之型:霞 防御貫通攻撃 同時に他のアーツを発動可能
肆之型:桜 気と槍の無数の突き 敵に麻痺を付与(微)
伍之型:砕 石突きでの打撃 敵に骨折、気絶を付与(微)
終槍:赤椿 柊と桜の複合技 敵に出血を付与(微) クリティカルでダメージを1.8倍
蒼纏
加速:使用者の全てが加速する。
扱う人の適正により加速には個人差がある。
使うと使用後に激しい疲労感が襲う。レベルが上がると緩和されていく。
【称号】先駆者 オールラウンダー 孤高のソロ
装備
血狼の十文字槍 Str+42
血狼の皮鎧一式 Vit+25 Agi+19
Name ラグナロク
年齢 ???
種族 ドラゴニュート Lv41
職業 剣士
()内は職業補正値 HPMPには反映しない
HP 275/275
MP 90/90
Str 95(+10)
Vit 90
Int 30
Agi 80(+10)
Dex 60
BP0
固有スキル
ブレス 竜鱗
スキル
剣術Lv18↑up 体術Lv11↑up 威圧Lv9↑up 剛腕Lv19↑up 俊足Lv18↑up 思考強化Lv11↑up 空き4
アーツ
剣術
スラッシュ:ダメージ補正1.3倍。
唐竹割り:クリティカル率+50%
横薙ぎ:ダメージ補正1.3倍。
体術
全身凶器:体を使った攻撃にダメージ補正1.5倍。
俊足
ダッシュ:更に動きが速くなる。
剛腕
怪力:更に力が強くなる。
装備
鉄の剣 Str+24
フォレストウルフの皮鎧一式 Vit+31
Name ガッシュ
年齢 ???
種族 ドラゴニュート Lv39
職業 重戦士
()内は職業補正値 HPMPには反映しない
HP 260/260
MP 90/90
Str 80
Vit 105(+20)
Int 30
Agi 65
Dex 65
BP0
固有スキル
ブレス 竜鱗
スキル
大盾術Lv19↑up 頑丈Lv18↑up 威圧Lv8↑up 剛腕Lv19↑up Vit強化Lv13↑up 防御の心得Lv6↑up 挑発Lv11 空き3
アーツ
大盾術
シールドバッシュ:盾を構えて突進し、敵を叩き潰す。
ガード:被ダメージ減少5%
剛腕
怪力:更に力が強くなる。
挑発:Lv×10秒間、自分に対する敵の敵対心を高める。
Lvを上げるほど敵からの憎悪値が高くなる。
装備
鉄の大盾 Str+8 Vit+15 ダメージ軽減5%
フォレストウルフの皮鎧一式 Vit+31
Name サラ
年齢 ???
種族 エルフ Lv41
職業 魔術師
()内は職業補正値、HPMPには反映しない
HP 100/100
MP 360/360
Str 30
Vit 35
Int 120(+20)
Agi 99
Dex 70
BP0
固有スキル
MP回復速度上昇(微)
スキル
杖術 火魔法Lv19↑up 水魔法Lv10 治癒魔法Lv12↑up 移動詠唱Lv2↑up 魔力操作Lv17↑up 空き4
アーツ
杖術
殴打:走りながら杖で殴る。ダメージ補正1.3倍,
突撃:杖の先で突く。クリティカル率+30%
魔法
融合魔法:二つ以上の魔法を融合させた魔法。MP消費量は多いが威力も高い。
装備
魔樹の杖 Int+23
装備 フォレストウルフのローブセット Vit+15 Agi+20
Name イスル
年齢 ???
種族 ドワーフ Lv37
職業 罠師
()内は職業補正値、HPMPには反映しない
HP 168/168
MP 120/120
Str 58
Vit 55
Int 40
Agi 77(+10)
Dex 95(+10)
BP0
固有スキル
豪腕 小人の誇り
スキル
罠作成Lv1 罠解除Lv1 投擲Lv19↑up 気配察知Lv20↑up 魔力察知Lv17↑up 俊足Lv14↑up 暗視Lv7↑up
「……やっぱりシーカーだけ違うなー。数字が全部同じだし、ユニークやスペシャル、レアもあるのか……すげーなっ!」
「そうだね! 流石だよ、でも50からレベル上がりにくくなるって本当なんだね……シーカーだけ、2レベルしか上がってないよ?」
「いや、あの戦闘で2レベルも上がったんなら上出来なんじゃないかな? 上がりにくくなってるんだし……」
皆が口々に俺のステータスについて考察し始めるから、慌てて止めに入る!
「そんなことよりお前らも皆レベルも大分上がったな!」
そんなあからさまな話題転換に乗っかってくれるやつが約一名……!
「だなっ! 俺なんて7レベルも上がったぜ? あのモンスターハウスから生還できたお陰だな! 明日からは北の洞窟でレベル上げで良いか!? あ! いや……まずはシーカーに武器を作ってもらいたい!」
「うんっ! それはいいね~♪」「ああ! それがいいよ」 「それがいい、頼んだぞ、シーカー!」
「おう、任せろ! あ、あと思ったんだがこのパーティーならサラの杖以外なら見た感じ全部作れるぞ? ラークの剣はまぁ刀にするとして問題ないし、ガッシュの盾も金属製だからいける、イスルの針も何回か練習すればできるだろ」
「ほんとか!? それはありがたいな!」
3人が喜ぶなかサラだけがブスッとしてこっちを睨んでくる……
「な、ならサラには小刀でどうだ……?」
サブウェポンなら作れるだろ……と思って言ってみる。
新しくスキル取らないといけないけどな……
「ほんとにっ!? じゃぁ頑張ってスキル石取ってくるよ!」
嬉しそうに目を輝かせる姿に思わず笑ってしまう。
態々取らなくてもサブ武器なら十分だろうに。
「よし、それじゃぁ明日はまず素材を持って工房に行って、武器作りでいいか?」
俺が聞くとオフコース!と全員が親指を立てる。
そかそか、それじゃぁ今日はもうログアウトしましょうか……




