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出発準備

予約投稿を利用することにしました。

今後は夜の10時投稿です。

よろしくお願いします。

……あの後、あたしが帰れない理由を、みんなに説明した。

みんな、複雑そうな表情をしてたけど、あたしがみんなを家族のようだからっていったら、うれしそうな顔をしてくれた。


そして、あたしたちはガーネットへ出発の準備を始めた。

特に装備関係だな。あたしが狩ったドラゴン。あの皮や牙で装備を作ることにした。

あたし、トキワ、マリーは、軽めの鎧とトキワの大剣、マリーの槍の穂先、それぞれドラゴンの牙で作り直した。ちなみにあたしは太刀をつくってもらった。さすがに見たことのない武器だから大変そうだったけど、やっぱ使いやすいもののほうがいいからね。

シオンは今まできていたローブの裏に、ドラゴンの皮の補強を付けた感じにしてた。やっぱあんまり重いのはつらいみたい。武器などはもともと魔術師で必要ないけど、ドラゴンの骨を使って杖をつくって、そこにあたしが魔術をいくつか仕込んだ。

さっすが、ドラゴンの骨って丈夫だからね。けっこーいくつも仕込めたのでシオンが使いこなしてくれることを願う。


準備、というか装備ができるまでの間、あたしたちはプレナイトに戻ったり、新しく仲間になったヤマブキさんとの連携について訓練したりで時が過ぎて行った。……さすがに黒羽のスピードについても多少は慣れてくれた模様。天狼さんは平気でついてきてたけどね。あ、天狼さんの名前は内緒だそう。というか、知られるとほかの人が魔術かけたりできるようになっちゃうから普通は秘密なんだそう。ただ、黒羽のばあい、あたしの使い魔兼真竜ってことで、手出しできるのは、神々くらいだそうで安全だって。

……もっともあいつが出てきたらわからんが。

ーーあーほんと、会いたくない。はあ。

そうして時間は過ぎ、装備や食料などの準備も完了。あたしたちは東の海辺の港に来ていた。

おー。さっすがに海はひろいなー。

この海、一定先までは行けても、その先は通れないそう。空間がゆがんでて、入ったとこに戻っちゃうんだって。スマホとーしての神様情報だから間違いない。

ちなみにスマホの連絡が取りやすいのは、各国の主神といえる神様だそーな。ここはトパーズ様、先ではガーネット様、海ではダイヤモンド様が出れくれるらしい。

「さて、出発だな」

海に見とれてたあたしに、トキワが声をかけてきた。

「そうね。船旅も楽しみだし」

マリーもウキウキしてる。

「僕は船のほうが興味あるけどね。魔術を使って進むらしいし」

こっちはシオン。これも魔術師のシオンらしいかな。

「……船、海」

「大丈夫です。船は沈みませんし、万が一でも私がいるでしょう。……船酔いはあきらめてくださいね」

ヤマブキさんと天狼さん。……ヤマブキさん、船酔いすんだ。言ってくれれば、なんか防止用の薬、用意したのに……。

「!用意できるのかい」

「今からじゃムリ」

「そんな……」

そして、あたしたちは船に乗り込む。

船長さんたちも、あたしたちの役割を聞いてるそうで、親身になってくれてる。

「キキョウ様、ガーネットまでの船旅、ぜひ楽しんでいってください」

まあ、あたしの正体も聞いてるらしくこうなった。

ちなみにヤマブキさんは公的な場いがいでは、普通の対応。「そうじゃないと、かえって目立つからね」たしかに。

そして、あたしたちはガーネットに出発した。

いよいよ出発。

到着前に閑話が入ります。

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