意外な訪問者
あらすじ
取りあえず言い出しっぺの法則に乗っ取って達成して情報収集中…
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フォロットル王国と魔王・ガオーン率いるワーウルフの軍勢とドワーフの一部族を上手く共存させる為に始めた新たなフォロットル王国の国土に水路を確立させて農村部・居住区・そして娯楽の商店区を作り上げた上でフォロットル王国は新たな新体制国家として門出を切ることになる。
一応は小猫族の黒猫である俺が先導した事は他国に情報公開しない上で今回の製作の1件はレイラら達がワーウルフらと交渉した上で実現したと言う事になっている。
下手に小猫族の黒猫の情報を他国に情報を流すのは俺にとってメリットが無いからであるからだ。
少なくともラインヴィッセル王国に俺が生きている事を知られるのは色々とめんどくさい事に巻き込まれるような気してならないのだ。
取りあえずの方針はナタリアとベンケイは鉱山の魔物討伐を数多くこなしてレベルアップして貰う事とレイラと俺はグスタフらから情報を集める事で当面の間はフォロットル王国に滞在する方針である。
少なくともグスタフの話では蜥蜴人・悪魔・巨人は好戦的な種族で互いに牽制し合っている状態が続いてるらしい。
唯一森人だけは領土である千年樹の樹海から侵攻もしていないという話なのだ。
その理由は天敵である蛮族が近くに棲み着いている為に外の魔王勢力と争う暇がない様子だとグスタフから聞いていたからだ。
今はこの各種族についてグスタフから知ってる限り情報を入手した上で今後の俺らの方針を決めて行かなければならない。
善衛を任せるベンケイとナタリアには鉱山や近隣に出る魔物討伐をガルシア将軍率いるフォロットル軍とワーウルフ精鋭部隊と行動をともにしてレベルアップをして貰っている現状である。
「その蛮族ってどういった種族なんだ? オークとかオーガとかそんな感じ?」
「一言では言い表すのは難しい種族でな。下手をしたら魔王となる王が誕生したら蜥蜴人・悪魔・巨人らに匹敵する程の強さを持つ種族なんだ…」
「なにそれ怖ッ!?そんなヤベェ種族なの?蛮族って!? 」
「あぁ…我らワーウルフも下手に手出しは出来ない種族であるのだ。 非常に残虐非道な種族で女ならどんな種族でも孕まし、より強靭で獰猛な蛮族を産ませる種族であるのだ… 」
グスタフの知る限りでは蛮族は 豚人族や 鬼人族、醜小鬼等の様々な種族の血筋が入り雑じった混合種である為に知性よりも強靭な肉体と巨体を持つ種族で主に棍棒や巨大な鉈等を使うというのだ。
また人間や魔物とわず襲い掛かり残虐な狩りをするとも言われている。
よし、決めたぞ。森人の領土には蛮族には絶対に近づかない。
少なくともレイラやナタリアがどんな目に合わされるかわかったものではないし、話が通じる相手じゃないなら言葉での交渉は無理だろう。
関わらないのが賢明な判断であろうし、森人って高貴で高飛車な性格してるのが定番だろうしな。 愛知の女は気が強いヤツが多い高飛車みたいなヤツが多いし、わりとあの有名な武将の様な性格に近いだろう。
ぶっちゃけレイラとナタリアいるから森人の女は興味はないな。
俺、高飛車な性格の女は苦手というかNGだもん。
「よし、森人の領土には近づかない方針で!!!蛮族にレイラやナタリアが捕まって酷い目に合わされるのは避けたいからな… 」
「あら?クロなら博識な森人から情報収集を優先すると思ったのに…」
「森人って高貴で高飛車なタイプ多いし、俺苦手なんだよ。そういった性格の女も野郎も… 」
「あぁ~何か分かるわ。クロ、ラインヴィッセルのアルムニスが嫌いって言ってたもんね…」
そいや、あのおかっぱ神官にハゲになる呪いを送ってなかったわ。 ツラ思い出しただけでも腹が立つ野郎だぜ。
すると、グスタフと話してた部屋にフォロットル王国の見張りの兵士が慌てた様子で扉をノックして入ってきたのだ。
「何事だ。騒々しいぞ?今、クロ殿に魔王勢力について話を… 」
「も、申し訳ありません!!!で、ですが、その魔王がいる森人の使者がクロ殿と交渉したいと… 」
えっ?はっ?何で俺がフォロットル王国にいるのがバレてるの? 異世界で森人の知り合いなんていねぇぞ?
つーか、何で俺がご指名されてるの!?
訳がわからない為に取りあえずはその森人の使者と話をする為にレイラとグスタフとともに部屋を出たのであった。




