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勉強訓練訓練とたまに遊びという日常を過ごし1ヶ月が経とうとしていた。
幼女に課す日常では無いといまだに思うが慣れというものは怖いもので次第に普通のことのように思えてくる。
これだけ勉強や訓練をしても頭は普通体はぷにぷにというのが私自身の評価です。
勉強する事によって確かに知識量が増えたがそれを私という凡人が運用する時点で天才にはなれないわけで。
体は・・・。うん、筋肉が全然増えていないのに大人顔負けの力が出せるので人外だろう。
この二つは見た目的にはわからないので問題はない。
一番の問題は角。
そして私の体の年齢は5歳。
6歳になれば義務教育が待っているのでこの角を隠さないといけない。
角の存在は病院で最初に検査した時にわかっていて先生達は最初から知ってたようだ。
隠そうと鉄のヤスリをただの棒にした私の努力って・・・。
私の角についてクレア先生に詳しく聞くと硬度はダイヤモンド以上らしい。
病院で検査中に私が爆睡している時に角のかけらでもいいから採取しようとしたが無理だったらしい。
気がつかないうちに頭が削られそうになっていた事に不満を漏らすがクレア先生は笑って歯専用の方のドリルが削れてたよと言っていた。
笑い事では無いんですけどね。
某ネットで有名な少年革命化になる道もあるかなと思ったがそんな事をするとモルモットとして拉致される可能性が高くなるとみて早々に諦めた。
「角よ引っ込めー。」
文明の利器で太刀打ちできない角をひっぱたり押したりしても無駄だがやらずにはいられない。
病院でも角の長さが測られていたらしく1ヶ月で2ミリ伸びていたようなのだ。
この調子でいくと小学校入学までに完全に髪の毛で誤魔化せなくなる。
試行錯誤していると眉間に力を込めた時そこから角に変な力が流れている事に気がついた。
前世では感じた事がないよくわからないものだったがもっと流れを強くしてみる。
頭の何かが引っ込んだ感じがして慌てて触ってみると。
「角無くなってる。」
もしかして頭の角が頭蓋骨にめり込んだのかと思い姿見と手鏡で頭を見てみると角があった形跡すらない。
不安になった私は妙さんを呼び病院に連れて行ってもらい頭のMRIを撮ってもらったが普通の人の頭と変わりがないと診断された。
私の担当医の先生も不思議に思ったようで何処かに連絡していたようだが気にしないようにする。
家に帰ると訓練の準備したクレア先生が待っていた。
私今異常事態が起きて大変なんですけどという目で見つめる。
「角が無くなった変化を測定しないとな。」
どうやら角があった時の私との比較をしたいようだ。
角が無くなった事により不安や安心半々の微妙な気分の時にやめてほしい。
そんな事関係ないと言わんばかりに今日の訓練もハードだった。
「角がなくなって3割くらい運動能力落ちてるな。角が補助の役割をしていたのか?」
3割運動能力が落ちてると途中でわかったなら訓練を止めて欲しかった。
今私地面を感じているの。
動けないの。
本気で動けていない事にクレア先生が気づいて私を持ち上げる。
「すまんすまん。やりすぎた。今日は休めるように奥さんに言っておくよ。」
最早講義する気力もない私は妙さんに預けられ洗われ着替えさせられベットに寝かされる。
寝かされた時には体力も少しは回復していた。
「角がないと体力の回復も遅いのか。」
角があった時はこれだけ体力を消耗しても10分もすれば回復し切っていたのだ。
角があれば気怠い体が治るのかと病院に行く前に頭に感じていた流れを感じ取り同じ事をしてみる。
頭に違和感が発生し触ってみると。
「角生えてる。」
10分間角が生えた状態で過ごし体力が回復してから角を無くす。
角の出し入れが自由自在と判明するとしばらく病院コースになると判断しこのことは黙っている事にする。
明日からは見た目は普通の人間として生きようと決める。
格闘術の訓練はしばらくは角ありの時の訓練メニューだったが3日ほどで角なしメニューに変更された。
人前というか先生達の前で角があると訓練がキツくなると学習した私は絶対に角は人に見せないと再決意するのであった。




